「ピンクと緑はデブじゃない!」AKB、ももクロ、グラビアアイドルの報道されない素顔

TABLO / 2014年1月6日 14時0分

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 芸能ライターをしているとスタッフからの本音を聞く事ができるものです。そこで今回、裏方さんたちに集まってもらい、現在のアイドルの素顔を語ってもらいました――。

その一『ピンクとグリーンの細さを知ってから物を言え!』

「私がスタイリストとして参加しているグループがあるんですが、そこのメンバーの子がネットやゴシップ誌でデブ扱いされてて腹が立つんです。その子達は私達の世代とは骨格が違うのか、全員心配になるほどほっそいんですよ。だからデブ扱いされてる子が少し太く見えるというだけで、実物は平均的な女性からするとかなり細身なんです。ちょうど成長期だし、女の子ってその時期にホルモンバランスから何から激変しますから、体型が安定しないなんて当たり前でしょう? それなのにゴシップ誌やネットの人は無責任にデブだの痩せろだの。あの子達があれ以上痩せたらハードワークで身体を壊して倒れますよ。 もっと体型が安定する時期になるまで大人しく待ってろと言いたいです」

 この方は女性のスタイリストさんで、ご自身もとても細身なんですが、このグループメンバー用の衣装はとてもじゃないけどサイズが小さすぎて入らないそうです。唯一、物によって袖が通せるのはピンクの子の衣装だそうですが、それもかなり窮屈だとか。そんな話はお構いなしに、話題になれば何でもいいと、子供の気持ちなんか考えずに記事にするのがゴシップ誌なんですよね......。

その二『某大人数グループのメインメンバーは、言われてるほど悪い子じゃない!』

「某週刊誌なんかに執拗に悪く言われ続けているグループが可哀想でなりません。あれだけ大人数だとメインメンバーは厳しい淘汰をくぐり抜けて選ばれた子達なので、極端に人格に難のある子なんて殆どいませんし、本当に言われてるほどの問題があったら残れませんよ。

 むしろ実物に会ってみたら思いのほか礼儀正しかったなんて声も多いんですが、取り上げられるのはマイナスになる情報ばかりです。私が担当している子達は躾もキッチリしているし、どうしてあそこまで悪く言われちゃってるのか不憫でなりません。たまに夜遊びに誘われて大失敗する子はいましたけど、あれだって遊び慣れてない事の証明ですし、お年頃なんだから恋愛したって普通でしょう。書かれ方が極端過ぎるんですよ」

 こちらはメイクさんとして大人数系のグループの仕事を請けている方ですが、一部のゴシップに心を痛めているご様子でした。

  メディアは悪役を設定して報じる内容を決める悪癖があるので、その被害に遭ってるだけという部分も多いのでしょう。例えばプロダクションと出版社の仲が悪いと、言われるほど悪い事なんかしていない末端のタレントやアイドルの子が、さも汚らしい人間かのように騒がれて直接的な被害を受けるんです。

 言ってみれば昔の総会屋みたいな手口ですね。「お前のとこのタレントがこれだけ悪く言われてるのは○☓のせいだぞ!」 みたいな。 この後に「もし○☓すれば報道が止まるかもな」 的な文言が続いたら完璧に総会屋のやり口です。

 

その三『大きすぎる事務所は別部署の社員からの情報漏洩が酷い』

「以前某大手事務所の全く面識のない部署の人間が、私が担当している女の子の悪い噂を流して、その見返りに自分が担当してる子の誌面を確保してた事がありました。

 その人はとっくにクビになりましたが、あれが発覚した時はショックでしたね。その人は女優の担当で、その広報のために芸能誌なんかにアプローチを掛けていたんですが、誌面を取る見返りに、社内で噂話程度に聞いた別部署のアイドルの子のゴシップを伝えたんです。こういう情報あげるから、こっちの子のページを大きくしてよ的に。当然その情報が拡散されたんですが、出元は一応その子のプロダクションじゃないですか。そしたら裏が取れたと書き立てられちゃうに決まってますよね?

 ライターからすれば『所属事務所のスタッフによると~』 と書けちゃうんですから。とても大きな事務所なので、部署が違ったら殆どやり取りなんかないし、情報精度なんか2ちゃんねると大して変わらないレベルなのに」

 事務所vsメディアという構図以外に、超大手事務所になると自分のノルマを果たすために別部署の無関係なタレントを落とすという事例があるそうで。芸能誌に出ている情報でも、こんな裏事情の場合があるので、話半分に聞き流すのがちょうどいいのでしょう。

 

その四『芸能人に大人気の某グループの人懐っこさは異常』

「さっきも話題に出した某グループですが、あの子達って本当に人懐っこくて、いわゆる "芸能界の子" の匂いが殆どしないんです。私とその子達が仲良くなったキッカケも、私が大酒飲みと知った子が『わ~私のお母さんみた~い!』って抱きついて来たんです。それがもう可愛くて可愛くて。一気に距離が縮まってしまって、親戚の子じゃないかと感じるほどになりました。

