なぜ判決は延期された? 元KAT-TUN田口まさかの無罪も いま法廷で何が起きているのか

TABLO / 2019年7月31日 12時4分

CDの売上などは芳しくなかったのだろうか(画像は『DIMENSIONS』より)

大麻取締法違反で逮捕、起訴され、7月30日午前10時30分に東京地裁にて判決が言い渡される予定だったKAT-TUNの元メンバー田口淳之介被告、元女優小嶺麗奈被告の判決期日が延期されたことが大きく報じられました。

前日の29日に東京地裁が発表。検察側が変更を請求したとのことです。小嶺被告の代理人・望月宣武弁護士はツイッター上で『捜査機関のミス、無罪判決の可能性』をコメントしています。

本人が認めて、起訴されると99.9パーセント有罪になると言われているの刑事事件の世界に何があったのでしょうか。

「不勉強な検察の驕りが露呈したのかもしれませんね。最近は、証拠があっても、証拠の入手方法に問題があったり、手続き上の不備があると認められなかったりする判例が増えているのです。そういう判例を見つけて、攻め込んだ弁護士が優秀だったのでしょう」(都内法律事務所所長)

例えばこれまでも、約3時間40分にも及ぶ職務質問と荷物検査で押収された覚醒剤等は違法証拠とされた判決(東京高裁)、おとり捜査で入手した証拠は違法とされた判決(札幌高裁)、違法な手続きにより押収された尿の鑑定書は違法(大阪高裁)などがありました。

参考記事:不祥事続きの警察庁に取材を申請したらバカにされました(泣) 「TABLO? 知らねえなあ」 | TABLO

今回、厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された被告は、警視庁湾岸警察署に留置されていました。

「麻取と警察の間で協力が上手くできずに手続き上の行き違いが生じてしまうこともあります。管轄官庁が違うから不協和音が生じるのですね。最新の判例等の研修会で正しい知識を持っていても、現場で活かすことができずに、手続き上のミスが生じてしまうことはあります。現場経験が豊富だけど、視野が狭く不勉強な特攻隊長タイプが現場にいると、時代錯誤で猛進して失敗を招くんですよ。根拠のない自信を持つ捜査関係者は謙虚にならないとダメでしょうね」(捜査関係者)

判決言渡しギリギリで変更というのは迷惑な話です。捜査関係者は襟を正して頂きたいものです。(文◎土竜妹子)

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