1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「爪がハデな人は母親になる資格なし」結婚できない男女の、残念すぎる“こだわり”

週刊女性PRIME / 2021年7月12日 16時0分

そのこだわり、婚活に必要ですか? (写真はイメージです)

 婚活を難しくしているのは、どんな人たちでしょうか。それは、自分が決めたこだわりがありすぎるタイプ。側から見たら“そんなの、ど〜でもいいことなのに”と思うのですが、ご本人たちは、そこに頑なのです。仲人をしながら、婚活現場に関わる筆者が目の当たりにした婚活事情を、さまざまなテーマ別に考える連載。今回は、「そのこだわりは、婚活に必要ですか?」を見ていきましょう。

年収によって、リモートか対面かにお見合いを振り分ける

 晴恵さん(45歳、仮名)は、美人で若々しく、誰もが知る有名企業に勤めていました。年収も900万円というバリキャリです。大学を卒業してすぐに結婚をし、男の子を出産。子どもが中学生のときに離婚したのですが、彼が社会人として独立をしたのを契機に、再婚を決意しました。

「コロナで会社がリモートワークになったり、人の動きが制限されるようになったりして、1人の時間が増えたら、このまま歳を重ねていくことが、とても不安になりました」

 入会面談のときに、こう言っていました。そして、婚活をスタートさせましたが、お申し込みがくるのは、50代後半の男性ばかりでした。しかも、年収は彼女の半分以下の方がほとんど。

「これではお見合いを受けたい人が、1人もいません」

 そして、ご自身でもお申し込みをかけるようになりました。ところが晴恵さんが申し込むのは、40代の男性で年収がご自身と同じくらいか、それ以上の方。年収が自分よりも低い場合は、年下限定。当然のごとく、お見合いが承諾されることはありませんでした。

 そんな中で、2つ上で見た目も素敵な年収600万円の男性から、お申し込みが来ました。

「この方は、お見合いしてみようかしら」

 気持ちが前に動いたようですが、お見合いは、「リモートでやりたい」と譲りません。その理由がこうでした。

「年収が800万円以上あるなら、私が交通費や時間を使って会いに行ってもいいのですが、600万円男性の場合、まずはリモートでやって、どんな方が判断したいです。よっぽど話が合わない限り、お付き合いはしないと思うので」

 リモートにしたい理由を、そのままお相手の相談室に伝えられなかったので、“時節柄、お見合いはリモートでいかがでしょうか?”と打診しました。そして、リモートお見合いが行われたのですが、終えた直後に男性からは、お断りが来ました。

 その返事を伝えようとしていたときに、彼女から連絡が入りました。

「お見合いの結果ですけど……」と言ってきたので、「それが先方から、ご縁はなかった連絡が今入ってきましたよ」と私が答えると、彼女は、憤りを隠せない強い口調で言いました。

「そうですか! 私もお断りでした。話も膨らまなかったですし、私から先に断りを出せばよかったわ」

 お見合いをするときの条件として男性の年収を、“自分よりも高ければ対面。低い人はリモート”とルールづけしていたら、たとえそれを相手に直接伝えていなくても、その傲慢さは会話の端々に出ていたはずです。

 この調子で婚活を続けていたら、うまくいくはずがありません。結局彼女は、5か月で相談所を辞めていきました。

ネイルをしている女性は、家事ができっこない

 大手メーカーに勤める聡さん(52歳、仮名)は、年収が1300万円あり、見た目も素敵な初婚男性でした。

 一度も結婚したことがなかったり、再婚者でも高年収で子どものいない男性は、50歳になっても、60歳を越えても、“自分の子どもが欲しい“と考えています。聡さんも、その願望があっての婚活でした。

 実際に60歳を過ぎても、父親になっている人たちがいます。それが有名人だったりすると、センセーショナルなニュースとして取り上げられるので、そこに勇気をもらってしまうのでしょう。

 聡さんは、まずは30代前半の女性に、片っぱしからお申し込みをしました。ところが、一つも受諾がありませんでした。次第にお申し込みする年齢を上げて、41歳までの女性に候補者を広げました。

 すると、40歳の女性とのお見合いが成立したのです。やっと組めたお見合いですから、この出会いを大切にしていただきたいと思っていました。ところが、お見合いを終えた聡さんは、“お断り”を出してきたのです。その理由が、こうでした。

「今日の女性、爪が長くて、そこに絵が描いてあって、キラキラした石が貼り付けてありました。そういう派手な爪をしている人を、たまに見かけます。ああいう人たちは、料理なんてしないんだろうな。第一、キラキラした石が外れて、料理に混ざってしまうかもしれない。僕は、爪が派手な人は、結婚相手には選ばないと決めているんです。もし母親になったときに、長い爪で子どもを傷つることもあるでしょうし。母親になる資格はないですよね」

 歳の差がかなりある結婚は、ただでさえ難しい。それなのに、そこにさらに細かな条件をつける。

 ネイルが趣味で、ネイルサロンで綺麗にネイルを施してもらっている女性でも、料理好きな人はいます。また、今は爪が長くても、子どもを産んだら爪を短く切って母親業をする女性もいます。

 それを伝えると、聡さんは頑として譲らず、言いました。

「いや、僕はネイルをしている女性は、好きじゃない。一緒に食事をしているときに、どうしても指先に目が行くじゃないですか。爪に絵が描いてある女性と食事をしたら、美味しい料理もマズく感じてしまいますからね」

 この頑なさが、今まで結婚できなかった所以でしょう。そして、彼も半年婚活を続けましたが、5つのお見合いをして、退会していきました。

お見合いは1時間キッチリで終了!と決めている

 里江さん(39歳、仮名)は、私の相談所に入会する前に、ほかの大手相談所で5年活動をしていました。その期間に、300回以上のお見合いをしてきました。

 それほど婚活をしているのに、なぜ結婚が決まらないのか。その原因が、里江さんの活動の仕方を見ていて、わかりました。

 私の相談所での活動が始まったときに、里江さんは言いました。

「婚活は、効率よくやりたいと思っています。お見合いは、なるべく第1、第3土曜日に、入れてください」

 なぜ、第1と第3土曜日にまとめたいかというと、「週末を有効に使いたいから」だそうで、交際になった方とのデートは、第1、第3日曜日、もしくは仕事終わりのウィークデーにしているのだそうです。

 そして、第2、第4の土日は婚活せず、自分の趣味や休養に当てたいとのことでした。さらに、こんなことも言いました。

「1日に3件お見合いをするときの時間は、11時、13時、15時にしてください」

 1日に複数のお見合いをするのは今当たり前で、みなさんがやっています。しかし、お見合いとお見合いの間は、最低でも3時間空けるのが通例です。私は、里江さんに言いました。

「間が2時間しか空いていないのは、厳しいと思いますよ。もしもお話が盛り上がったら、1時間で終われない場合もありますよね。移動時間に1時間は見ておいたほうがいいので、最低でも3時間は開けたほうがいいですよ」

 すると、里江さんは言いました。

「私は、お見合いを1時間で終わらせると決めているんです。時計を見ていて、50分を過ぎたら、お話が終わる方向に持っていくようにしているので、大丈夫です」

 お見合いをまるでビジネスタスクのようにさばいている。300を越えるお見合いをしても結婚が決まらない理由が、わかった気がしました。

 人間関係を築くときは、自分のやり方を押し付けるのではなく、相手の感情に共感しながら、柔軟に対応していくことが大切です。

 話が盛りあがったら、2時間、3時間話してもいい。お見合いで意気投合をしたら、その後に、ランチや夕食をご一緒してもいい。出会いを楽しんで、その流れの中で心を通わせていかなければ、いい関係は築けません。

 これまで全く違った環境で育ってきた人たちが、“結婚をしたい”という気持ちから出会い、そこから人間関係を築いていくのが婚活です。自分のこだわりがあって、それをお相手に当てはめようとしても、うまくいくはずがありません。

 そして、自分のこだわりがある人の特徴は、上から目線で選ぶ気満々です。人を選ぼうという気持ちが強い人は、お相手からは選ばれないと思っていてくださいね。


鎌田れい(かまた・れい)◎婚活ライター・仲人 雑誌や書籍などでライターとして活躍していた経験から、婚活事業に興味を持つ。生涯未婚率の低下と少子化の防止をテーマに、婚活ナビ・恋愛指南・結婚相談など幅広く活躍中。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。新刊100日で結婚(星海社)好評発売中。公式サイト『最短結婚ナビ』 YouTube『仲人はミタチャンネル

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング