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「家庭に中山美穂を持ち込むのはよくない」辻仁成のマイペース生活で、美穂さんが描いた“夫婦の老後”

週刊女性PRIME / 2024年12月9日 18時30分

結婚間もない頃の中山美穂と辻仁成氏

《不意の悲しい知らせがあり、昨日は日記をお休みして、一日、祈っていたのである。そして息子のことが心配なので、昨日はずっと息子君に寄り添っていたのだ》

 中山美穂さんの急逝が発表された12月6日、自身の公式ブログで心境を綴った作家でミュージシャンの辻仁成氏。

 8日にもWebマガジン『DesignStories』を更新し、これまで365日休まなかった日記を書けなかったこと、あらためて元妻に“祈り”を捧げていたこと、そして2025年1月で20歳になる長男の様子を明かしたのだ。

 2002年に辻氏と結婚した中山さんは、翌年にフランス・パリに移住して芸能活動を一時休止。2004年に長男を授かると育児に専念するも、2年後には仕事復帰してパリと東京を往復する生活を始める。

 そんなすれ違い生活の影響もあってか、2014年7月に離婚が成立すると『美ST』(2014年10月号、光文社)にて、その理由を《好きな人に出会った》と告白。一部で不倫も報じられた音楽家との交際もオープンにするのだった。

「すっかり“恋愛体質”“自由奔放”など負のイメージが付きまとい、辻さんに親権を譲ったことでさらなる批判に晒された美穂ちゃん。でも1985年のデビュー以降、ずっと芸能界の一線で活躍してきた彼女だけに、突如として家庭を守る生活、それも異国の地での生活にストレスを感じた面はあったと思います」

ちゃんと演技のできる役者だったんだな

 中山さんを見守ってきたというベテラン芸能リポーターが擁護するように、彼女にも言い分があったのかもしれない。辻氏とのパリでの夫婦生活はどんなものだったのか、2010年当時、中山さんが連載を持っていた『LEE』(6月号、集英社)で夫婦揃ってのインタビューに応じていた。

 中でも気になったのが、夫による妻への“評価”ともとれる発言ーー。

《この人は、息子のお母さんであるだけじゃなく、ちゃんと演技のできる役者だったんだなって。》
《結婚した時、しばらくは家庭の中に女優の中山美穂を持ち込むのはよくないだろうと思っていたんです。》

 中山さんの代表作、映画『Love Letter』や『東京日和』を観ていないという辻氏。結婚当初は女優・中山美穂として接することに抵抗があり、数年経ってようやく妻の、長男の母親の演技を観て感動したようだ。

 さらには、こんな夫婦のやりとりも“暴露”する辻氏。

《しばらく家を空けて戻ると、この人、犬が待っているみたいに、すごい喜んで迎えてくれるんです。キャインキャインって。ああ、家に帰ってきたんだなあって、僕もうれしい。ふだんは、話しかけても返事もしてくれないから(笑)。》

妻に向かって《超親友だよね。》

 彼の“リップサービス”なのだろうか、“飼い犬”に例えられた中山さんからは《そんなことはないです。》とひと言、冷静に否定されてしまった。

「もちろん対談を読み進めると、美穂さんのことを大切に思っている気持ちはわかるんですけども、作家だけに表現の仕方や観点、言葉選びが独特といいますか(笑)。妻に向かって《超親友だよね。》と言い切るのも、女性として見ていなかったのかな。

 また、この頃の辻さんはさらさらロングヘアで中性的な外見で、一方でエレガントなファッションの美穂さんと並んでも違和感を覚える夫婦に映りました。性格も好みもバラバラと話していましたが、夫婦としての価値観はすでにズレていたのかも」

 そんな“あべこべ夫婦”ぶりが伺える対談ではあるが、中山さんは辻氏との未来を描いていた。当時、パリや東京も含めて“妻が持ち家を持とうとしない”ことを明かされると、中山さんはその理由について、

《老後は沖縄に古い家でも買って、ふたりで過ごせればいいかなと。》

 離婚後も長男の母親として、また“親友”として中山さんと接していたであろう辻氏。日記を書けなかった“空白の1日”に、どんな祈りを捧げたのだろうか。

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