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若い女性がうじゃうじゃいた!? コロナ感染で宿泊療養していた男性が語る“誰も知らない”14日間

TABLO / 2021年1月8日 10時50分

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画像はイメージです

1月7日の東京都の発表によると、病床確保数は4000床、入院数は3154床、うち重症者は121人、宿泊療養者939人、自宅療養者5319人、そして「入院なのか療養でいいのか」を調整している人が4759人ということで、医療崩壊はすでに起きている状態です。

ふとしたきかっけで、タイトルにあるお三方が集まるという奇跡が起きましたので、感染症対策をしてインタビューを行ってまいりました。

特に上記の「宿泊療養」について貴重なお話が聞けましたので、少しでも皆さまの参考になれたら…と思い、記事化に至りました。

 

それでは登場人物をご紹介します。

Aさん:郵政関連の委託仕事が多いという元ワルのトラックドライバー。今回、アベノマスクを都内郵便局へ配達したという貴重な体験をお話ししてくださいました。

Bさん:北区で輸入業の会社で幹部をされている50代後半の元ワルおじさん 身長は175センチくらい、ガチムチ体型で、X-GUNの西尾さんに似たビジュアルです。コロナ感染して2週間ほど隔離されていました。

Cさん:コロナ患者を受けれ入れているという都内病院の男性看護士。岡田晴恵さんが大嫌いで「PCRなんて全員やったら、とんでもないことになる!」と酒が入るにつれてキレていました。

 

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アベノマスクを総括しないでどうする!

――Aさんはアベノマスクを配達していたんですか。あれって、どこの会社が作って、どんな配達方法だったんですか?

A「大きな段ボールにマスクが入ってるんですが、これが都内なら、新東京郵便局・東京北部郵便局・東京多摩郵便局に一度集まります。そこから、都内の地場便(小さな郵便局へ)、その他全国に発送の為に運びますね」

C「へえ…そうなんだあ…」

――最初にでっかい郵便局に集まるとのことですが、その前はどこから来ているんですか?

A「私が聞いたのは船便で届くものを取りに行ってるようです。関東だと船便は、全て川崎東郵便局にまずは入ります。ここから全国に運ぶ能力が有るんです。まずは、カビ、ホコリ、汚れなどの問題をチェックし、さらに在庫の段ボールをどうするかです。神奈川県綾瀬市にある綾瀬郵便局が元々は全国に運ぶ為の大きな郵便局でしたが、海老名に新しく出来たので現在はあまり使わないようになっていますから、ここに在庫は置けますね。あとは新越谷郵便局にも在庫は置けるんじゃないかな」

B「聞いてるだけで大変な仕事だな…」

A「いやぁ、私らは郵便局に届けるだけ。一番大変なのはそこからカブで各家庭に運ぶ配達員ですよ」

――でも郵便局のドライバーはマスクを運ぶことなんて慣れてないでしょ?

A「そうでもないですね。例えば、『母の日ギフト』なんてあるじゃないですか。あれって郵便局のドライバーが花農家の畑まで直接行って郵便局員が捌いているんです。ですからまあ、お手の物ですね」

――プロフェッショナルだなぁ……ぜひ密着取材したい……。

A「いつでもどうぞ(笑)」

 

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味覚ゼロになりコロナ感染が発覚

――Bさんは、まさかのコロナ感染者になっちゃったんですよね?

B「そーなんだよ。もうたまったもんじゃねえよ。最初はうちの会社のトップがコロナになっちゃってさ、それで俺も『濃厚感染者』ってことで隔離されてたわけ。だけどさ、だんだん味とか臭いが分からなくなってきたんだよ…」

――わ、出た。やっぱり、その症状出るんですね?

B「便所でさ、糞してさ、紙で拭くだろ? それを鼻まで持ってきて嗅いでも……まったく臭いがしねえんだよ! ヤベえだろ!? だから自分から保健所に連絡してさ『俺、コロナだわ』って言ったわけ」

――た、確かに…。それで、すぐ入院ですか?

