三浦春馬さんの「遺産と遺骨」手にする実母、“死人に口なし”でしゃべり倒す違和感

週刊女性PRIME / 2021年2月19日 17時50分

三浦春馬さん(2019年)

《私と春馬は、よその親子では考えられないくらい一心同体でした。たぶん、春馬も私がいない生活は考えられなかったと思うの》

 2月18日発売の『週刊新潮』2月25日号で5ページにわたって組まれた特集記事で、冒頭から《言いたいことはたくさんあるの》と告白を始めたのは三浦春馬さんの実母・A子さんだ。

 昨年7月18日に自宅マンションで亡くなった春馬さんの遺骨は、現在もお墓に入ることなく彼女が持ち続けているという。訃報から7か月経った今なお、安らかに眠ることが許されない故人の周囲で何が起きていたのだろうかーー。

 茨城県土浦市に生まれ、幼少より劇団に所属して子役としてデビューした春馬さん。その後もドラマや映画に出演し、2008年にTBS系ドラマ『ブラッディ・マンデイ』で主演を務めると大ブレイク。以後は演技力に磨きをかけて難役もこなす実力派に成長し、順風満帆な芸能人生活を送っているように見えた。

 しかし、彼を取り巻く家庭環境は複雑なものだったという。スポーツ紙芸能デスクが解説する。

両親は彼が7歳の頃に離婚し、A子さんは春馬くんを連れて自宅から出て行ったのです。その後、彼女は客として訪れていたホストクラブのオーナー男性と再婚して3人で暮らし始めるも、春馬くんは家で1人きりになることが多かったそう。彼の拠り所となったのは、当時通っていた劇団だったと言います」

 しかし、春馬さんが次第に“芸能人”として有名になっていくと、A子さんの興味は息子に向けられていったようだ。

「春馬くんが都内の高校を卒業する頃には、母親や義父との関係も良好に。一方で、次第にA子さんの身なりが派手になっていったと言います。そして、彼女は再び離婚。すると、春馬さんにお金の無心をすることも多くなった、という取り巻く家庭環境の移り変わりが週刊誌などの周辺取材で浮き彫りになっていったのです」(前出・芸能デスク)

 そんなA子さんに愛想を尽かしたのか、以降は連絡を取ることを断っていたという春馬さん。さらに母方の戸籍を抜けて、本名を生き別れた実父の「三浦」に改姓した、とも伝えられた。つまりそれは母親との“絶縁”宣言だったのかもしれない。

実父との20年ぶりの再会で“歯車”が

 そして春馬さんはさらなる行動を起こす。報道によると、いまから2〜3年ほど前、“生き別れた”実父・Bさんと約20年ぶりの再会をはたしたのだという。

「彼にしてみれば、残された“唯一の肉親”で、幼心に父とのいい思い出もあったのでしょう。ところが、当初こそ迎え入れらて絆を深めるも、心臓の手術をするなど健康面に不安を抱えていたBさんだけに、今度は父親からも金銭的支援を求められた、というのです」(前出・芸能デスク)

 母親のA子さん、そして父親のBさんと双方が春馬さんの資産を当てにしていた。そして彼が亡くなったことで、これが遺産争いとなったのだ。

「春馬さんは個人会社を設立していて、所属事務所『アミューズ』からのギャラや印税がそこに振り込まれていたと言います。今後に見込まれる収益は事務所が管理し、基金を設立して収益を寄付していく仕組みになるようです。

 遺産となるのは預金や自家用車などの個人資産で、両親や兄弟で分配されますが、彼は一人っ子なので本来ならば父と母で2分の1ずつに分けられると思います。ただ、Bさんは約20年間を“不在”にして父親としての役割を果たしていたと言えるのか、A子さんがどう判断していたのか」(芸能プロ関係者)

 春馬さんが亡くなって以降、ともに沈黙を貫いてきた両親。A子さんは件の遺骨、生前の記録が残る携帯電話や手帳などの遺品を持ったまま、親族も連絡がとれない“行方不明”状態にもなっていた。

 そんな中で、先に沈黙を破ったのがBさんだった。昨年末に『女性自身』12月22日号の取材に応じたのだ。

 同誌ではまずBさんの知人の話として、「(Bさんは)お金に困っている様子はない」「父子関係がギクシャクした様子もない」と、春馬さんとの関係は良好だったとし、さらに「元奥さん(A子さん)はお金遣いが少々荒いタイプ」と添えられていた。

 そして当のBさんの話。報道をくまなくチェックしていたのか、春馬さんとは「20年ぶりの再会」ではなく「芸能界デビュー後から連絡をしていた」と訂正し、遺産相続については《私自身は息子の遺産はまったくあてにしていません》とするも、

《この数年、(春馬は)母と折り合いが悪く、本人も悩んでいるようでした。いくら母と子といっても、金銭的なことでもめていると聞いて、私も心配はしていたのですが……》

 と、あらためて母子間に金銭トラブルがあったことを強調したのだった。

 すると、『週刊文春』12月31日号に“行方不明”になっていたA子さんが登場する。涙ながらに重い口を開いたという彼女は、春馬さんが役者として稼ぐようになった後も「仕事を続けていた」とし、「役員報酬」を得ていたことや「車を買ってもらった」ことは認めるも「息子に頼った生活をしたことはない」と、一連の報道を否定。さらに、

