北朝鮮交渉でカヤの外? 飯島勲参与の気になる発言 プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.52

東京ブレイキングニュース / 2014年7月15日 20時0分

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Photo by 政治の急所/飯島勲

 

 また北朝鮮にアントニオ猪木が「発射」された。超党派の国会議員5人と共に訪朝した猪木。金正恩に贈り物を贈ったとも報じられている。

 さて今回は2か月前の「答え合わせ」をしてみたい。5月7日のこのコラムで「現在、官邸と北朝鮮で何らかの話し合いが進行しているのでは? 果たして、サプライズが近々あるのだろうか。」と私は書いた。

 というのは、ゴールデンウィーク直前に「アントニオ猪木議員の北朝鮮訪問不許可」というニュースがあり、「北朝鮮への経済制裁の一環の渡航自粛」という表向きの理由だけでなく、官邸と北朝鮮は重要な話をしているから今猪木に行かれたらめんどくさいのでは? という下世話な推察だった。

 その数週間後に日本と北朝鮮による拉致被害者の再調査の発表。サプライズはやはりあったのだ。そのときのコラムでもうひとり注目したのが飯島勲参与だ。3月に横田めぐみさんの両親がモンゴルでめぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんと面会した時に飯島参与は「外交カードとしては、失敗の策かもしれない」とコメントしていた。首相側近がなぜこの発言?

 私は、この飯島参与のぶ然としたコメントの意味は「面会の件は、飯島参与には一切知らされていなかった」、「反対したのに意見を聞いてもらえなかった」、「自分の持っている北朝鮮のルートと別だからおもしろくない」の3点ではないかと想像し、飯島参与もタッチできないルートで北朝鮮との「何らかの話し合い」が静かに進行しているのではないか? と書いた。

 この流れで最新号『週刊文春』(7月17日号)の飯島参与のコラムを読むと非常に興味深いのだ。

「政府が北朝鮮への独自制裁の一部を解除したな。」という出だしから始まるのだが、次の言葉に注目。

「ま、オレはカヤの外から眺めてるだけだけど」。

 強烈なグチを一発! いや、イヤミかもしれない。そして自分も随行した小泉訪朝の話を書き、いつものように小泉時代の「思い出話」を書き進める。

 そして、「訪朝するなら、北朝鮮と腹を割って本音の話し合いをしなきゃならない。これは外務省の表ルートの交渉ではできない芸当だな。」......これはもしかしたら「俺を使え」というアピールなのか? 官邸の中でもさまざまなチャンネルがある北朝鮮、という行間が読めてくる。

 あと、コラムの後半は「あのこと」を書いている。

「実は朝鮮総連本部ビルの競売問題の解決がこれらの大前提になっていることを見逃しちゃダメだぜ」「政府が関与できる段階に来たら、ビルを買い取るでも何でもして総連にどうぞ使ってくれと寄贈する。日朝関係を打開できるなら、景気対策でバラマキやるよりよほど安い買い物だと思うな」

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