美人すぎると生きづらい?浜辺美波似・27歳がキレた瞬間「もう知らんがな!」
女子SPA! / 2021年1月24日 8時47分

「美人過ぎるのが悩み」
もし友人にこんなことを言われたら、あなたはどう反応しますか?
大半がイラっとするか、冗談だと笑い飛ばすでしょう。言い放った本人が本当に美人なら、逆に清々しくて気持ちがいいかも。今回紹介するのは、本当にそんな悩みをもった女性です。
◆美人が全員リア充というわけじゃない!
都内の金融会社で働く峰山まりかさん(27歳・仮名)は、職場だけでなく多くの取引先から「ものすごく浜辺美波に似ている」と噂が広がるほどの美人さん。実際にお会いしてみると、浜辺さんに、さらに大人の色香を足したような美貌の持ち主です。
でも、その表情は曇ったままです。
「うちの家系はみんなハッキリした顔立ちで、弟や妹も『イケメン、美女』と周りに言われてとにかく目立っています。でも性格はどちらかというと内向的で、学生時代から目立つ人気者グループがちょっと苦手。明るくて誰とでも仲良くできる人たちとどう接していいか分からず、『ウェ―イ!』なんてノリのいい挨拶もムリだし、なんか手をこうパンパンと叩きあうリア充な挨拶も気後れしてできませんでした」
拳(こぶし)を握りしめたまま軽くぶつけ合ったり、廊下ですれ違いざまにハイタッチをするリア充の謎の儀式。たしかに、全員が対応できるわけではありません。
◆学生時代は「どのグループに属するか」でモメる
さらに峰山さんをめぐって、頻繁に“ある争奪戦”が行われてきたそうです。
「それは『クラスのどのグループに属するか』という誘いでした。小中高、そして大学と『アタシたちのところにおいでよ!』ととにかく勧誘がすごい。クラスのカースト上位のイケてるグループや、友達の中に読モやそこそこ人気のユーチューバーがいるグループ、ほかにも頻繁に合コンを開催してたり、他校の男子との出会いに命をかけているようなガツガツ系の女子グループとか……。
誘ってくれるのは嬉しいのですが、みんな私の表面だけを見て声をかけてくれる。趣味や性格、好きなものや悩みなど、私自身のことにはほとんど興味を持ってくれませんでした。しょせんは男ウケ要員だったり、『存在が目立つから』という理由だけで誘われていたんです」
またその美貌から、勝手に「男性経験が豊富そう」「男をたぶらかしまくっている」と根も葉もない噂が一人歩きすることも多かったとか。
◆合コンでは、同性から都合よくダシにされる
社会人になってからは、さらに都合のいいように使われていました。
「どうしても人が足りないからと誘われていった合コンで、幹事だった女性の同僚A子が私を勝手に“男遊びの激しい、わがまま女王さまキャラ”としていじってきて。面倒くさいから何も言い返さなかったら、彼女は『見た目はそこそこだけど、よく気がきくキャラ』をあからさまに演じ始めました」
男ウケも女ウケもとくに意識していなかったという峰山さんは、ビールのお酌をして回る彼女に何を言われようとスルーして、ガンガンと手酌で飲み続けたそうです。
「もうしらねえよ、勝手にやってくれよという感じですよね(笑)。でもそのとき参加していた男性陣はころっと騙されて、まんまと彼女がモテまくっていたそうです」
◆男性から声をかけられても、薄っぺらすぎて悲しい
「何度か合コンに強制参加させられるうちに、私に声をかけてくれる男性もいたのですが……」
男性からかけられる言葉は、いつも似たような一言ばかり。
「『可愛いね』『綺麗だね』を壊れたファービー(言葉を覚える人形のおもちゃ)のようにひたすら繰り返すばかりで。言葉の重みゼロです。ガンガン言い寄ってくれるのは外見で勝手に惚れてくれた人や、浮いたセリフを連発する勘違いな人がとにかく多かった気がします。いわゆる、自分が見えていない無鉄砲な人や、勘違い男ばかり。
そのほかの男性は何も話していないのに、私のイメージを勝手に作り上げて『俺なんて』と卑屈になったり、自虐的になる人が多かったような……。だから、社会人になって付き合った彼氏は1人だけ。それも3年前の話です」
◆「美人だね」と言われたら、何を返しても不正解
そして社会人になった今、コミュニケ―ションの難度も相当上がりました。
「合コンのときもそうですが、とくに難しいのは女性からの一言です。容姿を褒められたとき、『そんなことないですよ』『〇〇さんの方がお綺麗ですよ』なんて謙遜(けんそん)しようものなら、『わざとらしい』『謙遜がかえって自慢に聞こえる』と陰口を言われる。
じゃあ反対に、『ありがとうございます』『嬉しいです』と答えると、『自意識過剰』『いい女ぶって痛い』と言われて。八方ふさがりというか、もうどないせいっちゅうねん! という感じで笑えてきました」
元々内向的、しかも成長するにつれて上辺しか見てもらえないことで自己肯定感が低くなっていった峰山さん。もちろん性格など個人差はありますが、“美人だからこその悩み”も相当抱え込んでいたそうです。
しかし彼女も好き勝手言われ放題ではありません。
◆美女が突然「キレた」できごととは?
ある日、その“プッツーン”は突然やってきました。
「謙遜もだめ、認めてお礼を言うのもダメ。とにかく社会人になってから一番モテるのは『浮かず、目立たず、無難な人』、そして、そこそこ整っている人なんですって。いかにみんなに紛(まぎ)れられて、そこそこのスペックを維持できるかが大事だよって言われたんです。例の合コンで私をダシにする、エセ気遣いの女A子から。
その瞬間、気が付いたらはっきりと『いや、知らんがな(笑)』と言い放っていました。なんかもう人の目を気にしたり、『みんな私の表面しか見てくれないんだ』と一人で落ち込むのもバカバカしくって」
するとA子が、「本性でた(笑)。どうせ私よりもかわいいと思って……」と言ってきたので、それにかぶせるように「そうだよ。だって現にあたしの方が整ってるじゃん」「どっちが上とか興味ないけど、あえてA子が比べるなら断然あたしの方が上だと思う」と、本音が止まらずだだ漏れ状態になったというまりかさん。
「今までうっぷんが相当溜まっていたんでしょうね。周りでア然とする同僚たちに、『ねえ!? そうだよね!』と思わず声をかけたら、みんな一斉に頷いてくれたんです(笑)。勢いで巻き込んでしまって反省しましたが、初めて言い返せて、スカッとした瞬間でした」
それからは、「言いたいことはハッキリ言う美人キャラ」になったとか。
出る杭は打たれても、“出過ぎた杭は誰も打てない”のです。
―私のコンプレックス―
<文・イラスト/赤山ひかる>
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