地下格闘技「強者」創設者逮捕...元メンバーが語る半グレの内情

東京ブレイキングニュース / 2014年5月15日 19時33分

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 前田日明暴行事件でも名前が取り沙汰された関西の地下格闘技団体「強者」(解散)の代表が逮捕されるという一報が入った。

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【傷害容疑:「強者」の創設者を逮捕...大阪府警】

 元アルバイトの男性(25)の頭をビールジョッキで殴るなどし重傷を負わせたとして、大阪府警捜査4課は26日、住所不定、職業不詳、山根真一容疑者(44)ら3人を傷害の疑いで逮捕した。府警によると、山根容疑者は大阪が拠点だった格闘技団体「強者」(解散)の創設者。「現場で暴行を笑って見ていただけ」と容疑を否認している。

 他に逮捕されたのは、露天商の金城旭(36)=大阪市住之江区=と飲食店経営の李石(45)=同市生野区=の両容疑者。

 容疑は昨年3月29日未明、李容疑者が営む大阪市中央区内の飲食店で男性の頭をジョッキで殴ったり、股間を蹴るなどして全治約1カ月半の重傷を負わせたとしている。強者は昨年2月、メンバーが傷害事件などを起こし、府警に解散届を提出した。(毎日新聞の014年04月27日)

 名うての半グレ集団「強者」を作った山根真一容疑者とはどのような人物なのか? 数年前には六代目山口組の幹部とともに不動産詐欺事件で逮捕歴があるなど裏社会とも密接な関係にあった。山根容疑者とも親しい元メンバーが「強者」の裏側を語ってくれた。

――山根容疑者はどういった人物なのか。

「一応、カタギです。だから、いい様に利用されてたんとちゃいますかね。本職のヤクザに」

――裏社会の人間ではなかったのか?

「どこかに入ってたと聞いてます。不動産詐欺とは違う組織のはずです」

ーー「強者」と裏社会の関係は?

「はじめの頃の『強者』は六代目山口組の三次組織の幹部がケツ持ちしてた。でも、アメ村あたりでのメンバーの悪ふざけの度が過ぎてきて、面倒を見切れなくなって関係は切れた。その後は別の組織の下部団体みたいな感じの扱いになったんだよ。でもすぐに大阪府警の取締りが厳しくなってすぐに解散したけど」

ーー「強者」は何を目指したのか?

「もちろん、カネ儲け。一時期、"西の関東連合"を目指すとか豪語してたけど、関西では裏社会の縄張りもあるので無理だったよね」

 関西でも半グレと称するグループはいくつも存在する。しかし、彼らが関東連合のように既存組織のシノギを脅かすほどの存在になれるかと言えば、答えはNOだ。関西や中部では、半グレがヤクザのシノギを脅かすなんてことは絶対にあり得ない。系列として既存組織の下部団体扱いというグループが多い。

 大阪府警は東京で巨大化した「関東連合」の経緯を考え、大阪の暴走族が過去の名声を利用して新たな準暴力団を作らせないために、「強者」を狙い撃ちしているかのようでもある。

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Written by 西郷正興

Photo by Andrius Petrucenia

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