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16時間食べないだけでスルスル痩せる?! 1日3食が体の負担になるワケ

女子SPA! / 2021年3月28日 15時45分

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写真はイメージです(以下同)

「痩せたい」「エイジレスなスタイルになりたい」。体について女性の悩みは尽きません。でも美ボディの基礎はなんといっても健康です。今まで「何を食べるか」に焦点をあてていたダイエット本ですが、「食べない時間を増やす」を提唱してきたのが、『「空腹」こそ最強のクスリ』。

 オリエンタルラジオの中田氏が運営する『中田敦彦のYouTube大学』にて、「一番の名著来たかな」と大絶賛したこともあり、30万部突破のベストセラーに。中田氏自身が実践し、「やせた」「肌つやが良い」「血色が良い」のを体感しているといいます。今まで様々な健康法に取り組んできた中田氏いわく、「一番実践しやすい」と猛プッシュ。かなり気になりますよね。

 ということで著者である医学博士の青木厚先生に話を聞いてみました。

◆なぜ1日3食だと、胃腸の休むひまがない

 そもそも、“一日3食が理想的である”という考え方には、確固たる裏付がないそう。

「『それどころか、一日3回食事をとると、胃腸をはじめ、内蔵が十分に休むことができず、疲弊してしまう。体内で炎症が起きやすい。『食べすぎ』を招き、肥満になりやすい。高血糖になりやすい。老化が進みやすい。など、健康にさまざまなダメージを与えることになるのです」(コメントは青木厚先生、以下同)

 この食事方法は、40歳で舌癌を患った青木先生ご自身が考案したもの。なんと9年以上も癌再発を防いでいるのです。

 一日3食。私達に刷り込まれた習慣ですが、なぜいけないのでしょうか。「胃腸をはじめ、内蔵が休む時間がない」と青木先生は言います。

「具体的には、食べものが胃の中に滞在する時間(消化されるまでの時間)は平均2~3時間、脂肪分の多いものだと、4~5時間程度。小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解して、水分と栄養分の8割を吸収し、大腸は、小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収します。口から入った食べものが大腸に行きつくまで、途方もない時間がかかるのです。つまり、一日3度食事してしまうと、胃腸は休む間もなく消化活動をしなければならないのです」

◆連続16時間の空腹時間をつくる

 食べすぎによる害から体を守るには、“連続16時間の空腹時間をつくること”。しかし“空腹”や“断食”と聞くだけでハードルが高い!と怯みそうになります。でも仮に8時間睡眠をとるとしたら、あと8時間を確保すればいいのです。

 青木先生が「16時間」にこだわるのには理由があります。

「ものを食べて16時間たつと体の中で『オートファジー』が機能しはじめます。オートファジーとは、古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせる仕組みのこと。つまり『空腹が、細胞の生まれ変わりのスイッチ』になるわけです。体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化し、若々しい体に導いてくれます」

◆「空腹力」を鍛えよう

 睡眠時間8時間+睡眠前と睡眠後の4~5時間を空腹時間とする、このルールはいたってシンプルです。たとえば、夜8時までに夕食を終え、次の食事は翌日の昼12時の昼食。これで16時間あきます。

 とてもわかりやすいのですが、朝起きてから4~5時間食事なし=朝食抜きということになります。やはり長年の習慣から脱却するのは、すぐには無理というもの。そんな時の救世主が「味つけされていない素焼きのナッツ類」です。

「ナッツ類にはビタミンやミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれていますし、さらに『ナッツ類に含まれている不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化する』と、まだ研究段階ですがわかってきました。

 ナッツ類が苦手な人は、『生野菜サラダ、チーズ、ヨーグルト』でも可能です。くれぐれも『ご飯や麺類、パン、肉』といった、『食べものの塊』に手を伸ばさないようにしましょう」

◆土日は体のリセットタイム

 毎日お昼近くまで何も食べられない、かえってストレスになってしまう、こんな声も聞こえてきそうですが、大切なのは無理なく続けることです。最初は土日をリセットタイムにしてはいかがでしょう。土日は朝遅くまで寝ている、というスケジュールなら、空腹時間を16時間にするのも難しくないと思います。

「毎日空腹の時間を作ろうと無理をするよりも、できる範囲で長く続けることのほうが大事」と青木先生も継続を第一に勧めています。

 この食事方法には、制限すべき食べものはありません。好きなものを好きなだけ食べたいい、というのは何よりの励みになるのではないでしょうか。そして、16時間の空腹を守るだけで2週間で5kg痩せた方もいるそうです。健康になってきれいになる、まさに私達が叶えたい新しい願いが、この1冊に詰まっていると言っても過言ではありません。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx

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