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家族も悔し涙 無念!高校球児 コロナウィルスで春の甲子園中止 シングルマザーで息子を支えてきた母親も 

TABLO / 2020年3月12日 17時28分

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高校球児だけではなく支えてきた家族の想いも。

 

第92回選抜高校野球大会の中止が発表されました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公益財団法人日本高等学校野球連盟の臨時運営委員会で決定されました。先週の大会運営委員会では、無観客での実施に向けた準備を出場32校に要請していました。開催予定の選抜大会が中止になるのは史上初です。

 

「野球一筋に目標に向かって、長年努力して、色々なものを犠牲にしながら、上り詰めた大会出場が中止とは、ひどすぎませんか。無観客試合でなぜ対応できなかったのでしょうか」

と出場校関係者は、茫然自失状態です。

「せっかく掴んだ甲子園出場という機会を失った、選手、家族へのメンタルケアが急務ではないでしょうか。高二の春、高一の春は一度しかありません。留年でもしない限り、高校野球という限られた舞台は二度とありませんから」

 

参考記事:高齢者優遇? 『パチンコだけは営業OK』の開き直り会見! 国家公安委員長「客が握るハンドルの消毒徹底を要請してる」ってナニそれ!? | TABLO

 

出場高校OBのカウンセラーは危惧しています。甲子園出場に向けて、家族で一丸になって頑張ってきたドラマがたくさんあります。

「昼間は介護、夜は水商売のダブルワークで息子を育てて、高校野球の強豪に入学させました。幸いウチの子は大会に出場できましたが、もし、今回の出場メンバーだった半狂乱になってしまったと思います」

とシングルマザーは語ります。

甲子園出場は、家族の夢、一族の夢、皆んなの夢を背負っているのです。

 


「野球を続けるのは、お金がかかるから、老体に鞭打って、アルバイトをしながら、孫を支援して来ましたよ。せっかくの晴れ舞台を。胸が苦しくなります」

稼ぎの少ない就職氷河期世代の親を経済的に祖父母が支えるという苦労もあるわけです。甲子園大会のグッズ販売を生業にしている業者は倒産危機です。

「無観客で販売が通販だけになるのも厳しい状況でした。毎回大会に観に来るような常連客等が大人買いして、支援してくれていましたが、試合中止では幻の大会グッズになってしまいます」(グッズ販売業者関係者)

中止になったセンバツ大会の関係者への補償はどのようになるのかは、未定です。青春を犠牲にしてきた当事者にしかわからない状況にあることはお察しします。お見舞い申し上げます。(文◎星野純連)

あわせて読む:小倉智昭が「食堂に“毛が生えた”ような談話室」とデイサービスに上から目線で発言 「彼にとっては褒め言葉だと思おう…」と怒りを我慢する声も | TABLO

 

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