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「初めての子、5あげます」 未成年を買春しまくった男(44)の職業は教育者だった 身勝手すぎる裁判内容

TABLO / 2019年8月22日 15時0分

画像はイメージです

最終陳述で神田康友(仮名、裁判当時44歳)はこんなことを話していました。

「もう二度と再犯を犯さないことを誓います。私はこれまでの人生で自分で決めたことは必ず守ってきました」

さて、彼の前歴を見ると自転車盗難など4件あります。4回も警察の世話になっていながら「もう犯罪行為はしない」とは決めていなかったようです。被告人質問では、

「犯罪なのはわかっていましたが止められませんでした。自分の欲望を抑えられませんでした」

といった供述もしています。リーマンショックで職を失って以来、自暴自棄になってしまっていて「どうにでもなれ」という気持ちでまた罪を犯してしまったそうですが、これまでの人生で自分で決めたことは必ず守ってきた人が話す犯行動機とはとても思えません。

彼が今回犯した罪状は児童買春、児童ポルノ法、青少年健全育成条例の3つです。出会い系アプリに「初めての子、5あげます」と書き込み、反応があった17歳の少女Aに会いに行き、ラブホテルで性行為をしました。彼はAに会うために東京から新潟にまで行っています。

その2日後、再びAと会い関係を持ちました。もう10万円も使っています。その後、Aに「誰か別の子紹介して」と依頼しました。Aは友人の少女B(17歳)に「5万円で援交できる人がいる」と売春を持ちかけ、Bはその話にのりました。紹介料としてAは5千円を受け取ったようです。

彼はBにも5万円を払い、関係を持ちました。彼はこの際の様子を撮影していたために児ポ法でも起訴されています。

A、Bの2人と関係を持ってから約2週間後、彼は再び出会い系アプリに、「僕と初めてをしてくれたら5あげます」と書き込み、17歳の少女Cと関係を持ちました。

この時、Cはお金を受け取っていません。その理由についてCは、

「えっちしたいだけだったから、お金さえ貰わなければ援交にならないと思ってお金は受けとりませんでした」

と供述しています。Cにとっては確かに売春にはなりませんが、彼にとっては青少年健全育成条例に引っ掛かる行為です。余談になりますが、このCは彼によると「箱入り娘」だそうです。

参考記事:鬼畜! 未成年に売春をさせていた”やり手婆あ”が摘発 警察への詳細な「賄賂」の証拠も押収 | TABLO

起訴されたのは上記3名との行為だけですが「ほかにも十数人とやってます」ということです。

彼の「初めての子」へのこだわりには理由がありました。

「幼い子が好き、というわけではありません。年齢にこだわりはありません。でも私はゴムを着けないので、病気が怖くて初めての子を募集していました。あと他の人と比べられるのがイヤだった、っていうのもあります」

彼の言葉からは相手の少女に対する気づかいは微塵も感じられません。

援助交際を続けていた彼の当時の職業は、小学生から高校生を教える家庭教師でした。自分の教え子と同じ年代の少女を彼は買い続けていたのです。「生徒と援助交際の女は違う、と区別はしていました」と供述していて、生徒には手を出さなかったようです。援助交際の相手の少女を一人の人格を持つ人間として尊重をしてはいなかったこともうかがわれます。

彼には実は交際をしている女性がいます。事件のことはその女性には隠しています。また、同居する両親にも事件のことは告げていません。

「両親に話すととてもショックを与えてしまいますし、彼女にも伝えられません。伝えるときっと終わってしまうので…」

というのが事件のことを伏せている理由です。事件のことは身許引き受けをしてくれた友人にしか知らせてません。今後彼が再犯を犯さないように監督してくれるのはこの友人一人だけ、ということになります。

この裁判での求刑は懲役1年。おそらく執行猶予つきの判決が下されたと思います。事件後、彼は再犯を防ぐためにスマートフォンを解約してガラケーにしました。ガラケーなら出会い系アプリをインストールできないから大丈夫、という理屈です。

裁判が終わってすぐまたスマートフォンを手に入れている可能性は否定できません。(取材・文◎鈴木孔明)

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