《ここ七年は経済的な援助と言われるようなものは全く受けておりません。なのでここ数年間本人がどんな心境だったのか、私も全く心当たりがなく……》

 春馬さんとは連絡を取っていなかったことから、“経済的援助”はなかったと繰り返していた。そして故人の埋葬に話が及ぶと、

《まだお墓のことまで考える余裕がありません。ゆくゆくは遺族として為すべきことは必ず行なっていくつもりです。ただ……、もう少し心の整理をつけるまでお時間を頂ければと思います》

 子を失った母の悲しみを吐露していたA子さん。春馬さんが大事に保管していたファンからの手紙などの遺品を手に感謝の意を述べるも、遺産問題について語られることはなかった。

実父が急死、そして実母は…

 そして今年、2月9日発売の『女性自身』2月23日号で事態は急展開を迎える。《実父が遺産問題渦中に急死!》として、Bさんが1月中旬に亡くなったことを報じたのだ。心臓に持病があり「俺はいつ死ぬかわからない」と周囲に話していたというBさんは、同誌によれば行きつけの飲食店を後にしてワンルームの自宅アパートで倒れたとある。

 そんなBさんが生前、取材班にこぼしていたことも付け加えられた。

いまの私お願いは、春馬の墓がどこかに建てられて参ることができるようになること。そして、コロナのために延期になってしまいましたが、仲よくしてくださった方やファンの方のためにも偲ぶ会が開催されること、その2つだけ……》

 子を追うようにこの世を去った父。そして、この訃報から10日もしないうちに冒頭のA子さんによる“ロングインタビュー”が掲載されたのだ。以前に初告白した『文春』ではなく舞台は『新潮』に移ったわけだが、今回は実に“じょう舌”だった。

 Bさんが亡くなったことを弁護士を通して知ったという元妻は《それはショックでした》としながらも、《私は香典を送りましたが、やっぱり最低限のことはね……。だからもう、遺産の件はこれでおしまいです》と遺産問題の“解決”宣言をしたのだ。

 その後も、春馬さんの葬儀に内縁妻を連れてやってきたというBさんがその1か月後に弁護士を立ててきた、などと元夫に対する明らかな不満もぶちまけていた。

《彼がすごく主張してきた部分があって。そう、春馬の遺産を欲しがってきたから争うことになった。彼と春馬を最後に会わせてあげたのは私なのに、感謝の言葉の一つもないどころか、彼は私に対して“いい車に乗っているな”とか“随分とよい生活をしているね”と言い放った

春馬は私が親権を持ち、育てた子です。(離婚時に)一円も貰わずにね。それなのに遺産の権利を主張してきてすごく迷惑でした

 春馬さんとの間になされた“お金を無心”をめぐる報道についてもあらためて反論し、息子から連絡を断たれたことについては《春馬の心身の状態がよくなかったのね》と弁明する。

《私や再婚相手の男性、そして所属事務所のアミューズとの関係で揉めていたし、いろいろな悪いことが春馬の精神や体に重なっていった。タイミングが悪かったんだと思う》

 続けて、春馬さんを取り巻いていた環境やボロボロに蝕まれていった心身についてを、まるで息子が我が身に“降りてきた”かのように代弁し、しゃべり倒すA子さん。そして彼が亡くなった原因にも言及したのだった。

春馬が亡くなった一番の原因は、私がそばについていられなかったこと。そこがもう、凄く後悔しています。たとえ何があったって、私が命をかけて守れなかったことは確か。そこはすごく悔しい。(中略)春馬は私がいなきゃ生きていけない。私も春馬がいないと生きていけない。そういう関係だったの

 Bさんが亡くなった以上は、おそらくはA子さんが全ての遺産を相続するのだろう。現在も遺骨を持つ彼女は今後、Bさんのお墓に埋葬することは考えておらず、地元の茨城に母子が入るお墓を自ら建てるつもりのようだ。

“死人に口無し”

「悲しいですね。亡くなった息子の遺産を両親が取り合うーー。なんとも浮かばれない話になりました」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。

遺産問題はなくなったのに、なぜ、ここまでしゃべる必要があったのか。確かに家庭内の事情やトラブルが掘り起こされはしましたが、いずれは忘れられるような話。しかし、今回のような家族による肉声はインパクトが強く、春馬さんのファンも聞きたくはなかった内容でしょう。よほど腹に据えかねるものがあったのか」

 春馬さんの死去後、ずっと沈黙を守ってきたはずのA子さんだったが、琴線に触れたのはやはり家族の肉声だったのか。

「おそらくはBさんが最初に取材に答えなければ彼女も表に出ることはなく、ここまでの展開にはならなかったのかなと思います。“死人に口なし”ではないですが、まるで離婚後も良好な父子関係を築いていたかのような元夫の口ぶりが許せなかったのか。

 そして、そのBさんも亡くなったことでA子さんのひとり語りになりましたが、世間からすれば彼女の言い分も同じように、証言や反論することが不可能なので“死人に口なし”に映っていると思えてしまいます。こうした状況を何よりも春馬さんが嘆いているのではないでしょうか」(佐々木氏)

 願わくば、春馬さんが安心して眠れる静かな場所をつくってほしい。

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