 自分の母親がザルなんて話は迂闊にするもんじゃないし、私がそれにそっくりって悪口な気もするんですが(笑)、そんな迂闊さも気にならないほど愛くるしいんです。その子のテンションがメンバー内にも広まっているのか、全員が人との距離を縮める才能に長けてると思います。中でも同性のスタッフが特にコロっとヤラれるケースが多いんですが、私のように母性を刺激されるのかも」

 今回お話を聞いていて特徴的だったのが、同じ女性なのに女性アイドルの悪口を殆ど言わないという点でした。むしろ自分の娘が悪く言われているかのように立腹する場面もあり、芸能マスコミって罪だなと。

その五『グラビアアイドルの子たちはヤバい!』

 と、これで話が済めばキレイに終わったのですが、声を揃えて 「あのジャンルの子達はヤバイ」という反応が返って来たのが......。

「グラビアはヤバい子が多いです! グループアイドルだと、立場の同じ同性の目があるので勘違いする子が少ないんですが、グラビアの子って基本的にピンでしょう? またジュニアアイドルからやってるような子とか、活動歴の長い子だと、その分だけ周囲のスタッフにチヤホヤ持ち上げられて、それしか知らないから当然と思ってしまうんです。

 スタッフからすると悪気がある訳じゃなく、限られた撮影時間の中でクオリティの高い作品を撮らないといけませんから、とにかく女の子の機嫌を損ねないよう腫れ物に触るように接してしまいがちなんですよ。だからDVD撮影しか仕事を知らないような子は、ますます 『これで当然なのね』 と思っちゃう。

 私なんかその子が気に入らないメイクをしてしまったようで、メイクルームで思い切り舌打ちされた挙句、私がいる前で『この間の○○さんの方が良かった』 なんて言われてしまいました。撮影終了後にマネージャーさんには平謝りされましたが、グループアイドルの現場じゃ考えられませんよ」

「私が担当した方だと、某ベテランのグラビアタレントさんの臭さが強烈に印象に残っています。なんと表現したらいいのか、普通の体臭とか、アンモニア的な臭さではない、もっと気持ち悪い臭いなんですよ。

 化粧品なのか、ボディケアに使ってる何かなのか、原因は解らないんですが......。 いい年の方なので、身体を維持するのにギリギリの事をやってるのかなと感じました。最近になって出産したと報じられましたが、元気な赤ちゃんが産めたのか、同性として本当に不安に思ってます」

「仕事の谷間の時期に、名前を隠してAVの現場を請ける事があるんですが、あちらの業界はグラビアの子とは違う意味で心配な子が目に付きます。ためらい傷が多すぎて腕がギザギザになってるのをメイクで隠さなきゃいけないとか、付き合ってる男性に言われてタトゥーを入れさせられちゃったからそれを隠して欲しいとか。傷はカメラマンと相談して角度に気を付けて貰えば誤魔化せますが、背中とか太ももとかに大きく入っていると無理なんですよ。特にあっちの業界だと女性の太ももって一番撮りたい絵でしょ? そこに大きくお花なんか描かれちゃったら隠しようが......。そもそも刺青を強制するような男と付き合うなって言いたい」

 グループ系アイドルの話題の時は平穏だったのですが、それ以外のジャンルになった途端にこの有り様。いきなり話がきな臭くなってしまいました。また、皆さんが口を揃えて 「その通り!」 と仰っていたのがこの話でした。

「どうしても言いたい事があるんですが、グループアイドルのファンの皆さんの中で、インターネットでケンカする人がいるでしょう? あれがとても迷惑です。

 AKBの子も、ハロプロの子も、ももクロの子も、すべてのアイドルグループの子達は学業とお仕事とお稽古を必死にこなしてるんです。 いくら自分が推していないグループだからって、何かある度に暴言をネットに書き残すのは止めて欲しい。

 今どきの子は小~中学生でも自分の名前を検索して皆さんの書き込みを読んだりしてますから、その子達が心ない侮辱の言葉を目にしたらどう感じるか考えて欲しいんです。

 私が担当してる子達は休憩時間にAKBのDVDを見て『この衣装いいな~』とか『ああいう振り付け羨ましいな~』 なんて言い合ったりしてますけど、悪く言う事なんかありません。そんな子達がAKBファンから罵詈雑言を浴びせられたらどう感じると思いますか?

 逆にAKBの子達が私が担当するグループのDVDを見て、素直に『カワイイ~!』なんて喜ぶ事もあるでしょう。ではその子が自分がカワイイと思ったアイドルグループのファンから罵声を浴びたらどう感じるでしょうか? 本当にアイドルを応援したいのならば、その子達の名前を騙って頼んでもいない代理戦争をするのは止めて欲しい」

 本当に大好きなアイドルがいるのなら、純粋にその子を応援してあげればいいだけだと思います。今は偏った情報で読者を煽ってお金を稼ぐアイドル情報のまとめブログなどもありますし、そういう連中に乗せられ、回り回って自分が推すアイドルを苦しめる結果にならないよう心掛けるべきでしょう。

Written by 正田千里

Photo by 「ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013.8.4 日産スタジアム大会」

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