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マッチングアプリで“禁止行為”をしようと必死。「会ってはいけない」ヤバいユーザーの特徴を運営に聞いた

女子SPA! / 2024年11月30日 15時47分

◆「マッチングアプリにはサクラがいる」口コミの“実態”

マッチングアプリを運営していて、ユーザーさんの行動で困ることは他にもあるそうです。

「アプリの口コミに『サクラがいる』と書かれることがあり、困っています。運営がサクラを雇うことはないんですけど」

なぜ「サクラがいた」と感じるユーザーがいるのかというと、マッチングしてメッセージのやり取りをし始めた相手がすぐに退会したり、アプリを退会しようとしたタイミングで「いいね」がついたりすることがあるためです。特に男性は「サクラがいる」と感じるケースが多いでしょう。

前回の記事でもお伝えしましたが、マッチングアプリは主に男性がたくさんの女性に「いいね」を送り、女性は「いいね」をくれた男性を選別する構造になっています。そのためマッチング1件の“重み”が男女で異なるのです。

男性には女性からの「いいね」があまり来ないのでマッチングする人数も少ない傾向にあります。一方で、女性は「いいね」をもらいやすく、何百件も「いいね」をもらい、数十人とマッチングしていたりします。

そんな中で、一人一人の男性の優先順位は簡単に下がってしまいやすいですし、不快に感じる言動があれば相手からブロックされることもあります。マッチングアプリでブロックされると、相手側には「退会したユーザーです」と表示されるのです。

◆なぜ男性ユーザーは女性を「サクラ」と思いやすいのか

また、退会した相手が不正ユーザーというケースもあります。なりすましなどの不正ユーザーかどうかは、プロフィールの他、メッセージ内容や通報から判断するそうです。不正ユーザーも対策に対応して進化するため、今の不正ユーザーはプロフィールだけでは分かりにくくなってきています。

男性は相手からのメッセージを閲覧するには有料会員にならなければなりません。有料会員になってすぐに相手が退会すれば、「サクラだ」と感じてしまうケースもあるでしょう。運営としては安全対策のためにやっていることなのに、サクラと呼ばれるのは歯痒いですね。

それから、退会しようとすると「いいね」が付くのは、ログイン中のユーザーの方が閲覧されやすいためです。やめようとしてアプリを開くとログイン中になります。ユーザーを引き留めようとしてアプリ側がサクラを雇い「いいね」をしているわけではないのです。

アプリに限らず婚活パーティーなどでも、タイプじゃない異性に対し「友達の付き添いで来た」と言うケースがあります。筆者はこういう場面に遭遇して「サクラがいた」と言っている方にもお会いします。自分が魅力的なら「友達の付き添いで来た」とは言われないのですが、自分に都合がいいように解釈してしまうのですね。

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