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酒井法子が推定所得1億円超え!? 廃止された「長者番付」から分かった芸能人・有名人の財布の中身

TABLO / 2019年5月4日 13時44分

画像はBOMB!(ボム) 1990年4月号より

皆さん、“長者番付”をご存じでしょうか?

長者番付とはいわゆる「お金持ちの順位を示す番付」のことですが、かつて国税庁は数千万円〜数億円単位の高額納税者を公示する「高額納税者公示制度」をとっていました。その高額納税者の名簿を一般的に長者番付というのですが、この制度はプライバシーの侵害にあたるとして2006年(2005年度分)から廃止されてしまいました。

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しかし世間的にこの長者番付の結果は毎年とても注目され、この番付に入っていることが芸能人のいわゆる“箔”に繋がるという時代が確かにあったのです。また長者番付から芸能人の様々な経済事情が透けて見えるため、マスコミにとってもかなり貴重な情報源になっていたとか。

今回は「長者番付」から分かったという芸能人の様々な秘話を紹介していきましょう。

まずは大スター・山口百恵さんのエピソード。百恵さんといえば1980年に引退しましたが、翌年発表された1980年度歌手所得ランキングで推定所得4966万円を叩き出し、“日本一稼ぐ専業主婦”としておおいに話題になりました。さらに1981年度ランキングでは、売れに売れまくった自著「蒼い時」の印税収入がガバッと入ったとのことで、ランキング2位に位置する1億572万円。引退3年めとなる1982年度ランキングでも1459万円の推定所得があったのです。

「百恵さんのすごいところは、主婦になっても財テクでしっかり稼いでいたところ。引退10年後の1990年度ランキングでは突如、推定所得1億6000万円を叩きだして世間をあっと言わせたのです。その内訳は不動産の売却やベスト盤の印税だったとのことですが、その額は夫である三浦友和さんの2.5倍だったというから恐れいりますよね」(週刊誌記者)

次に中森明菜さんのエピソード。明菜さんは1989年7月11日、当時交際していた近藤真彦さんとの恋愛に悩んだ挙句、近藤さんの家で手首を切るという自殺未遂事件を起こしています。が、皮肉なことにその“自殺未遂”が結果的に大きなプロモーションとなりCDがバカ売れ、自身の所得が大幅アップしたのです。

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というのも明菜さんの1989年度の推定所得はなんと1億1770万円で、その額は前年度の明菜さんの所得の3000万円増しに相当。明菜さんの事件は世間の人々の購買意欲をそそる結果となり、事件直後の7月25日にリリースされたアルバム「CRUISE」は70万枚、4か月後の11月17日発売のライブアルバム「AKINA EAST LIVE INDEX-XXIII」は60万枚を売り上げる大ヒットに。

「あの自殺未遂騒動のせいで明菜さんはCMやテレビ出演の仕事は一挙に無くしてしまいましたが、それでも結果的に前年の3000万円も所得が増えるということはいかにセールスがすごかったかを物語っています。まさにファンに感謝といったところでは無いでしょうか」(音楽事務所勤務)

最後は酒井法子さんのエピソード。酒井さんはアイドルとして人気絶頂の1998年12月28日に自称サーファー・高相祐一さんと授かり婚をし、翌年に男児を出産。2009年に覚せい剤取締法違反の罪で夫と共に逮捕、その後2010年に離婚されています。

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しかし長者番付によると、酒井さんの2004年度の推定所得額はなんと1億円超え。2004年といえば子育てに忙しく仕事をセーブしていた時期、とてもそれだけの額を稼げるような活動をしていたとは思えませんが…。

「芸能大手事務所は給料制で、若い時におおいに会社に貢献したタレントは、年齢を経て人気や仕事が無くなっても高い給料を払い続けてもらえるケースが多いんですよ。長者番付を見ると酒井さんと同じく“元アイドル高額所得者”として中山美穂さんや菊池桃子さん、後藤久美子さんの名前を確認することができます」(テレビ局勤務)

このようにさまざまな芸能界の裏事情を窺い知ることができる長者番付ですが、そもそもこの制度、社会的な意義がかなり大きかったようです。

「長者番付制度は外からの監視の目を増やすことにも一役買っていたんですよ。たとえば脱税していた人がいたとして、その人物が稼いでいるのを知っている知人が番付を見て不信感を抱き、国税庁に情報提供するということがよくあったんです」(同上)

まさに良いこと尽くしの制度、また復活してほしいものです。(取材・文◎小池ロンポワン)

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