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NGT48山口真帆さん暴行事件 常軌を逸したテレビコメンテーターといつも冷静なコメンテーターの発言

TABLO / 2019年3月26日 11時21分


 1月9日にファンの男性2人から暴行を受けたことを告白したNGT48山口真帆さん、ファンのみならず世論を巻き込んでの運営批判の末、運営側は3月22日に第三者委員会の調査報告記者会見を行ったことは、弊サイトでも既報のとおりです。

関連記事:NGT48山口真帆、運営が記者会見中に怒りの連続ツイートに「戦法がカッコイイ」の声

 会見中、山口さんから<なんで嘘ばかりつくんでしょうか>などSNSで反撃されたことにより、騒動は一向に沈静化の兆しは見えませんが、同会見で第三者委員会の調査による"事実"として伝えられたことのひとつに、
本件事件に関して、被疑者らとの間で何らかの共謀があったことを示すような証拠は確認できず、よって、本件事件に関与した者がいたとは認められなかった(中略)以上のとおり、本件事件について、メンバーが被疑者らとの間で何らかの共謀をして関与した事実は認められなかった
 といったことがあげられます。なお、帰宅時間を教えて"事件に関与"したとされるメンバーについては、突然声をかけられ、とっさに答えてしまったという突発的なことだったとしています。

 そして、事件との直接的関与がないファンとメンバーの繋がりについては、
具体的な事実として垣間見ることができた
 とした上で、山口さんから実名が上がっていた3人については、"事件に関与したメンバーは、いなかった"としたのです。

 ファンとメンバーの繋がりはあった。だけど、事件に関与したメンバーはいなかった。
 とてもシンプルなこの一節にのみ言及すると、そういえばこれまで、公共の電波を使ったワイドショーでは、メンバーの事件関与が事実として語られていませんでしたっけ? と思い返されます。

関連記事:NGT48騒動で第三者委員会の報告「メンバーの関与はなかった」 もう二次被害者を出すのは止めませんか


加藤浩次さん 1月10日放送『スッキリ!』(日本テレビ系)より
「山口さんが自分のSNSで『メンバーが差し向けたヤツなんだ』というようなニュアンスの発言もしている。ここなんですよ、ポイントだと思うのは。それで、運営側に文句を言っている。たまたまファンがやってきたんじゃなくて、誰かにそそのかされて、差し向けられてきた2人が私に恐怖を与えたという部分の発言もしている。そうなると、犯人捜しをどうしていくのか、運営側どうやっていくのかが、相当注目になる」
「メンバー内にそういうのがあるのが問題」

同 1月11日放送より
「今回運営側は、帰宅時間を教えるという風にした人間はメンバーの中にいましたということで認めている。2つは認めてないんだけど、1個認めてて、これなんだろう山口さんが謝罪して、何でこのメンバー何もないの? って思うのが普通だと思う」
「こういったメンバーが中にいたら、(防犯ベル)そんなもん持たしても関係なくなるじゃんって。もともとやらないといけないのは、こういったメンバーがいなくなることでしょって思ってしまう」


小倉智昭さん 1月10日放送『とくダネ!』(フジテレビ系)より
「売られてしまった、そこに対するショックの方が強かったのかも」
※同番組の発言を取り上げたネットニュース記事は現在削除済み


坂上忍さん 1月10日放送『バイキング』(フジテレビ系)より
「こんなことが本当にあったとしたら、心情的にはまだどっちが本当か分からないにしても、山口さんが、それをウソつく必要があるのかどうかって考えた時に、ウソつく必要は別にないわけじゃないですか」


須田亜香里さん 1月13日放送『サンデージャポン』(TBS系)より
「帰宅時間を教えたメンバーがいたり、メンバーがアイドルとしての品格をちゃんと保ってさえいれば、ファンの方との距離感で帰宅時間を教えることはあり得なかった」
「いつになるかわからないけど、関わったメンバーは自分の気持でアイドルを続けるのか、もしかしたら卒業の道を選ぶのかな、そこは自分の気持なのかな」

弁護士・三輪記子さん 1月13日放送『アッコにおまかせ!』(TBS系)より
「(帰宅時間を教えたメンバーについて)刑事上は罪にならないが民事上ではプライバシー侵害で賠償請求できる可能性はある」


立川志らくさん 1月15日放送『ひるおび!』(TBS系)
「家に行けだとか場所を教えたってメンバーがいるんだったら、もう20歳を越えた成人ならば、法的な(責任は)ないとしても、道義的な責任はあるから、謝罪をさせるとか、解雇すべきではないですか」

「(関与した)その子たちを守っちゃいけない。その子たちも大人ならきっちり、家に行けなんてことはとんでもないことでしょ。被害者が一番怖い思いしてますから、彼女をどうやって守るか、どうやってケアするか。チームを守るよりか彼女を守ることが一番大事だと思います」


そんな中、冷静な大人もいました。いずれも元アイドルの方々です。


薬丸裕英さん 1月10日放送『バイキング』(フジテレビ系)より
「大人のサポートは絶対的に必要。本当に安全を担保されないならやるべきじゃない。それに彼女もかわいそうだと思うし、もしそういう疑いをかけられたメンバーがウソだとしたら、そのメンバーもかわいそう」


諸星和巳さん 1月11日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)より
「なにも言えませんね」
「この子のことも知らないですし、触った犯人も知らないしなんとも言えませんね」


 さすが、生涯アイドルで酸いも甘いも噛み分けたかーくん......!

 自分の真実にたどり着くためなら、どんな手段もいとわない人たちは、芸能人のみならず一般SNSユーザーにも溢れています。たとえ山口さん以外のメンバーに損害賠償請求の可能性をちらつかせたり、解雇の後押しをしたり、罵詈雑言を吐いても、正義に勝るものはないと信じて疑わない。正義感の強い方々が求める"真実"は、誰が何を言っても、もう動かしようがないのです。

 だってコナンくんも言っていますしね、「真実はいつもひとつ!」って。(文◎春山有子)

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