便秘と下痢、かた〜いお肉、服のシミにも即効く「おばあちゃんの知恵袋」30連発!

週刊女性PRIME / 2020年9月28日 8時0分

※写真はイメージです

 各家庭で大事にされてきた、おばあちゃんたちの暮らしのアイデア。それを現代に伝える団体『NPO法人 おばあちゃんの知恵袋の会』代表・村尾宏さんに、コロナ禍の時代、おばあちゃんの知恵が持つ意味を伺いました。

「おばあちゃんの知恵はものがない時代に、先人が体験を通して発見した暮らしの知恵。身近な野菜に薬にかわる素晴らしい力を見つけたり、酢などの調味料に洗剤にかわる洗浄力や殺菌力を見つけたり。命の持つ別の力に注目しています。いわば、“命を使い切る知恵”なのです」

 まさにエコロジカルでエコノミー、そして、いま注目されている“サステナブル(持続可能な社会)”!

コロナで経済不安が高まる今だからこそ、身近な食材や台所にある天然の“くすり”で免疫力を高め、健康を維持することが大事。化学製品ではなく、自然の産物で生活や身体をケアしたり。現代人が探す生活のノウハウがそこにあります。またコロナで引きこもり生活を強いられるときには、昔ながらの掃除で心身をリフレッシュしたり、生活用品を手作りして楽しんだり、そんな暮らしのイベントも見つかるでしょう」

 おばあちゃんの知恵に学ぶことはたくさんあります。では、ここからはジャンル別に、困ったときに役立つ知恵たちを一挙、ご紹介!

風邪かな?と思ったら「健康の知恵袋」

◎大根シロップで、のどの痛みをケア
 大根を1~2センチ角に切り密閉容器に。はちみつをかぶるくらいに入れて、ひと晩、冷蔵庫におく。大根が浮いてきたら小さじ1をなめるか、お湯で割って飲む。

◎長ねぎの白い部分を鼻下に貼って深呼吸
 白い部分を四角くカットし、鼻の下に貼って深呼吸。これも揮発したねぎの香り成分、硫化アリルが呼吸のたびに吸い込まれて鼻水が止まりやすく。

◎たまご酒が“ひきはじめ”に効く
 強壮作用を持つ卵と発汗作用を持つお酒、すぐエネルギーになる砂糖がかぜのひきはじめに効果アリ。作り方は以下。

1 鍋に日本酒カップ1/3を煮立たせ、アルコールを飛ばす。
2 コップに卵1個を溶きほぐし、砂糖大さじ1/2を加えてよく混ぜる。
3 2のコップに1の酒を注ぎ入れて、よく混ぜればできあがり。

《電子レンジでも手軽にできる!》
 耐熱カップに卵を溶き、砂糖と酒を混ぜて注ぐ。ラップをかけずに電子レンジ500Wで約30秒加熱。1度取り出してよく混ぜ、さらに30秒加熱して。

◎下痢したら、緑茶にとろーりはちみつをたらして
 あたたかい緑茶に、はちみつを小さじ1杯。緑茶に含まれるタンニンには、便を硬くする作用があります。腸内環境を整える作用があるはちみつとともに。

◎便秘のときは即席ラッシーを食後に
 グラスに半分ほどのプレーンヨーグルトに、湯冷ましを7~8分目まで注げば、即席ラッシーのできあがり。食後に飲めば、ヨーグルトの整腸作用で便通の改善になります。

◎疲労には和製の疲労回復ドリンクをどうぞ
 しょうゆ(天然醸造のものが望ましい)大さじ1/2を湯のみに入れ、そこに淹れたての熱い番茶をカップ2/3ほど注いで。好みで梅干しを1つ入れても。

◎家にあるものを入浴剤にしてリラックス
 輪切りにしたレモンを数枚、入浴直前に浮かべれば、クエン酸が疲労のもとになる乳酸を分解してくれます。乾燥させた茶がらをパックに詰めて入浴剤がわりにしても、香りでリラックスできます。

◎眠れない夜は青じその和風ハーブティーを
 湯のみに青じその葉を2~3枚入れ、カップ7分目まで熱湯を注いで。香りが出たら飲みごろです。揮発性の香り成分を吸入して、眠気を誘って。

調理の手間を省く「料理の知恵袋」

◎干しシイタケは砂糖入りのぬるま湯につけると早くもどる!
 早く調理したいと干しシイタケを熱湯でもどすのは厳禁! ひとつまみの砂糖を入れたぬるま湯にひたせば、風味を損なわずに早くもどせます。軸の付け根が柔らかくなったら、使ってよし。もどした湯は、味を調節してだし汁に。

◎レモンのワックスなどが気になったら、粗塩でこすってスッキリ
 輸入の柑橘類は、まず粗塩をまぶして手でこすり洗いをしてから、水で洗い流しましょう。汚れとともに表面のワックスなどを落とします。水洗いだけではなかなか落ちませんが、ブラシやたわしを使うと、皮が傷つくことがあるので注意!

◎かた〜いお肉には、はちみつor紅茶!
 はちみつの果糖とブドウ糖が肉の組織にしみ込んで、肉が凝固するのを防いでくれます。表面にうっすらとまぶして、30分ほどおいて調理を。臭みも防止できます。また、紅茶に含まれるタンニンにも、肉の脂肪を溶かして、やわらかくさっぱりした仕上がりにできる効果が。臭みも消してくれます。鶏や豚肉の紅茶煮が定番メニューなのも納得でしょ。

◎安いお米を買ったらおいしくない……はちみつが救世主に
 安いお米、古くなったお米には、炊き始める前にはちみつを加えます。分量は2合につき小さじ1。不思議とうまみを感じるはず。はちみつの甘さや香りは消えるのでご心配なく。雑穀を混ぜて炊いても、風味、栄養ともにアップ!