B「それが全然違うの! 病院に行けって言われると思うじゃん普通?」

C「もしかして、そのまま隔離ですか?」

B「そうなんだよ! Sホテルってあるじゃん、湾岸の方に。あそこへ行けっつーんだよ」

――え? あの有名なホテルですか? そんな大きなところで隔離されてたんですか!?

B「いやいや、有名とは言っても、そこの別館みてえな小汚え古い棟でさ。全部、シングルルームの建物があんだよ。そのカビ臭え部屋へ入れられてさあ……」

――あれ、嗅覚はないのでは…?

B「雰囲気だよ、雰囲気! ジメッとした古いホテルよ。分かるかなあ、窓際に据え付けタイプのでっかいエアコンがあるような…」

C「ああ、分かる、分かる!(笑)」

A「それはキツイなあ……2週間いたんでしょ?」

B「そうよ! 気が狂うかと思ったぜ。で、日に三度、朝昼晩だけロビーに弁当が積まれて、それを自分らで取りに行くわけよ。電子レンジもなくて、冷えた弁当を2週間食べ続けるのが辛くて、辛くて……昔、ムショにいた頃を思い出しちまってよぉ…」

――いや、ていうか自分で弁当取りに行くんですか!? 危なくないですか!?

C「いや、そこはもう感染者しかいないから、予防とか関係ないんですよ」

B「そうそう、そんな感じ。確かに常駐してる医者みてえなのはいるんだけど、そいつらはいっさい診察なんてしなかったな」

――え、うそー!? 意味ないじゃないですか!

 

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誰にも会わずに退室!?

B「まあな、別にロビーでもマスクしてたり、してなかったりだし。雑なことするなあとは思ったけどよ。でも、日に3回ロビーに行くことだけが楽しみでよぉ」

――弁当ぐらい配れよなあ……。患者は何人くらいいたんですか?

B「弁当の数から見て、まあざっと100人か150人は入れられてたんじゃねえかな。あ、でも、そこで面白いことがあってさ……。

そのホテルで隔離されてたの、俺みたいなおっさんはすごく少なくて、20代くらいの若い女ばっかりだったんだよ。それがもう不思議で不思議でさ」

――ということは、接待を伴う夜のお仕事的なお姉さんとか?

B「うん確かに、それっぽい子もいた。でも、あと半分は素朴な普通~の女の子で、一緒に顔見知りが入ってる感じだった。で、ちょっと並んでる時に聞いたんだけど、看護士だったんだよ、その子ら」

C「なるほど~、集団感染が出てしまった病院の看護士とか、医療関係者ですね」

――そこでナンパとかしてるやついませんでした?

B「いたいた、明らかにホストだろって奴が『獲物を得たり!』って感じで。なんだか若い奴らは楽しそうだったよ。俺は辛くて仕方がなかったけどな」

――で、何をもって治ったってことになって隔離が終わったんですか?

B「2週間経ったら内線電話がかかって来てよ。『はい、じゃ出てくださ―い』とだけ言われて、誰かが見送りしてくれるわけでもねえ…俺一人ぼっちでSホテルを出て徒歩で帰らされたわけ」

全員「ええっっっーーーーー!!??」

B「で、やっぱ電車乗る勇気なくてよ。そっからタクシーで北区まで1万円オーバーだったよ……。4月に東京で一番感染者が多かった日あるだろ? あの数字の中に俺入ってるよ(笑)」

 

話を聞いている間、私は何度「無茶苦茶やん!」と言ったでしょうか。国がやってる隔離ってこの程度なのでしょうか!? 申し訳ないですがインタビュー中、「このおっさんまだ治ってないんちゃうか」と思い、マスクをしだした自分をどうかお許しください。

ただ、アベノマスクの輸送方法、隔離施設では若い女性が多いという情報は、なかなか報道に載るような話ではありません。今後もこういった生の声を伝えていこうと思っています。(取材・文◎岡本タブー郎)

 

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