AAA浦田直也、会見のウラにあった「所属事務所の誤算」

週刊女性PRIME / 2019年4月24日 21時30分

謝罪会見を開いたAAAの浦田直也

 『AAA』のリーダー・浦田直也が起こした女性暴行事件に、のんびり週末を過ごしていた人たちはビックリ仰天だっただろう。

 芸能界の歴史の中で、“暴行事件”は数あれど、コンビニで面識のない女性をビンタした事件は、初めてかもしれない。

 彼は、逮捕された翌21日の夕方5時過ぎに釈放されたのだが、そのあと3時間たらずで謝罪会見を開いたのだった。

 驚くほどスピーディーな対応に、エイベックス所属だけあるな、と思ったのだが──。

“バタバタ”な会見

 会見はエイベックスの本社で行われた。釈放前から会見を開くことを決めていたのかもしれないが、セッティングに十分な時間があったのかどうか疑問が残る。

 18時30分に受付開始というプレスリリースを18時過ぎにメールで受け取った記者もいたようで、取材する側もかなりバタバタだったのだろうと想像できる。

 日曜日ということもあって、エイベックスの広報担当者と名刺交換したことがある記者たちに直接連絡が届いたようだ。

 それにしても、今回のような謝罪会見はあまり見たことがない。

 事件の当事者である浦田の態度が目に余ると感じた人は多かった。会見の冒頭で、カメラのフラッシュを浴びながら浦田は、

「この度は私のあってはならない行動により、被害者の方にご迷惑をお掛けした事をお詫びいたします。本当に申し訳ございませんでした」

 と、深々と頭を下げた。続いて、

「自分の立場があるのに泥酔し、記憶をなくすまで飲み、あってはならないことをしたことを心から反省し、心からお詫びいたします。ファンの皆様、AAAのメンバー、関係者の皆様、家族、本当にたくさんの方にご迷惑をおかけしました」

 と述べ、活動自粛を発表。

 ヘラヘラしていて、ただ謝罪の言葉を並べているようにも思えたが、ここまではまだ良しとしよう。

 だが、肝心の女性に対する暴行について聞かれると、

「記憶に残っていない」

「覚えていない」

 を繰り返し、すべて“酒”のせいにしてしまった。

 これに対し、ネットでは、

《酒を飲んで記憶がないから、しょうがない、というようにしか聞こえない》

 などという、非難の声が殺到。

 中には、

《会見でのヘラヘラしたリーダー見たら、もう怒りしかなくて、本当に本当に許せない》

《個人的にAAA好きになって応援して12年経つけど、今回の浦田直也の逮捕はクソすぎて呆れた。酒飲もうがナンパしようが自由だしいいよ。問題は警察のお世話になること。結婚、熱愛、スキャンダルの方がよっぽどマシ。記憶がない? 36歳にもなってふざけたこと言ってんじゃねーよ!!》

 というAAAファンからの怒りの書き込みも。

 特に、多くの人があきれてしまったのは、逮捕時の金髪からなぜ髪を黒くしたか、という質問に対し、

黒いほうがいいかな、と

 とニヤケながら答えたこと。真面目に反省しているとは到底思えない。

 普通、このような、謝罪会見を開く場合、記者から出る質問を想定して、事前に答えを用意しておくことが多い。場合によっては、綿密な打ち合わせに加え、シミュレーションなどを行うこともある。

 もうひとつ問題は、会見で話す内容や態度そのものが、視聴者にどう受け取られるか、常識に則(のっと)って考えられていない点だ。

 たとえば、事務所のスタッフや、弁護士が同席し、浦田の受け答えをコントロールすることもできたはずだ。約3時間という準備時間では、会見のセッティングを煮詰めることができなかったのだろう。

 この謝罪会見について、エイベックスも「マスコミ対応は早いほうがいい」と判断したのかもしれないが、この展開までは予測できなかったのではないかーー。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

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