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元KAT-TUNの田口淳之介が語る「彼女のうつが回復するなら」 大麻は本当にうつ病に効果があるのか

TABLO / 2019年11月14日 10時48分

CDの売上などは芳しくなかったのだろうか(画像は『DIMENSIONS』より)

今年5月、大麻取締法違反で逮捕・起訴された元KAT-TUNの田口淳之介さんが、11月12日、「女性自身」に登場、そのインタビュー内容についてツイッター上を賑わせています。

「大まかな記事の内容は、交際中で同時に逮捕された小嶺麗奈との関係や、交際発覚後から受けた嫌がらせなどで彼女が精神的に不安定な時期があり通院もしていたこと。そんな時期に大麻と出会い回復していったこと。田口の家族は彼がジャニーズ事務所を退所すると、<ジャニーズを辞めたあんたに価値なんてない!>と言ったこと。一方で小嶺の家族は田口に寄り添ってくれたこと……などでした」(芸能記者)

なかでも読者の目に止まったのが、この一節でした。

<「うつ病の薬の効果が出ないなか、(大麻使用で)心を落ち着かせることができ、徐々に回復していきました。もちろん法律に触れることは知っていましたが、“彼女のうつが回復してくれるなら”なんて甘いことを考えてしまいました(後略)>

この記述ついて、SNSでは賛否の声が寄せられたのです。

益戸育江こと高樹沙耶さんは、同記事をリツイートした上で、

「更生も反省も強いてはいけない。大麻取締法こそ更正し、らい予防法のように間違いを認め被害者なき人権侵害をやめて、医療に取り入れるべき」

とツイート。

関連記事:田口淳之介の活動再開はツッコミどころ満載 「反省が伝わってこない!」と各所からブーイング | TABLO

またほかにも“賛”の声は続々。

「友達はモロッコで鬱になりかけたとき医療用大麻で治ったらしい。国によっては問題ないこと」

「もうさ、医療大麻解禁しようよ。薬じゃ鬱は治らないよ」

「大麻が気持ちを楽にさせてくれたのかな。医療大麻なら、うつの治療に使えるのかしら」

「恋人のうつ病が一向に治らず、病院も役に立たない中、大麻だけが唯一うつを回復させることができたというのはすげー興味深い。もちろん違法なものに手を伸ばすのはいけないけど、このような事実がもっと広まれば、大麻の医療用の使用が今より広く認められるかもしれない」

しかし一方で、その数を凌駕するのが、“否”の声です。

「うつになったのなら生活改善が必要なのになぜ素行を変えなかった?と思うし、田口さんはプロポーズするような大切な相手なのに大麻をやめさせなかった…本当は相手のことが大切だと思っていないのだよね」

「うつで辛かったとか結局言い訳だよ。こういった美化する記事はよくないと思う」

「鬱の薬は効かないけど大麻は効果あるんだ。そんな風に思えてしまう怖さ」

「鬱病自体に誤解を与えかねない。大麻やりたいなら合法の国へどうぞ」

「私だってうつ病持ちだけど大麻に手を染めようとは思わないしさすがにそういう判断ぐらいできるよ。うつをバカにするな」

そんななか、実際に「うつ病の初期に大麻を使用していた」という30代女性Aさんに話を聞きました。

参考記事:証言台で「結婚したい」と語る田口淳之介と小嶺麗奈 田口ファンの嫌がらせに耐えるため大麻を使ったと弁明 | TABLO

「数年前、別れたにもかかわらず男女関係の続いていた元恋人が、麻文化や縄文文化、ヒップホップ文化など、いわゆる“そっち系”の人脈が広がったのがきっかけで大麻を入手してくるようになりました。当時は仕事や彼への未練で情緒不安定な日々を過ごしていましたが、彼と大麻を吸い、夜の街を音楽を聴きながら散歩したり、美味しいアイスクリームを食べたり、ゆるやかに吹く風に当たったり……ただそれだけで多幸感が得られるので、『ただ生きているだけで、なんて気持ちがいいんだろう』と、心身を安定させていた気になっていました」

しかしそれは、「その場しのぎだった」と、Aさんは振り返ります。

「大麻が効いているうちはいいんです。でも終わると彼は帰ってゆくし、彼と会わない日は、『彼はわたし以外と幸せを共有しているのではないだろうか』と疑心暗鬼になって、やはり眠れない日々が続き、眠れないから仕事はおろそかになり、上司に怒られ、会社に行くのが苦痛になり……と、悪循環に陥ってゆきました」

それでも彼とは不定期で会い続け、次第に大麻を性行為中に使用するようになっていったといいます。

「彼の生殖機能を崇めたくなるような多幸感といいますか、とにかく味わったことのない感覚でしたね。それがまた味わいたくて、彼が『大麻と構造を似せて作っているから大丈夫』と言い、入手しにくい大麻の代用として当時市場に出回り始めていた危険ドラッグを手に入れ、わたしもはまってしまったことで、うつ症状を急速に早めて“自死”を意識するまでに至りました」

大麻が“ゲートウェイドラッグ”であることを、Aさんは身をもって知ることとなったのです。

「危険ドラッグは、その名の通り、ただただ危険(笑)。大麻と違い、何が入っているかわかったもんじゃないし、体調はわかりやすく悪化しました。当時のわたしは、ゾンビのような顔色で肌もボロボロで、服装にも気が回らず、いつ職務質問されてもおかしくない状態でした。会社では、不安感が強まり抗うつ剤を飲んでいましたが、会社の電話の受話器を持ったまま気づかぬうちに数時間眠ってしまっていたこともありました」

そんなAさんのうつが改善していったのは、彼との関係をきっぱり断ち切り、仕事を辞め、「社会に適応すべく、健康的に、健全に生きなきゃだめだ」と自覚してからだといいます。

「大麻自体を、わたしは否定しません。それ自体が体調悪化に作用するわけではないし、風が当たっただけで『気持ちいい! 生きるって楽しい!』と思えたくらいなんですから。医療大麻を推進する人の言い分もわかりますし、合法国のリゾート地などでなら、健康的な使用方法だと思います。でも違法国の日本社会では、まず入手先が不健康ですよね。堂々と吸えないから人目がつかないよう行動するようになったり、いつも警察に怯えなきゃいけないし、健康的じゃありません。田口さんは、『小嶺さんのうつが回復していった』というならば、その過程を克明に話してほしいですね」

さて、田口さんの記事には、こんな中立の声もありました。

「『そこで大麻に出会ってしまった』ってのが、これさえなければと思うけど、それしか逃げ場がなかったんだろうね。鬱は視野が狭くなって、自死するか死んだように生きるかの2つになるからな…しんどかったんだろうな」

上記記事で田口さんは、あらためて小嶺さんへの愛情を感じさせていますが、果たしてファンは納得できたのでしょうか。(文◎じゅる王)

あわせて読む:小嶺麗奈さんってどんな人? 鮮烈デビューでブレイクを期待された逸材 大麻と出会った“繋がり”とは | TABLO

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