加藤綾菜、夫・加藤茶との10年を語る「“嫌いな夫婦”1位に選ばれたことも」

女子SPA! / 2021年1月13日 15時46分

写真

加藤綾菜さんと加藤茶さんご夫婦

 お笑いタレント・加藤茶さん(77歳)の妻である加藤綾菜さん(32歳)。結婚当初は、45歳差という“超年の差婚”で激しいバッシングを受けながらも、まもなく結婚10周年を迎えます。最近では介護や栄養学を学び、一年がかりで食育インストラクターの資格も取得。

 自身のスキルを活かし、2020年5月より始めたYouTubeチャンネル「加藤家の日常」では、加藤茶さんとの結婚生活が垣間見れます。今回は、そんな加藤綾菜さんに話を聞きました。

◆夫・加藤茶の病気を機に、資格を取得

――「加藤家の日常」を拝見しましたが、すごくアットホームな感じが伝わってきます。最近では資格をたくさん取られていますが、きっかけは何でしたか。

加藤綾菜さん(以下、加藤)「私が20代の時に結婚したのですが、加トちゃんがパーキンソン症候群って大きな病気にかかってしまったんです。身体中が痙攣してご飯も食べられないような状態で、みるみる痩せていきました。

 無事に退院ができて、ちゃんとした栄養を摂ってほしくて、料理教室を探したり、『食育インストラクター』って資格を取ったりしていました」

――愛を感じますね。

加藤「そんななか、YouTubeチャンネルで普段の食事を紹介していたのですが、視聴者の方からの健康や料理に関する質問コメントに答えられないことが多々あって。『私、まだまだ勉強不足じゃん』って気づかされました。

 そこから猛勉強して取った資格が介護職。ホームヘルパー1級・2級はもちろん、健康食にも興味を持ち、今年は『介護食アドバイザー』と『生活習慣病予防アドバイザー』の資格も取得しました」

◆舞台で頑張る夫を、愛妻弁当でサポート

――YouTubeではお料理の動画をよくアップしていますが、普段から自炊しているのでしょうか。

加藤「はい。ほとんど毎日のようにお弁当を作っています。加トちゃんは、明治座で舞台をやったりするのですが、出前ってなるとトンかつやラーメンとか、カロリーが高いものばかりになっちゃうんですよ。

 2回公演とかになると、8時間くらいはかかるので、差し入れやお菓子をもらったりすることも多いので、お弁当はポトフとか、フルーツだったり、あっさりしたものにするように心がけています」

◆夫婦で支え合って叶えたい夢

――加藤茶さんと生活するなかで、普段どんなことを心がけていますか。

加藤「前は身体が弱くて大変でしたが、今ではすっかり元気になりました。介護の勉強をしていて思ったのは、加トちゃんに対して過保護にしてしまっていたこと。

 旅行に行っても歩くのがしんどいって言ったりして、ちょっと歩いただけですぐにタクシー使ったり、最初はすべて加トちゃんの好きなようにさせてあげていました。でも、それが逆に体力を落としていたんだなって気付き、今では健康寿命を伸ばすようにどうしたら良いかを常に心がけています。

 『芸人として、85歳まで舞台に立つ』っていうのが加トちゃんの夢。絶対に叶えさせてあげるためには、多少の厳しさも必要だと思っています」

――なるほど。

◆デイサービスの現場でボランティア

加藤「将来、加トちゃんが病気とかで何かあった時、資格を取っただけでは何もできないので、今はデイサービスの現場にボランティアで行ってます。

 現場に出てみると、教科書で学んだことと全く違って、何気ないコミュニケーションの中からこの人が何を望んでいるのかを汲み取ったり、とても勉強になります。

 おばあちゃんってミーハーな方が多くて、最初は『あなた、加トちゃんの嫁なんでしょ』と色々と聞かれたりしたけど、今ではすっかり仲良くなっちゃって。『あの子にまた会いたい』って言われる時はすごく嬉しいですね」

◆結婚した当初はバッシングの嵐だった

――結婚した当初は「年の差婚」ってこともあって、世間からバッシングされたこともありましたよね。

加藤「当時は『誹謗中傷=加藤綾菜』って言ってもいいくらい、それはもう凄かったですよ。加トちゃんの事務所にクレームがいったり、それこそネット上での悪口は、ひどい時だと1日1万件くらいはあったんじゃないかなぁ。

 ネットを見ると傷つくので、その時は一切見るのをやめました。事務所の方も私の目に触れないように、色々と配慮してくださったかと思います。ただ、今の時代ってTwitterとかで簡単にすぐ住所が特定されてしまうので、結局、5回も引越しする羽目になりました。引っ越した次の日にはもう住所がバレてしまった…なんてこともありました。

 スーパーに行った帰りに、自転車がボコボコにされていたり、家の玄関にペンキを塗られたりするのも、しばしばありました。体重も10キロくらい痩せちゃって、心身ともにボロボロ状態。加トちゃんは隣でずっと支え続けてくれたけど『何十年って芸能界をやり続けてきて、あの時が一番辛かった』と言ってました」

◆「嫌いな夫婦ランキング1位」になったことも

――本当に壮絶な経験だったのですね…。どのようにして乗り越えられたと思いますか。

加藤「久本雅美さんがいろいろと相談に乗ってくださって、自分を取り巻いている状況や、毎日が辛いってことを、正直にお伝えしました。そしたら久本さんが『人がどう思うかじゃなくて自分がどう生きるかだよ』ってアドバイスをくださって、心がスッと軽くなりました。

 あとは母からもらった言葉も大きかったです。私って中学校1年生の時に、いじめに遭ったことがあるのですが、シングルマザーだった母はいつだって味方になってくれました。

 加トちゃんとの結婚で、ある意味、世間からいじめに遭った時に母からかけてもらった言葉を今でも覚えています。嫌いな夫婦ランキング1位になった時に、『おめでとう。何だって1位になるのはスゴいことだよ』って。私と一緒に傷ついていたと思いますが、それを表をまったく出さずにいてくれて、親の偉大さというか、器の大きさを感じましたね。

◆いつかは認められる日がくる

――昨今、誹謗中傷に悩んでいる人も多いと思いますが、何かメッセージをお願いします。

加藤「まずは自分自身が強くなること。昔は人の目や世間体をすごく気にしてたけど、自分の人生は誰も代わってくれないし、好きなように生きていくためには、自分が強くなっていくしかない。

 あとは、正面からまともに相手をしないってことも大事ですね。どんなに腹わたが煮えくりかえったとしても、何も言い返さないことを決めて、とにかく我慢しました。もちろん世の中全員って訳にはいかないけど、待っていれば絶対にいつかは認められる日がくると思います」

<取材・文/黒岩秀利>

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング