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警察で一体何が起きているのか!? 容疑者を逃しまくった神奈川県警を直撃 そして鎌倉市長へ事件への「超いいね!」の意味を問うた

TABLO / 2019年7月17日 6時0分

検察が謝罪会見をする異例の展開になった神奈川県の凶悪犯逃亡事件から1カ月経とうとしている。

収監直前に逃走した小林誠被告の再保釈を決定した横浜地裁佐脇有紀裁判官を顔写真付きで週刊新潮が報じる等、司法の判断ミスが大問題だ。

窃盗、覚醒剤使用等の覚醒剤取締法違反等の罪で実刑判決が確定した後、刑務所に収監される6月19日に神奈川県愛川町の自宅から逃走した小林誠容疑者が、23日に横須賀市森崎で逮捕された。保釈中の逃走は4日間にわたり、相模原市、厚木市、大和市を経て、21日に鎌倉市材木座に潜伏していた可能性が携帯電話の電波状況で確認されていると報じられた。

「結果的に小林誠容疑者が横須賀で逮捕されたから良かったものの、湘南地区に潜伏可能性のニュースが流れていた際に、鎌倉市長はFACEBOOKに超イイね をしたり、鎌倉警察署は横浜横須賀道路の朝比奈インター付近でしか検問をしていなかったようです。逮捕後に、逮捕前日に材木座に警察が行ったら蛻の殻だったという情報も出ています」(報道関係者)

参考記事:凶悪犯逃亡中! 所轄の神奈川県警・厚木警察署はもともと“不祥事だらけ”だった | TABLO

市や地元の警察署から何の説明もされずに、報道で断片的に知った鎌倉市民は不安に震えていた。

「小林誠容疑者は覚醒剤常習者との報道もされているにもかかわらず、鎌倉で小林誠容疑者を匿ったアパートへの捜査等が明らかになっていないのは不安です。覚醒剤中毒者の仲間が近くに潜伏しているかもしれないのに警察は悠長です」(鎌倉市民)

当サイトは逃走犯の状況把握と状況確認、危機管理対応がどのようになされていたかに関して、鎌倉警察署、鎌倉市長、神奈川県警、神奈川県知事に質問状を送ったところ、

「所轄県警本部に問い合わせをしましたところ、本件につきましては、厚木警察署が一括してお問い合わせに応じているとのことでありますのでお知らせします」(神奈川県政策局知事室関根正明氏)

「当該人物が鎌倉市内へ潜伏していたことなどは、逮捕後のメディア報道によって把握しました。検問等、捜査に係る事項については、警察へ直接お問い合わせいただきますようお願いいたします」(鎌倉市長 松尾崇氏)

そして、厚木警察署富岡副署長が電話取材に応じた。

「本件の経緯につきましては、関係機関、検察庁において所要の確認をさせて頂いているとのことですので、警察におきましてはその確認作業に必要な協力をさせて頂いておりますのでご理解いただきたいと思います。検察庁の作業に必要な協力を行なっています。神奈川県に関しての回答は出来かねます。鎌倉警察署の話は承知していません」

 

と神奈川県、鎌倉警察署との報連相が全くできていないことが判明した。行政と警察には襟を正してもらいたいものだ。(文◎野島茂朗)

あわせて読む:権力にヨイショするテレビ番組『警察24時シリーズ』 単なる労働者を「闇の組織」に仕立てるテレビ屋に天誅を | TABLO

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