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《少女わいせつ》前科3犯・ロリコン容疑者の卑劣な手口と、実母が涙で語る“性依存の闇”

週刊女性PRIME / 2021年8月31日 5時0分

9年前に投稿された安部光浩容疑者の写真(本人フェイスブックより)

 前科3犯の“凶悪”性犯罪者が、また捕まった──。

 ネットで知り合った女子高校生にわいせつ行為をしたとして8月19日に現行犯逮捕されたのは、三重県津市に住む職業不詳・安部光浩容疑者(38)だ。

「容疑者は都内に住む女子中学生を装いSNSで女子高校生に接近。西東京市内にあるホテルで会う約束をし、待ち合わせ場所に現れた女子高校生を無理やりホテルに連れ込み、胸を触るなどの行為に及びました」(テレビ局記者)

 少女が友人に助けを求めるメッセージを送ったためすぐに警察官が駆けつけ、逮捕に至った。2人は初対面だった。

 わいせつ目的でわざわざ三重から上京していた容疑者。調べに対し、「合意の上だった。初対面の女性でも警戒されないため(安心させてあげるため)女子中学生を装っていた」とあきれた供述をしている。

 最近ではラブホテルで女子会を行う人も増えているそうだが、まさかやりとりしていた相手が中年男性だとは、少女も思わなかっただろう。

周囲には順調に見えた容疑者の人生

 そんな安部容疑者は、三重県津市で生まれ育った。地元の友人によると、

「昔からぽっちゃりした体形でしたね。とにかく無口で温厚な子でした。ただ、気にくわないことがあるとクレーマーのようにブチ切れることもあり、二面性がありましたね」

 小学生のときから野球を始め、高校時代には野球部に所属。弱小校だったが、サードでレギュラーだった。

「高校卒業後は名古屋にある私立大学に進学。大の車好きで、卒業後は自動車整備工場に就職しました」(同・友人)

 交際相手はずっといなかったものの、周囲には順調に見えた容疑者の人生。ところが10年ほど前から転落の一途をたどることになる……。

性行為の動画を撮影し、少女を脅す卑劣さ

「2012年8月に少女への淫行で逮捕されたんです。

 当時29歳だった容疑者は、岐阜県内のホテルで、ネットで知り合った16歳の女子高校生に現金5万円を渡す約束をして性交した。その際に裸の写真を撮影し、“今後も俺と会わないと画像をばらまく”と脅したんです」(前出・テレビ局記者、以下同)

 それだけではない。

「さらに同年11月には、愛知県内のホテルで15歳の女子中学生を同じ手口で買春していた事実も勾留中に発覚。性行為中の動画を撮影し、“画像をネットに流出させる”とメールで脅迫したなどとして、再逮捕されました」

 その後、有罪判決を受けて刑務所に入ったという容疑者。職を失い、出所後は実家に戻って更生に励んでいたのだが……。

「2018年12月、またしても再犯に及んだのです。旅行で訪れた沖縄で16歳の少女と性交し、動画撮影までしていました」

 懲りずに性犯罪を繰り返す容疑者は前科3犯の常習犯だったが、とうとう今回で4回目の逮捕となってしまった。

 まったく反省していないにもかかわらず刑罰は軽くすんでおり、すぐに釈放されている。実家の近隣住民は最近も容疑者を目撃していたようで、

「仕事はちゃんとしていたみたいです。毎日、実家から車で出勤しているところを見かけましたね」

 津市内の実家は山のふもとに位置する農村地帯にあり、サルやタヌキが普通に道を歩いている。そんな田舎で、両親とともに暮らしていた。

 すでに仕事を引退し、いまは農業を営む両親。40歳近くにもなって自立せず、性犯罪を繰り返すロリコン息子についてどう考えているのか。

 農作業から帰ってきたところの父親を直撃したが、

「知らん! 取材なんかするな! 話したくない! 帰れ!」

 と怒りだし、手に持っていたシャッター棒をブンブン振り回して追い返された。

「憎いけれども見捨てられない」母親の慟哭

 改めて翌日、自宅にいる母親を訪ねてみた。すると、

「本当にすみません……。もうどうしていいのか……。息子は完全に(性犯罪の)依存症です……」

 と息子の“暴走”に手がつけられない様子だった。

「刑務所にいたときも毎週、手紙のやりとりをして、反省の言葉を聞いていました。それなのに、またやってしまった。後で捕まるのがわかっているのに、それでも抑えられないんです」(母親、以下同)

 悪行を重ねる息子に両親ともお手上げ状態だが、それでも実家に住まわせ続けている。

「家を追い出したら誰も見張る人がいなくなってかえって危険かと思って。結局、また防げませんでしたが……。

 これほどの悪人でも、自分の産んだ子ですから、憎いけれども見捨てられない。それでも、これからどうしたらいいのか……」

 と泣きながら途方に暮れる。

失うものがないから、ブレーキがかからない

 容疑者が更生する可能性はあるのか。新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(犯罪心理学)に話を聞いた。

「これほど何度も犯行を重ねているとなると、もはや刑罰に犯罪抑止効果は期待できません。失うものがないから、ブレーキがかからない」

 では、どうすればいいのか。

「社会的制裁を加えたり、“犯罪は駄目”と言葉で伝えたりしても、無意味なんです。

 被害者を思うとやりきれない気持ちもありますが、あくまで再犯を防ぐという意味では、本人を孤立させず、失いたくないと思えるような新しい生活を手に入れてもらうことが必要でしょう」

 国には更生に向けたプログラムも存在する。しかし実際に受けることが命じられるのは一部の重大犯罪者のみ。ほかは更生もなく出所できてしまうので、後から自費で受講しない限り、更生する機会はない。

 現在の日本では「犯罪者の人権」を理由に性犯罪が非常に軽い罪となっている。多くの性犯罪者は数年以内の短い刑期で出所して(もしくは示談などで不起訴となって)野に放たれるため、再犯に至るケースが多発している。

 犯罪者が法によって守られ、被害者の女性が自衛意識を高めることを強いられるのが、今の日本の現状だ。

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