整形しても人気が出るとは限らない！ 吉原現役コンパニオンが教える男性の心をつかむテクニック

写真はイメージです。

 

初めて吉原で働くことになり、待機室に案内されたとき「わっ、みんなめっちゃ綺麗、胸も大きい!」と思ったのですが、数ヵ月たったとき気づいたんです。

「そうか、天然物じゃないんだ！」って。

 

そうなんです、みんないじっていたんです、顔も胸も!

やはり初めてのお客さんが選んでいただくには写真栄えしなくてはいけませんから、美容クリニック通い、レーザーやヒアルロン酸、ボトックス注射は当然、プチ整形や豊胸も珍しくないというか、当たり前のようにされてました。

でも、ある時ちょっと垢抜けない子が入店して「まさかこの子が?」って思ったのですが、あっという間に人気姫になったことがありました。

お金が稼げますから「じゃあ、もっと綺麗になったら…」と、彼女は目を大きく鼻をツンと高く直したんです。「わー、もう彼女無敵だわ!」と思いきや、なんとみるみる人気が落ちていきました。

待機室での彼女の振る舞いを見て分かりましたが、入店時の素朴で可愛い気のあるイメージはもはや微塵もなく、鼻持ちならない自意識過剰な美人さんに変身していました。彼女の場合、施術は成功でも結果は失敗でした。

豊胸は服を着ている時の見栄えばかりで、触ると硬かったり不自然なシワがよることもありますし、ヒアルロン酸の注入で、よりナチュラルに大きくすることもできますが、体に吸収されていきますから維持するには施術を繰り返さなくてはなりません。

 

参考記事：「今のうちにプチ整形しよう」　新型コロナ騒動後に六本木キャバクラの子の顔が変わっている？　緊急支援融資５００万円で整形に駆け込む女子 | TABLO

 

プチ整形は、一度するとどんどん欲が出て「次はここ、そのつぎはあそこも!」と、「お直しスパイラル」から向け出せなくて稼いだお金がみんな美容につぎ込まれることも。何度もしたあげく「これは整形顔ね」と、ただ綺麗で無個性な顔になってしまいます。

なにより一概に美人がランカー（いわゆる人気姫のこと）とは限りません。容姿がいまいちでも、いつも予約で埋まる子もいます。当たり前にお相手を思いやれるか「大人の女」としてのテクニックですね。

性格、そして勿論Hテクの向上は必須です。外国の男性が一度日本人の女の子と付き合うと「離れられない、忘れられない!」とよく聞きます。これ案外Hの献身的なところが忘れられないからというのもまんざら嘘でもないような。

色々書きましたけど、吉原の女性だけでなく一般女性にも結構当てはまること多いんじゃないかな? モテるためのコツって。程よく見栄えの努力、心の優しさ思いやり、そしてHテク。

 

関連記事：現役吉原コンパニオンが指南　『吉原でモテる男性とは』　男性自身の思う「モテる男」は間違っている | TABLO

 

最後の1つは「えーっ、そんなの」って思われるかもしれませんが、昔から「男心をつかむならまず胃袋をつ掴め」と言われますけど、今時でしたら「あそこ」も掴んでしまったら、怖いものなしかな……なんて。（文◎久世素子　吉原某店勤務中）

 

あわせて読む：「コロナが終わったら一緒になりたい」“酒”と“不倫”に溺れる人が増加中！　昼は飲みながらテレワーク、夜はオンライン飲み会、深夜にこっそり… | TABLO