大手メディアが乱用する「児童ポルノ」報道に名誉棄損の可能性

東京ブレイキングニュース / 2014年11月12日 20時10分

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 過去何回かに渡って、大手メディアの "児童ポルノ" という単語の乱用・誤用を批判したが、今回は切り口を変えてメディア側への警告を発したいと思う。 "児童ポルノ" という単語を便利に使い倒し、正義漢ぶっていいこと言った気になっていると、痛い目を見ますよという内容だ。

 まず確認しておきたいのだが、児童ポルノ法が改正され、単純所持などに対しても罰則が設けられたという情報は頭に入っているだろうか? 1年の猶予期間があるとはいえ "児童ポルノ" の所持・掲載(提供)・製造・売買などは違法行為なのである。 したがって "児童ポルノ" とは、犯罪そのものを指す単語だと言っていい。

では、次に以前掲載したこの記事を読んでみて欲しい。

 ここで取り上げたAERAの北原みのり氏の記事には、児童ポルノではない商品の画像に対して、さも児童ポルノであるかのようなキャプションが付けられていた。 この記事が掲載されたのは児ポ法が改正されるより前ではあるが、これが仮に猶予期間が終わって罰則が設けられた後だったとしたらどうなるだろうか?

 北原氏のように児ポの範疇を無理やり広げたい人間が迂闊に "児童ポルノ" とレッテル貼りをすると、容易く名誉毀損や信用毀損が成立してしまう。 犯罪行為を犯している訳でもないコンテンツ及びその提供者に対して、メディア上で 「こいつらは犯罪者だ」 と名指しで石を投げつけているも同然なのだから、当たり前の話であろう。

 納得がいかないという方のために解りやすく言い直すが、何もしていない他人に対して公然と 「万引きした」 だの 「人殺しだ」 だのと暴言をぶつけたらどうなるだろうか? "児童ポルノ" が違法行為を指す単語となってしまった以上 "児童ポルノではない物(合法コンテンツ)" に対して "児童ポル(違法コンテンツ)" であると触れ回る行為は、コンテンツ提供者の社会的信用を著しく傷付けることになる。 であるなら名誉・信用毀損で訴えられても仕方がないだろう。

 とても簡単な話だと思うのだが、ご理解いただけるだろうか?

 これまでは定義もあやふやで、裁かれて当然の事をしでかした人間にしか罰則はなかったが、単純所持などにも罰則が設けられた以上、単語の使い方には充分な配慮が必要になる。

 しかし、各メディアの児ポ叩きやオタク叩きを見ていると、どうもそうした危機意識が欠落しているように見受けられるのだ。 これは私の勝手な推測だが 「ロリコンやオタクなんてサンドバッグだからやり返してこないだろう」 と、ナメてかかっているとしか思えない。

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