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ワニの丸焼きが大ブーム! 実は健康志向の人にオススメで捨てるところが無いほどコスパ良し

TABLO / 2018年9月13日 11時0分


 今日のお昼ごはんを何にしようか悩んでいるあなたに為になるお話。ワニ肉を焼く屋台が街道沿いに出現して話題になっています。

 このワニ肉屋台、タイ中部ラーチャブリー県でワニ養殖業を営むオーナー男性が、ワニ取引価格下落に窮し、養殖池からすぐの街道沿いでワニ肉の串焼きを1本20バーツ(約70円)という破格の安さで地元住民や通りすがりの観光客相手に売り出したところ人気になりました。

 今では遠方からも客が来るようになり、ワニの丸焼きは記念写真を撮るインスタ女子に大人気の被写体と化しています。

 ワニ肉屋台を営むワニ養殖業者「タウィーチャイ・ファーム」のオーナー男性はワニを養殖するとともに全国から様々な品種のワニを仕入れ、ワニ革輸出業者に販売する仕事を15年間営んできました。現在は雄雌の「種ワニ」を300匹ほど飼育しています。

 屋台で販売する肉には生後1.5年で体長約1.5~2メートルのワニを使用。理由はこの年齢がもっとも肉が柔らかいからだとか。串焼きのほか、つみれボールやハムにも加工して毎日販売しています。

 しかし一番の注目は、やはり丸焼き。特製ソースに一晩浸けたワニ1匹丸ごとを回転グリルで2~3時間かけてじっくりあぶり焼きしたもので、値段は1キロ300バーツ(約1,000円)。丸焼きの販売は日曜日のみですが、丸ごと購入すると全部位の中でもっとも美味な尻尾の付け根の肉はもちろん、珍味とされるタンとアバラの軟骨を味わえます。


 ワニ肉はタンパク質豊富で脂身が少なく、豚肉と鶏肉の中間のような味。コレステロールを減らし、喘息の症状を和らげるなどの効果があるコール酸を含んでいるため、健康志向の人にも人気で、facebookページを通じてネットでも注文が入っているとのことです。

 「ワニは革だけしか売り物にならないと多くの人が思っていますが、全ての部位を利用でき、食用にすることもできるのです」

 オーナー男性は力強くアピールしています。将来的にワニ肉料理専門のレストランも計画しているとか。トムヤムクン(エビのトムヤム)ならぬ「ワニのトムヤム」をそのうち味わえるかもしれませんよ。(取材・文◎赤熊賢)

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