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矢口真里の“クローゼット不倫”から8年、騒動すら武器にかえる「厚顔無恥のタレント力」

週刊女性PRIME / 2021年4月3日 10時0分

矢口真里

 “クローゼット不倫”──約8年前、『週刊女性』のスクープによって世間を騒がせたその騒動は、日本芸能史に残るレベルの大スキャンダルでした。

 当時、中村昌也(34)と結婚していた矢口真里(38)が中村の不在時に、梅田賢三(33)を自宅に招き入れたところ、中村が帰宅。慌てた梅田は服を着ずにクローゼットに隠れたが、結局、中村に見つかり梅田は土下座をして謝罪。まるでドラマのような展開を繰り広げ、世間に大きな衝撃を与えました。

 その張本人である矢口は中村と'13年5月30日に離婚したことを報告。その後、'18年3月26日に梅田と再婚し、'19年8月には第一子となる男児を出産しました。そして、今年3月27日のブログで、3回目の結婚記念日に夫婦水入らずで食事デートをしたことを報告しています。

 しかし、それが大炎上。

 結婚記念日デートを報じたネットニュースのコメント欄には、瞬く間に彼女へのバッシングで埋め尽くされていったのです。

 自分たちの犯した不貞行為で中村昌也を傷つけ結婚生活を破綻させておきながら、中村はもちろん、その親族らの心情を考えず、ブログで幸せアピールするなんてどういう神経しているのか──要約するとこんな意見が多く見受けられました。

 ただ、いくらとんでもない不倫騒動だったとは言え、もう8年も前のこと。ですから筆者は恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーという立場ながら、“許す・許さない”という以前に“もうどうでもいい”と思っているのですが、世間(日本社会)は彼女の罪を一生許すことはないのかもしれませんね。

大スキャンダル後に再び冠番組を持つ

 しかし、矢口は芸能界から消えません。“クローゼット不倫した女”というレッテルを貼られながらも芸能界で生き残っています。

 そもそも矢口がモーニング娘。の第2期メンバーに選ばれたのが1998年。全盛期のモー娘。を盛り上げ、華やかなスポットライトを浴びます。

 彼女と劇団ひとりの冠番組『やぐちひとり』(テレビ朝日系)は2004年から約5年間も放送されていましたし、2005年にモー娘。を脱退してからも、バラエティースキルの高さから『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)などさまざまなテレビ番組で活躍し“ワイプの女王”といわれたこともありました。

 そんな全盛期と比べると現在のメディア露出は細々としたものですが、それでも再び『矢口真里の火曜TheNIGHT』(AbemaTV)という冠番組をゲット。4月2日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)ではモー娘。OGとしてゲスト出演しました。

 完全復活ではないにしろ、芸能人としてあのどん底からここまで巻き返すことができたのは驚異的。クローゼット不倫から復帰後、騒動をイジられたりツッコまれることをいとわず、再びバラエティー番組に飛び込んでいったことが要因でしょう。

 特に筆者の記憶に強く残っているのは、2018年8月に『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に出演したときのこと。まだ交際前の南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優が偶然共演していたことで神回と呼ばれた放送回でした。

 前述したとおり、矢口はこの年の3月に不倫相手だった現旦那と再婚しているのですが、『全力!脱力タイムズ』ではランドセルを背負った女子小学生のコスプレをし、“ロリコン山里のフィアンセ”というテイで登場。要するに、再婚したばかりなのに、また別の男に乗り換えたという即興コントを熱演したのです。

 そういった不貞行為はもうしないんじゃなかったのかと出演者に問われると、矢口は「いや、でも、恋ってカミナリだ。打たれたらもう、やっぱりちょっと私にも抗えない」といけしゃあしゃあと言ってるのけるのでした。

ブログでタレントの底力を見せる

 「厚顔無恥」。

 まさにこの言葉を体現しながら今を生きているのが矢口なのではないでしょうか。

 好意的に解釈すれば肝が据わっているとも言えるのでしょうが、ストレートに解釈すればツラの皮が厚く、恥知らず……ということになりますよね。

 ただ、彼女を擁護するつもりはありませんが、ここまで厚顔無恥を強化して貫きとおすと、それが一つの才能として昇華されるのだとも感じたんです。

 日本で芸能人を意味する「タレント」という言葉は、そもそも「才能」という意味です。

 芸能界には“演技が上手い”、“歌が上手い”、“話が面白い”、“きれい”etc...といったさまざまな才能を持ったタレントが存在しますが、矢口は騒動を笑い話として開き直りそれを武器ともしています。

 ゲスな言動で脚光を浴びて売れっ子タレントとなった安田大サーカスのクロちゃん同様、どんなに非難されるような特徴であっても、何かひとつでもナンバーワンがあることはタレントとしての強みとなるのです。

 ネットで非難されることは少し考えればわかることなのに、あえてブログに綴るという行為。その背景にあるのは、やはり彼女の“タレント力”なのでしょう。そう、彼女は「厚顔無恥の天才」なのですから。

PROFILE●堺屋 大地(さかいや だいち)●恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー、恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』(文藝春秋)、『日刊SPA!』(扶桑社)、『Business Journal』(サイゾー)などに寄稿している。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。

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