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阪急電鉄の中吊り広告にクレーム付ける人は「繊細チンピラ」 はあちゅう氏の燃料投下にアンチ爆炎

TABLO / 2019年6月13日 15時0分

旦那観察日記でも「繊細チンピラ」からの攻撃を受けたそうです(画像はインスタグラムより)

阪急電鉄の車内に掲示された「毎月50万円もらって生きがいのない生活、30万円だけど仕事が楽しい生活、どっちがいいか(研究機関 研究者/80代)」という言葉が掲載された中吊り広告がネットで炎上し、中止に追い込まれた件は記憶に新しいと思います。

参考記事:『週刊SPA!』の「ヤレる女子大生企画」が大炎上 周囲から聞こえてくる「いつかはこうなると思った」の声

この件について、ブロガー・作家のはあちゅうさんが自身の見解をTwitterで述べられたのですが、そのツイートが波紋を呼んでいます。一体、はあちゅうさんはどんな意見を綴られたのでしょうか?

はあちゅうさんは6月11日、阪急が中吊り広告を取りやめた件についてのネットニュースのサイトをリンクに張りながら、

「この類のクレームでとりやめとは…30万、50万って、イメージしやすい金額だと思うけどなぁ…。繊細チンピラの言い分をどこまで聞くのか」

とツイート。また、この類のクレームの例として、ニュース記事から、”乗客らから「30万円という例示があるが、私の給料はそんなに高くない」「やりがいと生きがいを前面に出していて不愉快」”という言葉を抜粋し、掲載されていました。

続いて、「どんな表現も人を傷つける可能性はあるわけで…。私は旦那観察日記に『パートナーがいる人を見るのがつらいのでやめてください』ってきたことある。広告は目に入ってくるから仕方ない部分があるけど、不快ならどうか見ないでくださいの領域」ともツイートされていました。

関連記事:はあちゅうさんの「吉田豪を恨んでます」発言についてキッチリ答えます|吉田豪

このはあちゅうさんのツイートに対し、様々なリプライが殺到。「電車などの公共の広告で、この件については惨めに感じる層が多すぎる気がします」「あたかも30万が大した額ではない、のような書き方をされて、満員電車でこの広告を見ながら、必死に働いてもそこにすら満たないならどんな気持ちを持てばいいのか、と思った人は多いと思います」と現状を説明する人や、「広告の視聴者を繊細チンピラという名前をつけたという暴言。あんた広告屋辞めてよかったよ」と“繊細チンピラ”という言葉に拒否反応を示す人、「まーた燃料投下してアンチ煽ってるはあちゅうさん、おちゃめですね」「SNSチンピラのはあちゅうさんは、黙っといた方がいいと思います」と、このツイートが“炎上狙い”だとしてツッコミを入れる人もいました。

繊細チンピラとは“繊細な自分を傷つけないように他人に要求してくる人”を意味するネット用語で、他人の書いたことを自慢と受け取り、被害者意識を持って攻撃する人のことを指すようです。

関連記事:はあちゅうさんのようにネットで攻撃されて死にたくなっている人は坂口杏里を見習うとイイです

「はあちゅうさんが言いたいのは『30万円稼げていない人が文句を言ってくるのをいちいち気にしてたら広告は作れない』ということでしょうが、本当に前職が電通のコピーライターだったのか、と不思議に思えるくらい社会の現状に疎いし、一般の人に寄り添う気持ちが皆無ですよね」と呆れかえるのは広告会社勤務の某氏。

「阪急の広告は“30万円が安い給料の象徴”として扱われているわけで、これを見た30万円に満たない給料の人が落ち込むのは当たり前。この広告は多数の人の自尊心を傷つけている意味で罪深いものですし、日本人の給料の低さは現在とても切実な社会問題。それなのに“繊細チンピラ”という言葉で一蹴する雑さ、デリカシーの無さが信じられません。自分が制作している夫とのノロケ漫画に文句をつけられているのとは話の次元が違うことに気づいていないのも驚きです」(同上)

たしかに、本当に広告を作る側の人間だったのかと疑いたくなる現状認識の甘さを感じさせた、はあちゅうさんの今回のツイート。炎上をあえて狙ったのか無自覚なのかは分かりませんが、またアンチを増やしたことは間違いなさそうです。(文◎小池ロンポワン)

あわせて読む:能町みね子×吉田豪 対談『ヘイトとフェイクニュース』を語る|「意識高いサロン系の人々について」

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