伊藤健太郎の逮捕で顕著になった、芸能界のパワーバランスと弱小事務所の悲哀

週刊女性PRIME / 2020年10月30日 16時0分

人気俳優から容疑者となってしまった、伊藤健太郎

 売れっ子俳優が容疑者になった。

 ひき逃げ犯として逮捕された伊藤健太郎容疑者(23)。運転していた車でバイクをはねたが現場から逃走。取り調べに対し「パニックった」と供述しているという。

過去の映像は使いたい放題

 伊藤容疑者の逮捕で浮き彫りになっているのは、所属する芸能事務所の位置づけだ。

「伊藤は事務所の売れっ子の筆頭で、いうまでもなく稼ぎ頭です。今年9月に、デビュー時に所属していた同事務所に戻ったばかりでした。さあ、これから伊藤で儲けさせてもらうという段階でこの事故は、貧乏くじを引いたようなものです。新聞報道では、違約金が4億円とも5億円とも伝えられていますが、持ちこたえる体力はない。事務所の経営は、かなり厳しくなるでしょうね」

 そう同情するのは芸能プロダクション幹部だ。

 弱小プロダクションの悲哀は、ワイドショーの報道でも明らかだった。

伊藤の映像が、普通に使われていました。力のある事務所、例えばジャニーズ事務所なら何があっても過去の映像なんて使わせない。せいぜい、静止画。数日たてば、静止画もNGで、似顔絵になったりする。元SMAPの稲垣吾郎が道交法違反で逮捕されたことがありましたが、静止画だけでした。

 それに引き換え伊藤のケースは、過去の映像は使い放題で、その上、車の運転についてしゃべっているシーンまでオンエアされた。芸能界のパワーバランスの悲哀を感じましたね」(前出・芸能プロダクション幹部)

 売れっ子だけに、映画会社、テレビ局、CMクライアントなどへの謝罪が、所属事務所にのしかかる。

 前出・芸能プロダクション幹部が指摘する「倒産」の二文字が、日に日に現実味を帯びそうだ。

〈取材・文/薮入うらら〉

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング