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『ドリカムの日』制定から5年、元メンバー西川隆宏も“解禁”で描く「未来予想図」

週刊女性PRIME / 2021年7月13日 16時0分

ドリカム、左から吉田美和、中村正人

 7月3日、『THE MUSIC DAY』の中で放送されたスペシャルドラマで、'02年に脱退した西川隆宏のことが描かれ、話題を呼んでいる。'96年に交通事故を起こして'02年に脱退。その後、覚せい剤取締法違反で逮捕されたことから、長年その存在がタブー視されていた彼を解禁した思惑とは――。

「7月7日にこのお店に来ることは、ドリカムファンにとってステータスなんです!」(来店していた女性ファン)

 渋谷駅から少し離れた閑静な住宅街の一角にあるレストラン。幅広い世代の人々が次々と店内に入っていく─。

「『スミレ トーキョー』はDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)の事務所が経営するレストランで、全国からファンが訪れます。またヒット曲『7月7日、晴れ』にちなみ、'16年に“ドリカムの日”として日本記念日協会により認定・登録されたこともあり、この日はメンバーにとってもファンにとっても特別な日。店内では毎年、記念メニューが提供されるとあり、予約が殺到するそうです」(スポーツ紙記者)

 そんな記念日の数日前、テレビでドリカムにまつわるサプライズ演出が行われていた。

「7月3日に日本テレビ系で放送された『THE MUSIC DAY』の中でドリカムの知られざる秘話を描いた再現ドラマが放送されたのですが、

 そこで元メンバーの西川隆宏さん役の俳優が登場したんです。彼の存在は“黒歴史”化していただけに、テレビで解禁されて驚きました」(日本テレビ関係者)

 '89年にメジャーデビュー後、たちまち人気アーティストの仲間入りを果たしたドリカム。エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんは、グループの魅力をこう語る。

「サウンドは松任谷由実さんなどのニューミュージックの流れを汲んでいますが、吉田美和さんのソウルフルなボーカルスタイルが加わったことで、当時の音楽シーンでは新しい存在でした。MISIAさんなど、後のディーバブームの道筋をつくった先駆者ともいえるでしょう

海外レーベル移籍で「完全に死んだ」

 '95年発売の『LOVE LOVE LOVE』はグループ最大のヒットとなる248・9万枚を記録。名実ともに国民的アーティストとなった矢先、ある事件が起きてしまう。

'96年にキーボードを担当していた西川さんが車で人身事故を起こしてしまい、活動を自粛することになってしまいました。好感度の高いグループだっただけに、イメージダウンは避けられなかったですね」(前出・スポーツ紙記者)

 事故の影響もあったのか、翌'97年に突如アメリカのレコード会社に移籍し、世界進出に向けて動きだす。

彼らには2回転機があるのですが、1度目がこのときの世界進出。アルバム『SING OR DIE』をアメリカで発売したものの、思うような結果は出せませんでした」(大塚さん)

 メンバーにとっての大きなチャレンジは、日本での活動にも大きな影響を及ぼすことになる。中村正人は過去に音楽サイトのインタビューで、

《そこで完全に終わりですよね。やっぱり反逆者ですから。いわゆる“業界の掟”を破ったわけで》

 と当時を振り返っているように、テレビなどメディアで見る機会が激減した。

「当時は独立や移籍をした人に圧力をかけるのが当たり前の時代。“ドリカムが干されているらしい”という噂はすぐに業界で広まりました」(テレビ局関係者)

 中村も件のインタビューで、《テレビ局からは締め出されるし。ラジオでもわれわれの曲はかからない。そこで1度、ドリカムは完全に死にました》

 と赤裸々に明かしていた。そして'02年に西川が脱退。同年、覚せい剤所持で逮捕されたことで、さらなる逆風が吹くことになる。

「西川さんの脱退後、自社レーベルを立ち上げてシングルを発売したのですが、西川さんが逮捕されてしまったのは、その直後でした。この事件のせいでまたもやグループのイメージにも大打撃。インディーズなので守ってくれる会社などもなく、メディアではますます扱いづらい存在になってしまいました」(音楽雑誌編集者)

西川さん“解禁”の可能性

 前出の大塚さんも、当時をこう振り返る。

「インディーズレーベルを立ち上げたことが2度目の転機ですが、これまでのようなプロモーションができず、あのドリカムでも自社レーベルだと苦労するんだな……と印象に残っています

 そんな経緯もあり、西川の存在は公の場では長年触れられない“黒歴史”になっていたのだ。しかし、彼がスペシャルドラマで“解禁”される2年前にはこんな予兆が。

「4年に1度行う全国ツアー『ドリカムワンダーランド』を'19年に地元の札幌ドームで行ったのですが、前夜祭のようなイベント『ドリカムディスコ』に西川さんがサプライズゲストで登場したんです。このイベントに参加したのは中村さんのみで吉田さんはいなかったものの、一緒にステージに立つのは脱退以来だったので、涙を流すファンもいましたね」(参加した男性ファン)

 西川は現在、地元の札幌でバーを経営しながらDJなど音楽活動も行っているが、イベント出演前から中村とは交流を続けているという。

「中村さんは北海道に行った際は、西川さんのバーをよく訪れているそうです。

 西川さんもSNSでドリカムに関する投稿を積極的に行っていますし、良好な関係なんでしょうね」(音楽ライター)

 限定的に3人が顔をそろえる可能性も出てきた。

「9月に『ドリカム茶畑オンラインフェス』と称した音楽と伝統文化を掛け合わせたイベントを開催します。そこで北海道のYOSAKOIソーランのパフォーマンスもあるのですが、札幌在住の西川さんにサプライズゲストで登場してほしいという声も上がっています。中継といった形であれば、共演は不可能ではないと思います」(広告代理店関係者)

 西川との関係性の変化には、ここ最近の活動の好調ぶりも関係しているとの声も。

「昨年はコロナ禍でコンサートができない中、2人をアバター化した“ヴァーチャルドリカム”でオンラインコンサートを行いました。

 また制定されて5年目となる『ドリカムの日』には『アマゾンプライムビデオ』で最新ライブを7言語、213の国と地域で配信。音楽を担当した人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ1&2』のサウンドトラックも世界で配信するなど、ワールドワイドに活躍中です。確固たる地位を築いたことも、苦労の原因をつくった西川さんに対して寛容になれた理由なのかもしれませんね」(別のテレビ局関係者)

 2人が描く未来予想図はきっと“思ったとおりに叶えられていく”だろう──。

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