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婚活写真が“幼いおばさん”だった37歳女性。婚活ノウハウを信じたのに

女子SPA! / 2021年11月3日 15時47分

写真

麻衣さんの婚活プロフィール写真

 こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

 アラフォー世代の婚活女性でたまにお見かけするのが、プロフィールの写真が「幼いおばさん」になってしまっている女性。マッチングアプリや結婚相談所でうまくいかず、私のところを訪れてきたのが、彼氏はできるけれど結婚できないまま37歳になった女性、麻衣さん(関西在住・外資系マーケティング企業勤務)です。

 その後、服も写真もプロフィールも変えて、劇的な展開を迎えます。

◆マッチングアプリでの婚活地獄

 手軽で便利な出会い方としてすっかり普及した、マッチングアプリ。結婚を考えていた彼氏と別れることになった2014年ごろ、当時30歳だった麻衣さんはペアーズに登録したそうです。

 その後いろんな男性とマッチングして、付き合うことになった方もいました。それでも結婚にはつながらない。次の彼氏とは結婚と思いながらアプリを使い続けて、35歳になるころからは癖の強い男性に遭遇したり、マッチングしてもメッセージが続かなくなったりしてきたと感じ始めたそう。

 ペアーズがちょうどどんどんユーザーを増やしていた時期だったこともあり「変な人が増えたのかな」ぐらいに思ってペアーズで婚活を続けていた麻衣さん。

「その頃は『結婚相談所はもっとモテない人が利用するもの』ってイメージを持っていて、マッチングアプリで婚活を続けていれば結婚できると思っていました」

 そして37歳を迎えたころ、結婚相談所で結婚した友達が副業で結婚相談所を開業し、婚活しているなら入会しないかと誘われたのです。麻衣さんは誘ってもらったので、結婚相談所に登録して婚活してみることにしたのでした。

◆新規登録者あるあるの“入会バブル”とは

 相談所は大学の卒業証明書、独身証明書といった書類の提出が義務づけられるので、すぐに登録できるわけではありません。せっかく結婚相談所に登録するのだからと、事前に麻衣さんは情報を調べていました。

 ある結婚相談所のブログで、結婚相談所の「入会バブル」について紹介されていたそうです。結婚相談所は初めに登録したときに申し込みが殺到し、これを入会バブルと呼びます。さっさと婚活を卒業する方々は入会バブル時に申し込みされた人とゴールインするし、「新規登録」というだけで人気があるのでこの時期は無駄にしてはもったいない、といった内容でした。

 麻衣さんもその「入会バブル」を期待していたのですが……。

◆「バブル起こってないやん!」自分の市場価値を知る

 彼女が情報を公開してから、申し込みが来たのはたったの17人。期待を大きく下回っていました。「中にはだいぶ歳上の50代の男性も含まれ、ほとんどが40代後半で年収500万円前後の未婚男性でした」。麻衣さんがいいなと思う男性に自分から申し込みをしても、20人に1人から承諾してもらえる程度。

「申し込み20人以下って、バブル起こってないやん!」

 突っ込みを入れながらも自分の相場の低さに衝撃を受けたのでした。

 仕方がないので、まずは50代男性も含め10人ぐらいの男性と会ってみることにしたという麻衣さん。並行して、ダイエットも開始しました。結婚相談所のプロフィールには体重を入力する項目があるのです。66キロぐらいだった麻衣さんは65~69キロという区分で表示されていましたが、60~64キロ台を目指してパーソナルトレーニングジムに入会したのでした。

◆婚活ノウハウを読み漁るほど、迷走が加速する悲劇

 いろんな男性に会ったそうですが、お互い距離が縮まる感じもしないままということが多かったそうです。麻衣さんは婚活ブログや恋愛コラムを読み、婚活について研究するようになりました。

・男性にお茶をご馳走になるのであれば、手土産を渡すと好印象になります!

・婚活の服装は、女性誌『美人百花』に載っているようなブランドがおすすめ!

 こういうノウハウが、ネット上にはたくさんあります。お見合いには1000円ぐらいの手土産を持っていくようにし、丸井でパステルカラー花柄のフレアワンピースを購入し、写真も撮り直しました。

 ダイエット効果で体重も60~64キロ台に下がり、結婚相談所のオプションでプロフィールをピックアップ掲載(自身のプロフィールを上位掲載する機能)したところ、入会バブル第二波(?)で18件ほどお見合いが来たそうです。

 しかし、失礼な男性との遭遇が続きます。

 麻衣さんから申し込んだある教師は、お見合い希望日が平日でした。こちらから申し込んだ手前、有休を取得してまでお見合いに向かったのですが、彼は明らかに「がっかり」が顔に出ていたそうです。他に、自分からドタキャンしたのに責任を彼女になすりつけるような態度の男性もいたそうです。

 38歳の誕生日を半年後に控えた頃、婚活に行き詰りを感じた麻衣さんは私のところに相談にやってきたのです。

◆その婚活ノウハウは、自分の年齢に合っていますか?

 早速、麻衣さんのプロフィール写真と文章から、改善ポイントを率直に伝えていきます。

「この写真だと、幼いおばさんですね。アラサー向けの『美人百花』に載っているブランドを、27歳が着ればかわいいと思うんですけれど、37歳が着ちゃダメなんです。難しすぎるんです。服も写真も変えましょう。この写真だとあんまり自立している女性にも見えないのでもったいないですよ。

 ご自身の年収も高いので公開しましょう。趣味の筋トレは男性にも人気あるし、漫画好きも会話のきっかけになります。プロフィールで筋トレと漫画はアピールしたほうがいいですね」

「わかりました。今の結婚相談所は友達が副業で始めたところだし、間口を広げるためにももう一つ、A社という結婚相談所にも登録しようと思っているんですけどどうでしょうか?」

「こちらは同じ連盟加盟の結婚相談所ですし、お友達の相談所で十分ですよ。こういう外見のまま出会いの場を広げても結果は同じなので、年相応の女性になって魅力を上げる努力が先です」

 麻衣さんに限らず、ふんわりパステルカラーの服を着るのが婚活の正解と思っているアラフォー女性は多いのです。婚活ノウハウの多くは30代前半以下向けでアラフォーが同じことをやると大惨事です。

 麻衣さんは助言をすべて受け入れてくれました。ちょうどそのころ、体重も50キロ台に突入していたのです。筋トレで引き締まったメリハリボディを活かす、ボディラインの分かる服で写真を撮り直し、自己紹介文も変え年収も公開して掲載したところ、10日で申し込みが100件を超えました。

 申し込んでくれた男性は30代後半の同年代~40代前半が中心で、年収は700万~1000万円ぐらい、離婚歴がある方も増えました。

◆怒涛の逆転劇が始まった

 麻衣さんは私や友人仲人が「疲れない?」と心配するほど、1日2~4人で会うペースでお見合いを入れました。それまで苦戦していただけに、男性たちが申し込みしてくれることがとってもありがたかったそうです。

 1か月で20人ほどと会い、真剣交際を申し込まれたのは3人、そのうち1人の男性と誕生日直前に真剣交際を始めました。プロフィールを変えて1か月半後のことでした。

「振り返ると、結婚相談所に登録して“入会バブル”が来なかったときはものすごいショックでした。活動の場を増やせばいいのかなと思って菊乃さんのところに相談に行った時も、自分の外見がダサいという事実にショックを受けました。仲人は友達だし、正直に言えませんよね。

 自己流で婚活していたら、いまだにマッチングアプリで自分の相場を読み違えたまま婚活し続けていたかもしれません。辛くても、他人からの指摘は必要だなと思いました」

 麻衣さんは100人以上の男性から申し込みが来ても「素敵な写真を撮ってくれたカメラマンさんのおかげですよ」「素敵なプロフィール作ってくれた菊乃さんのおかげです」と、天狗になることもなく関係者の手柄にしてしまうような人柄の方でした。お見合いした20人男性のうち、向こうから断られたのは0件です。

 10キロ近いダイエットも成功し、ご自分の努力で婚活成功させたのでした。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】

恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

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