◎湿気ちゃったおせんべいは、電子レンジでチン!でパリッ
 湿気たせんべいは電子レンジでパリッと元どおり。皿に4枚並べて、加熱時間は500Wで20~30秒。冬なら、紙袋に入れてしばらくコタツの中に置いてもOK。おいしく食べられます。けっこう熱くなるので、きちんと冷まして。

《おばあちゃんオススメ! の隠し味》
◎貝汁には砂糖
 あさりのおみそ汁は、たまに生臭さが気になることも。砂糖を少々入れるとやわらぎます。

◎みそ汁に日本酒
 使っているみそがイマイチなら、みそ汁を作るときに日本酒で溶いて入れると、コクが出ます。

◎酢みそにりんご
「酢みそが酸っぱい!」と気になったら、すりおろしたりんごを加えるとまろやかに。

◎ミートソースに赤みそ
 洋食のミートソースの隠し味には、赤みそがいちばん。コクが出て深みが増します。

家中ピカピカに!「掃除の知恵袋」

◎洗面シンクの汚れは、レモン汁と塩で
 シンクの黄ばみ汚れを落とします。はじめに排水口に栓をして、レモンの搾りかすなどを利用して、全体にレモン汁を塗ったあと、粗塩をまいて10分おく。特に黄ばみが目立つ部分をたわしでこすってから洗い流して。

◎コンロの油汚れはビールの飲み残しで
 飲み残しのビールや発泡酒は、コンロの油汚れ落としに有効利用。アルコールが油汚れを分解するので、布に含ませて、天板から五徳まですみずみまでふき取ります。

◎換気扇のベタベタ汚れには小麦粉!
 こびりついた油汚れは、洗剤では取れません。はずした換気扇を新聞紙の上に置いて、茶こしで全体に小麦粉をふりかけて。小麦粉に油分が吸着して汚れが浮いてきたら、湯でしぼった布でふき取るときれいに落ちます。

◎油性ペンで落書きは、ミカンの皮でこすり落とす
 家具に油性ペンで落書きされたら、怒る前にミカンの皮の外側でこすってみて。皮に含まれる精油成分で、油性の汚れが溶けるかも。ただし、ニスや塗料がはがれないか、事前に目立たないところでチェックのうえで。

◎家具のひっかきキズはインスタントコーヒーでカバー
 茶系の家具なら、インスタントコーヒーを溶いた液を筆で塗ってみよう。家具の色に合わせて、液の濃度を調整するのがポイント。あるいは、同色の靴クリームがあれば、綿棒で塗ってカバーできます。

◎テーブルの輪ジミ、マヨネーズやレモンで解決!
 ニス塗りのテーブルなら、柔らかい布にマヨネーズをつけ、輪ジミの部分にすり込むように磨きます。薄くなったら乾いた布でふき取って。大理石のテーブルなら、レモン汁と塩を柔らかい布につけてやさしく磨いて、薄くなったら固くしぼった布でふき取ります。

知ってると全然違う「洗濯の知恵袋」

◎黄ばんだ白シャツは鍋で煮洗い
 鍋に水1Lと小さじ2ほどの粉石けんを入れ、黄ばみが目立つ白シャツを煮洗いします。吹きこぼれに注意して10~30分煮て火を止め、湯が冷めたらもみ洗い。白さが戻ります。ただし煮洗いできるのは、木綿や麻の丈夫な白い生地だけ。アルミ鍋は黒ずむのでNGです。

◎ほうれん草のゆで汁をシミ落としに
 古い歯ブラシをほうれん草のゆで汁にひたしてから、シミをたたくと薄くなります。ほうれん草のアクのシュウ酸は、クリーニング店のシミ抜き剤に含まれている成分なのです。

◎黄ばんだ小物はレモンで白く
 薄手のハンカチやレースのくつ下などデリケートな白小物の漂白は、洗面器に張ったぬるま湯にレモン2~3切れを浮かべ、ひと晩ひたします。すすぐと白さが戻っているはず。

◎酢や塩で洗うと、色止め効果に
 洗濯機のすすぎに酢カップ1を加えると、色止め+柔軟効果あり。新品ジーンズは、着る前に洗面器の水に塩大さじ1を溶かし、ひと晩つけ置きを。色が落ちにくくなります。

◎手洗いのすすぎにはオリーブオイルやレモン汁を
​ 天然ウールのすすぎの最後に、オリーブオイルを2~3滴たらすと、本来の風合いが保たれます。シルク素材のすすぎにはレモン汁や酢、クエン酸を数滴加えると、仕上がりがふんわり。

◎薄手生地はバスタオルに包んで脱水
 薄手生地は生地が傷みやすく、脱水が難しい。バスタオルの上に濡れた状態の服を広げ両端を折り込み、バスタオルをクルクル巻きます。タオルごと洗濯機で15秒脱水してから、ハンガーに。

◎洗濯機のカビには酢&10円玉で対策を
 洗濯機は月に1度、低水位にセットして酢カップ1を注ぎ、標準コースで回してカビ取り洗浄を。酢には殺菌作用があります。ふだんの洗濯時に10円玉を数枚ネットに入れて洗うと、銅イオンがカビ予防の働きも。

(監修/NPO法人『おばあちゃんの知恵袋の会』、取材・文/宮下二葉、大西虎男)

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