まるで水の妖精...! アナゴの稚魚「のれそれ」の神秘的すぎる姿がこちら

Jタウンネット / 2020年3月8日 11時0分

水の妖精(写真は丸川水産提供)

茶色っぽい体に白い斑点が並んだ細長い魚、アナゴ。

水族館では水槽内の筒の中に何匹も集まって顔をひょっこり出す、コミカルだがちょっと不気味にも思えるこの魚が、幼い頃は「水の妖精」とも呼ばれるほど神秘的な姿をしていることをご存じだろうか。


こちらが、アナゴ類の幼生「のれそれ」だ。透き通った体はまるで水が魚の形になったような美しさ。成魚とは細長いことくらいしか似ていない。水揚げ地のひとつである高知県では、古くから食べられている魚であり、「のれそれ」も高知での呼び名だったのものが、全国的に使われるようになったものらしい。県庁のウェブサイトには、

「ノレソレの名前の由来はよくわかっていません。ただ、ノレソレは生命力が強いので、漁獲されて直ぐ死んでしまったイワシシラスの上で『のったり、それたり』して動いていることから、『ノレソレ』となったという説があります」

とあった。

旬は2〜4月ごろ

あまり馴染みのない「のれそれ」だが、旬の時期には鮮魚店に並ぶこともある。

こちらは、東京都練馬区の鮮魚店・丸川水産の公式ツイッターが2020年2月27日に投稿したツイート。

刺身だけでなく、火を通して食べても美味しいらしい。こんなに透明で、水のような魚から一体どんな味がするのか不思議だが、食べたことがあるユーザーからは、「こんな小さくても噛むとちゃんとアナゴの味なんですよね」とのリプライが。かなりしっかり魚の味がするようだ。

写真は丸川水産提供
写真は丸川水産提供

Jタウンネット編集部が同店のツイッター担当者に取材したところ、店に並んだ「のれそれ」は茨城産で、1匹6〜7センチほどのもの。東京の鮮魚店に生の「のれそれ」が並ぶことはあまり無いのかと尋ねると、

「うちは季節になると安ければ買ってきますが基本比較的高価なので魚屋より料理屋さんやお寿司屋さんでつかわれるのかな」

と教えてくれた。「のれそれ」の旬は2〜4月あたり。場合によっては、5、6月にも販売されることもあるという。

つまり、現在は旬真っ盛り。これまで出会ったことがなかった人も、初めての「のれそれ」にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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