AKB48渡辺麻友は小橋健太!? よしりんとのトークライブより...プチ鹿島の『余計な下世話!』vol.65
TABLO / 2014年10月14日 17時0分
先週10月6日、台風一過の夜、小林よしのり氏に会ってきた。トークライブ「小林よしのりVSプチ鹿島」がおこなわれたのだ。
あの小林よしのりがなぜ私と?
というのも8月に出した拙著「教養としてのプロレス」の第5章「引き受ける力を持つ」で私は小林氏のことを書いたからです。
《漫画家・小林よしのりは世間では「保守の論客」や「AKB大好きおじさん」だと思われているかもしれないが私にとっては「プロレスファン」のイメージだ。 かつてプロレスファンは「傷つきながら、夢を見る」筆頭だった。スキャンダル、団体分裂、最強崩壊にいつも試されていた。今それと似た存在がアイドルファンなのではないか? そう定義するとAKBがスキャンダルを起こしてもどんなに叩かれても小林よしのりがタフな理由が理解できる。(「教養としてのプロレス」)》
現在も小林氏はAKBをめぐる「事件」に喜怒哀楽を前面に出している。もがいている。あれだけ怒り喜ぶモノが今もあるなんてちょっと羨ましい、今もジャンルは違えど「プロレスファンしてる」と私は書いた。
そしたら小林氏が読んでくれて「わしの心理を言い当てられていて、まったく降参というほど笑ってしまった」と、ブログに書いてくれた。編集担当者が調子づいてイベント出演オファーしたら快諾してくれたのである。
ふだんは自分のイベントではAKBやプロレスの話はしないという。そんな珍しい「よしりん」見たさに超満員の観客が詰めかけた。
「前田敦子はジャイアント馬場。大島優子は猪木で、ファンも過激なところが似てる。指原莉乃は大仁田ですよ。馬場・猪木のあとにすぐ大仁田の時代が来たのは早すぎる!」と序盤からよしりんのプロレス例え。
私が「でも去年指原1位があったからこそ、王道の渡辺麻友が1位になった今年は結果的に価値を感じたのでは?」と心情を聞くと「そう、そうよ」とうなづく小林氏。
そして「過激さは時代によって変わる。これだけ情報発信できる時代にあえて発信しない"まゆゆ"はもっとも過激だ」と小林氏は持論を披露。
私が「それってマイクパフォーマンスもしない、言葉の発信もしない、そのぶんリング上でどんどん過激になった四天王プロレスですか。まゆゆは小橋健太ですか?」と聞くと小林氏は力強くうなづいた。
ちなみにこのイベントの直後に「渡辺麻友のインスタグラム裏アカウント流出騒動」があった。小林氏の話を聴いたあとだけにタイムリーな一件。今何を思うよしりん。
さて、ここまでAKBのプロレス例えを書いたのはAKBの歴史をあらためて確認するためではない。 この掛け合いをみてもわかるだろう。小林氏は終始「こちらのリング」でファイトしてくれたのだ。
そのムードのままでイベントを終わらせてもよかったが、せっかくだから私も向うのリングに上がろうと思った。後半になって時事ネタをどんどんぶつけた。朝日新聞、慰安婦、安倍政権......。どれもこれも受けてくれた。
ツイッターで教えてくれた人によると、その後の小林氏は自分のイベントで「プロレスは教養として学べることがたくさんあるんだよ!」と語っていたという。
我ながらよいプロレスができた、のではないか。
Written by プチ鹿島
Photo by 渡辺麻友写真集『まゆゆ』
http://n-knuckles.com/serialization/img/kasimaph.jpgプチ鹿島●時事芸人。オフィス北野所属。◆TBSラジオ「東京ポッド許可局」◆TBSラジオ「荒川強啓ディ・キャッチ!」◆YBSラジオ「はみだし しゃべくりラジオキックス」◆NHKラジオ第一「午後のまりやーじゅ」◆書籍「うそ社説 2~時事芸人~」◆WEB本の雑誌メルマガ ◆連載コラム「宝島」「東スポWeb」「KAMINOGE」「映画野郎」「CIRCUS MAX 」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「横浜BUNTAI」にリニューアル! プロレス評論家・門馬忠雄氏が振り返る横浜文化体育館の〝伝説〟
東スポWEB / 2024年4月24日 11時12分
-
藤原喜明「佐山(聡)のタイガーマスクは最高」 受け継がれる“猪木イズム”
ORICON NEWS / 2024年4月23日 7時0分
-
乙武洋匡&小池都知事にヤジ殺到! プチ鹿島&ダースレイダー「これが見たかった」
東スポWEB / 2024年4月17日 6時18分
-
二階元幹事長に「バカ野郎」と言われた記者はナゼ黙っていたのか│プチ鹿島
TABLO / 2024年4月8日 15時35分
-
まさに「アイドル」だったAKB48柏木由紀 そして思い出される「まゆゆきりん」
TABLO / 2024年3月29日 17時1分
ランキング
-
1LinQ・高木悠未 さんま御殿で博多弁の意外な真実明かす「本当は使わない」言葉は…さんまもビックリ
スポニチアネックス / 2024年4月24日 14時32分
-
2「心療内科に通うほど苦痛を与えた」『半沢直樹』俳優がセクハラ謝罪、女性を苦しめた不必要なスキンシップの中身
週刊女性PRIME / 2024年4月24日 18時0分
-
3高校生が今一番好きな女性俳優ランキング! 2位「永野芽郁」を抑えた1位は?
オールアバウト / 2024年4月23日 8時35分
-
4MOONCHILD、4月末をもって解散「それぞれ新たな道を歩んでいく」 メンバー5人の今後についても説明
ORICON NEWS / 2024年4月24日 16時3分
-
5「ぶっ飛んでる」きゃりーぱみゅぱみゅの斬新すぎる“妊娠報告”写真が物議、“マタニティハイ”の落とし穴
週刊女性PRIME / 2024年4月24日 17時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください