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『ガイアの夜明け』ヤンキーインターンの中・高卒集めてアポ電させまくる研修に疑問の声 「使われてるだけ」「オレオレ詐欺にしか見えん」

TABLO / 2020年10月14日 11時30分

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写真はイメージです

10月13日放送の『日経スペシャル ガイアの夜明け』(テレビ東京系)が、不良少年や不登校の若者を集め研修する『ヤンキーインターン』を特集。この放送後、ネットでは内容に対し多くの批判の声が上っています。

番組は、東京・原宿にある『株式会社ハッシャダイ』が実施する、最終学歴が中卒・高卒限定の就職支援サービス『ヤンキーインターン』を取り上げ、今年の4月から参加した男性18名を密着取材しています。参加者には、一般的にヤンキーと称される不良以外にも、高校生の時にうつ病を患い高卒となった20歳の男性なども。

はじめに、ハッシャダイ創業メンバーで、自身も中卒で札付きのワルだったという、勝山恵一さんが「中卒・高卒の機会格差を解消するために、活動している。ヤンキーインターンは仕組みを使って若者が羽ばたける環境」とヤンキーインターンについて説明。

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インターン生は、食費1日1000円支給、住居も提供され研修の参加費は無料という待遇で、研修内容としては、参加者にテレアポと呼ばれる電話による営業活動を指導、実際に企業向けのテレアポを実践しています。そして、その利益が研修の運営費となっているようです。

研修は真剣そのもので、私語をしていた参加者に対し「ゴルァ!」と怒鳴りつけ厳しく指導する場面もみられ、アポイントが取れず苦悩し辞める事を考える若者の姿も見られました。

9月、研修を終えたインターン生の卒業式。参加者のうち5人が脱落し、残った13人のうち8人の就職が内定、中には就職をせずに起業を目指す男性も。その後のエンディングでは、清々しい表情の卒業生たちが映し出されていました。

しかし、こうした特集内容に対しネットでは、

「今日のガイアの夜明けを見たけど、中卒がエリートと同じフィールドでバリバリやってくのを期待していた。あれじゃ、商社の人にただ使われているだけやんけ」

「将来に行き詰まっていると感じている人にさせる事が、先に繋がる可能性の最も低いテレアポとは胸糞。テレアポは営業ではなくただの迷惑電話です。食費1日千円渡して一日中電話させて、契約取れなきゃ給与なし。電話代は誰持ち? 使い捨てられる若者が哀れ。」

「中高卒の子たち集めて、インターンと称して安月給でアポ電をさせまくっているやばい企業にしかみえなかったけど(笑)」

「すごいな、この電話営業の映像。とうみてもオレオレ詐欺にしか見えん…。」

「結局バイトでもできる感じの仕事内容な気がするなぁ…。それでブルーカラーの仕事下げているのが本当に謎。ブルーカラーの仕事だって職種によってはテレアポより特殊なスキル磨けそうなものだが」

「クローズアップ現代で叩かれそうな電話営業商法」

などと多くの批判の声が上っていました。

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この『ハッシャダイ』が実施する『ヤンキーインターン』は、フジテレビのドキュメント番組『ザ・ノンフィクション』で今年の8月に取り上げられ、その際もネットに批判の声が殺到していました。

この取組が掲げている目標は素晴らしいものですが、その生々しい現場はやはり見るものに嫌悪感を抱かせてしまうようです。(文◎デューク・テルゴ)

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