まさかの「ソロ送別会」プラン爆誕 店員(初対面)との記念撮影サービスも

Jタウンネット / 2019年2月28日 20時0分

見送る人は必ずいる!

年度末が迫り、親しんだ職場を離れる人もいる。しかし、万感の思いと裏腹に「誰も送別会をしてくれなかった」と最後に寂しい思いをしてしまうことも。そんな人に向けて、和食レストラン「ごちそう村」がとあるサービスを始める。


その名も「ソロ送別会」。2019年3月1日から31日まで行われる。おひとり様向け送別会プラン。名前だけでは全く想像がつかないが、どんな内容なのか。

メッセージ色紙も用意

「ごちそう村」は兵庫県内で14店舗、大阪府内で6店舗を展開する郊外型の和食レストラン。元々、家族連れなどグループの来客が多く毎年3月には職場や学校などの送別会が多数行われているという。

グループが多く訪れて普通の送別会も行われているのになぜ、ソロ送別会のプランがあがったのか。

実はこの店に、先ほどのような「退職したけれど、誰にも送別会をしてもらえなかった」との意見が届いたのだ。

「送別されない人のニーズに気が付きました」

寂しい人を見かけるとつい助けたくなるのが人の性なのか。2日前までに要予約、そして「お一人様でのご来店に限る」という条件が付いている。一人で店に行ってどう送別するのか。まさか今までの自分とお別れする自己啓発的なものでもあるまい。

気になる内容だが、お造り舟盛りや選べるメインといった全7品のコースメニューが用意される。選べるメインは「豚肩ロースと木の子の陶板すき鍋」に「国産牛の陶板すき鍋」、「国産牛サーロインの陶板焼き」の3種類から選択。非常に豪華な料理だが、これだけでは送別会とは言えない。

コースメニューの最後に登場するデザートプレートに秘密があった。

メッセージ入りデザートプレート
メッセージ入りデザートプレート

まさか――高確率で初対面なはずの店員さんからメッセージが入ったデザートプレートが出されるのだ。これはグッとくる。たぶん。

店員さんが最初の乾杯をお手伝い
店員さんが最初の乾杯をお手伝い

料理だけではない。なんと最初の乾杯を店員さんがお手伝い。これはどう受け止めていいのか予想もつかない。きっと労いの言葉もかけてもらえるのだろう。

寄せ書き色紙はテンプレートで提供
寄せ書き色紙はテンプレートで提供

記事を書いているだけの筆者も流石に泣けてしまう。テンプレートながら色紙までプレゼント。「いつもピンチの時には助けていただいてありがとうございました」など「らしい」言葉のオンパレードだ。今までの職場の代弁ととらえるほかない。

極めつけは記念撮影。かえって切なくなる気もするが、徹底したサービスの賜物と言える。

予約状況は...

2月28日、Jタウンネット編集部はごちそう村を運営する入船(兵庫県加古川市)の担当者に取材を行った。

何と言っても気になるのが予約状況。いたたまれない人がどれほどいるのか。

「まだ店舗から予約の報告はないですね」

店内での告知もポップ程度でまだ日が経っていないそうだ。

次に実際にソロ送別会が行われる場合、店員さんはどのように接するのかを聞いた。「細かな部分は店舗に任せている」としつつ、こう話した。

「ごちそう村はお客様との接点を大切にしています。なので、(編注:店員は)お客様との会話が得意で、距離感もうまく取れるはずです」

コミュニケーション力に長けた店員さんなら、おびえずに構えていても大丈夫そうだ。

「記念撮影や花束を渡すセレモニーも、タイミングを見計らってベストにできます」

何もかもお任せできるのならば、通常の送別会より気を遣わず良いのかもしれない。

ただし花束は持参
ただし花束は持参

初めての人も大歓迎だが、「ある程度『ごちそう村』に来店経験がある人」を想定している。顔なじみのスタッフとなら気兼ねなく楽しめる。

ソロ送別会はごちそう村の全店で3月1日から31日まで実施。価格は選べるメインによって変わる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング