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【違法風俗】16歳少女を監禁しデリヘル嬢として働かせていた悪徳業者の顛末

TABLO / 2015年3月13日 16時0分

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「俺の通っていたデリヘルが摘発された」ある知人から電話があった。それを聞いた時は大して驚かなかったのだが、話をよくよく聞いてみると、とんでもない業者だった事が発覚したのだ。事件の概要はこうだ。

 2015年1月14日、大阪府警生活安全特捜隊が、児童福祉法違反と売春防止法違反の疑いで大阪府大阪市東成区=風俗店経営松浦嘉己(50)を逮捕した。2014年9月に滋賀県大津市の中学3年の女子生徒ら18歳未満少女2人を、デリヘル店従業員として雇い、33歳と40歳の男性客を相手に売春させた疑いで捜査していた。共犯である大阪府守口市=風俗店従業員=田水唯容疑者(23)は「18歳未満とは知らなかった」と否認している。

 知人が通っていたこの派遣型のヘルスは風俗の激戦区にあり、「本番が出来る超優良店」として一部愛好家ではかなり知られていた存在であったらしい。ここまでは正直よくある話だだが、じつはこの事件にはもっと深い闇があったのだ。

 これに絡み、3月11日に大阪府大東市の無職=中野剛志(21)と大阪府豊中市の=建築作業員=西村侑也(24)含む3人が児童福祉法違反、職業安定法違反などでそれぞれ起訴された。その後に管理売春で逮捕され、残り1人は「意味がわからない」と容疑を否認している。この1人こそ先に逮捕されている松浦容疑者なのである。

 逮捕、起訴理由は2014年4月から6月にかけて当時16才から20才までの女性3人を西村容疑者の自宅に住まわせて外出を禁止するなど監視して、少女等が逃げ出すと連れ戻し、殴る蹴るの暴行を加えていた。容疑者らは出会い系サイトで客を募り、売春を強要し、そこで得た収入は全て少女等から取り上げ自分たちの遊興費に当てていた。筆者の知人は、この少女らと容疑者が経営していた派遣型ヘルスで知り合っていた。知人によると、「どこか、ワケ有りの女かと思ったけど」と語るが「子供っぽい大人」と「大人っぽい子供」では意味が全く変わってしまう。

 事件が発覚したのは2014年6月に監禁されていた女性が逃げ出し、豊中南署に相談して一連の事件が浮かび上がった。つまり自分達が捕まえた女性の一部が派遣型ヘルスに売り渡されていたのだ。監禁されていた女性は、支配下に入り承諾した女性が松浦容疑者の経営する派遣型ヘルスに在籍していた。筆者は度々大阪に取材に入り、東京ブレイキングニュースで女性がさらわれたり危ない目に合っている事を再三記事にしている。

 これはまだまだ氷山の一角であり、まだまだこの様な事件は関西は元より日本全国にある事を、読者の皆様には知ってもらいたい。

Written by 西郷正興

Photo by ManNg

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