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その認識、大損こいてません? 確定申告前に“自分が支払っている保険料”を把握しておかないと搾取され続けますよ!

TABLO / 2020年1月27日 7時0分

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写真はイメージです

 

確定申告が近くなると保険会社から生命保険料控除のための証明書が送付されてきます。今年もそれを手にしたときにふと思ったのが、自分はどれくらいの保険料を支払っているのかについて把握してないということ。

昨年に「かんぽ生命」の不祥事が世間を騒がせたにもかかわらず、「俺はかんぽじゃないからいいや」という感じであまり気にしていませんでしたし…。それはまずいだろということで、まずは生命保険についての統計データをちょっと調べてみました。

 

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始めに、グラフ1は生命保険の年額と月額の平均支払額(全世帯)を示したものになります。平成18年は年間52万6000円だったのが、平成30年では38万2000円と10万円以上も減少しています。とはいえ、平成30年の38万2000円を12カ月で割ると月額3万2000円ですから、それなりに大きな支出であることがわかりました。

 

次に、年間支払額ごとの世帯分布を現したのがグラフ2です。最も多いのが「12~24万円」で、月額にすると1~2万円くらい。というか、「72~84万円未満」が5.8%もいることに驚きでした。生命保険に月額6~7万円も払っていて家計は大丈夫なんでしょうか。おそらく保険料が高くなる年配層とか生活に余裕のある富裕層が多いのだと思うのですが、よく払うなというのがぶっちゃけた感想です。

 

最後に、世帯主の年齢別でどれだけ保険料を支払っているかを示したのがグラフ3。40代後半から年間40万円台にドーンと増えて、それが64歳まで続いています。この時期は住宅ローンのラストスパートだったり、子どもの大学進学なんかが重なる時期でもあります。そこに年間40万円オーバーの出費はかなり厳しい状況じゃないかと思いました。

 

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生命保険は家計のなかで結構な負担になっていることは間違いありません。そして、生命保険は千差万別で、掛け金も補償内容も保険会社や商品でかなり異なります。まずはどれだけ払っているかを把握して、現在加入している保険の内容が自分に必要かどうかを定期的にチェックすることが大切。毎年は厳しいかもしれませんが、例えば、結婚や出産などのライフイベントごとに見直ししてみてはいかがでしょうか。(文◎百園雷太)

 

※<グラフ1~3>公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度『生命保険に関する全国実態調査』(平成30年12月発行)」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています。また、グラフの「全生保」は民保(かんぽ生命を含む)、簡保、JA、県民共済・生協等を含みます。

 

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