琴光喜逮捕は相撲協会の陰謀か!? プチ鹿島の世相コラム『余計な下世話!』連載21

東京ブレイキングニュース / 2013年12月10日 11時0分

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 先週、菊地成孔さんとのトークライブに出演してきた。コラム集『時事ネタ嫌い』を菊地さんが出版されたので、時事ネタ好きの私にゲストのお声がかかったのだ。

 テーマは「時事ネタで振り返る、2007年から2013年の大衆論」。

 まず話題になったのが「おすもうさん」。2007年から現在まではSNSが発達した時期にも重なる。誰もが気軽に意見を表明できる。そうなるとツッコミという断罪がエンドレスになる。

 潔癖症の時代に矢面に立たされたのがおすもうさん。あのファンタジー、グレーゾーンを受け入れることができるか、「じつは、こちら側の度量が試されているのではないか」という話になった。

 ただ、そうはいっても「相撲界なら何をやってもいいのか」というわけではない。

 あの頃相撲界を叩いた人の言い分に「まずいことがあったら隠ぺいする体質」という批判・疑惑があった。

 たとえば2007年の「時津風部屋 かわいがり暴行死事件」。

「時津風部屋 無断で火葬準備 遺族『隠ぺい』批判」(東京新聞・2007年9月27日 http://archive.is/lCy9X)

 この事件は怖い。「無断で火葬準備」も怖いが、遺族自らが「放っておいたらうやむやになる」と行政解剖を依頼してやっと愛知県警が動きだしたという「行間」が怖かった。

 さて、ここからは完全に私の下世話な妄想です。

 相撲部屋には有力なタニマチがたくさんいる。相撲協会自体も日本の権威、エスタブリッシュメントである。

 もしエスタブリッシュメント同士「ひと声でつながりあう関係」だったとしたら......。相撲協会は何かを隠ぺいするにはもってこいの体質にもなる。

「おすもうさん」個人はのん気でゆるやかでも、相撲協会には不気味で強大な力が漂う。

 そこへ先週飛び込んできた「琴光喜逮捕」のニュース。NHKから引用する。

《大相撲の元大関、琴光喜が名古屋市で経営する焼肉店で不法滞在の外国人を働かせていたとして、出入国管理法違反の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し、容疑を否認しているということです。》 (http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131204/k10013565661000.html)

 琴光喜は「知らないはずはない」と考えるのが普通だ。

 しかし気になるのは、琴光喜は貴闘力とともに2010年の野球賭博事件で追放された人物だということ。

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