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八木亜希子さんが患った病気に「なんてことない」「簡単に治る」という医師がバイキングに登場で患者たち怒りの声

TABLO / 2019年12月27日 17時31分

画像は著書『その気持ちを伝えるために』より

元フジテレビアナウンサーで、女優としても活躍する八木亜希子さんが「線維筋痛症」の治療のために休養することが公式サイトで発表されました。それを受けて25日放送のフジテレビ『バイキング』では、線維筋痛症に詳しいという医師の西岡久寿樹氏をゲストに招き、発症の原因や症状などについて取り上げました。

しかし、そこでの西岡氏の発言が問題視されており、線維筋痛症を患っている人からは「誤解を与えるような放送やめてくれよ!」といった怒りの声が殺到しています。

 

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線維筋痛症はストレスが原因とされていながらも、詳しい発症原因は解明されておらず、また症状については体の広範囲に激しい痛みやこわばりがあるといいます。このことが番組で紹介されると、西岡氏は発症原因は解明されていると主張し『早い段階で治療すればなんともない病気』と口にします。この発言に対しMCの坂上忍氏が『そこまで心配する必要はない?』と尋ねると、西岡氏は『ない。僕のところ来てくれたらきちんと痛みをコントロールしますから』と強気な姿勢をみせていました。

そして、「早い段階での治療が大切とはいえ、多少の痛みや症状では我慢してしまいがち」といったことに話しが及ぶと、なぜか西岡氏は『一番我慢してるのは僕たち医者ですよね』といったよく分からない持論を展開。加えて、自身が作ったガイドラインにそって治療すればいいとして著書まで宣伝していました。

その後、線維筋痛症を10年ほど患っているという女性から、その症状について「風や服が擦れただけでも痛い」「金槌で思い切り殴られたような痛み」「痛みを和らげるために週に2回麻酔をしている」などといったことが語られると、出演者たちはそのあまりにも辛い症状に騒然となります。しかし、そんな空気の中でも西岡氏は半笑いを浮かべ『このくらいの症状は簡単にとれますよ』と発言していました。

 

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終始、自身の著書を宣伝しながら、大した病気ではないというように主張する西岡氏に、線維筋痛症を患っている人からは「大した病気じゃないなんて誤解を与えるような放送やめてくれよ! この激痛が他人に分かるか!」といった怒りの声が殺到しています。

Twitterなどでも、

「なんてことないなら変わってくれ」

「病気を知らない人が見たら専門医の人が言ってるならそれが正しい思ってしまうものです… それが正しければいいがそうではないのがつらい」

「貴方が診察した1000人の患者さんは今痛みのない生活をしてるのかい? 貴方に診察して貰ったら治るんですよね?」

「病院に電話しようかと思った! あんな簡単に言ってるのにどうして私の痛みを無くしてくれないんですか!? って。世間に“なーんだ、簡単な病気なのね”って誤解はどこでとれるんだろ? そんな目で見られると思うと虚しい…」

「42年治りませんけど…って言いたい! 簡単に治るとか呆れる」

「茶の間はこれで“大した病気ではない”と認識してしまった。今日も動けないで布団の中で痛みと闘っている患者がここにいる」

といった悲痛な声が寄せられています。

ただでさえ、「痛み」という目に見えない症状で他人から理解されにくいという線維筋痛症という病。苦しんでいる人が大勢いる中、医師自ら「なんてことない」「簡単に治る」などといった発言で大したことない病気のように仕立てあげてしまうのは、あまりにも無責任すぎるのではないでしょうか。(文◎絹田たぬき)

 

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