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『カメラを止めるな!』で初めて知った、出演者がお金を払って映画に出るという画期的な方式

TABLO / 2018年12月7日 10時39分


「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が次作の出演者を12月7日から募集。「たぶん最高の映画を作ります」と意気込んでいます。

「カメラを止めるな!」のDVDが5日から発売されました。3日には、第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)の石原裕次郎賞に輝きました。
 製作費300万円、封切り5カ月で興行収入30億円超、350館超で上映という日本映画史に残る大ヒットになったが、出演者はノーギャラというのは当サイト既報の通り。


『カメラを止めるな!』主演俳優はノーギャラだった! 今もラブホテルでバイト中 何とかならないの!?

「ノーギャラでも、映画が売れた結果、出演者には、テレビ等の出演依頼が殺到し、嬉しい悲鳴をあげている人もいます。映画を作ったENBUゼミナールは、俳優養成の専門学校で、映画に出演するにあたり、出演者一人につき15万円を出資させるシステムを長年とってきました。
 フリーターの役者の卵にとって、キツい金額ですが、『カメラを止めるな!』は大ヒットで見返りが多かったので、高額レッスン商法の事務所やエキストラ案件しか出口がないワークショップよりはマシかもしれません。ですから、映画の興行収入やDVDの収益から俳優にリターンがなくても、OKです。ENBUはテレビ出演等のプロモーションもしていますから」(ENBU関係者)

 出演者からの出資を募るインディーズ映画は少なくないようです。

「制作費を全額出演者の出資から賄うENBU方式を実行している会社は少なくありません。あるインディーズ映画会社から出演オファーをいただきましたが、出演条件に出資とチケットとDVDの販売がありました。小さな役で5万円からの出資でした。出演者の役の大きさに応じた金額の出資をさせるのです。映画完成後に映画チケットとDVD商品を出演者に現物支給して、販売させます。販売売上から出演料をもらえるのですが、ずいぶんと役者を利用するな と憤りを感じました。」(インディーズ映画俳優)

 ワークショップと映画制作15万円の出資で日本映画史に残る大ヒットの出演実績を買えたなら結果としてコストパフォーマンス抜群かもしれません。(文◎九頭龍腐流腐流)

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