柏木由紀、手越祐也との「抱擁写真」流出スキャンダルの行方

　ようやく柏木由紀がツイートをした。内容は業務報告で番組に今からいってきます、というようなものだった。そのツイートに対して、おおむね暖かいコメントが多かったが、何件かは「このままだんまりかよ」的なものもあったのは致し方あるまい。

　柏木由紀と言えば6月7日に行われた第七回ＡＫＢ総選挙2位。16万票代を得て、自分自身、ＡＫＢ歴での最高位を射止めた。が、その直後、「ＡＫＢグループの天敵」とも言われる「週刊文春」がジャニーズ・ＮＥＷＳの手越裕也との、箱根の宿での浴衣のツーショット写真が掲載される事になった。

　もはや、「ＡＫＢのスキャンダルは文春へ」という様相を呈しているが、この写真は持ち込みではなく文春記者の粘り勝ちだったようだ。ＡＫＢは建前として「恋愛禁止」を謳っているので、これまで何人ものメンバーが辞めたり（卒業など）、処分を受けてきた。

　柏木クラスの「大物」のスキャンダルだと、指原莉乃、峯岸みなみ以来になる。指原莉乃は博多のＨＫＴに「飛ばされた」のは左遷だが、トーク番組などで自身のスキャンダルをネタにして、醜聞色を薄くしていったという器用な面が見られた。将来、ＡＫＢグループを卒業しても残っていけるだろうと言われる第一人者である。

　峯岸の場合、坊主にした事でファンがドン引きしてしまったと思われる。その後自身の坊主ネタをライブでするものの笑いが起こっているのだが、そのたびにあの時の坊主姿をファンを思い出してしまい指原ほどの火消しは出来なかった。というものの今回の総選挙では順位が上がったので徐々に、ファンの脳裏からはスキャンダルは薄れつつあるようだ。

　柏木の今後の対応だが、どうやらスルーの方向に行っているが「秋元康氏がさすがにスルーは出来ない的」な発言をしている事から、何らかの動きがあるかも知れない。指原の元彼の流出写真や峯岸の張り込み盗撮写真ではなく、柏木の場合、あまりにも無防備なツーショット写真なため、運営の一部からだが、呆れているという声も聞く。そんな運営がどれだけフォローするか、秋元康氏が指原にしたように上手な扱いをするかが注目されるが、もしかしたらこのままスルーでも収まりそうな雰囲気もなきにしも非ずと思うのは筆者だけだろうか。

Written by 東条洋介