『安堂ロイド』最終回視聴率12.6%...キムタクのTBSとフジ交互出演にそろそろ倦怠感?

東京ブレイキングニュース / 2013年12月17日 10時0分

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 賛否両論を呼んだSMAP・木村拓哉の主演ドラマ安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)最終回の視聴率は12.6%(※ビデオリサーチ調べ 関東地区)だった。

 一時はプロ野球の日本シリーズと被っていたとはいえ、最低視聴率10.3%を記録した。その後が不安だったがなんとか最悪の一桁は回避した。ドラマそのものは観るのも仕事なので致し方なく序盤だけ観たが、とても続けて観る気にはなれなかった。

 ドラマの出来に関しては酷評が多いが、あの分かりにくいストーリーで視聴率一桁にならなかったのは木村の力か。それでも一般世間はドラマを毎回楽しみにするような雰囲気にはならなかった。続きを観たくなるドラマではなかったということだ。

 初回視聴率19.2%が最高で20%超は一度もなく、全体回の平均視聴率は12.7%。もちろん木村主演ドラマではワーストワンとなった。これまでの最低は『月の恋人?Moon Lovers?』(2010年5月期フジテレビ系)で平均は16.8%というもの。この時の最高も初回視聴率22.4%で、しばらくは20%台は維持していたものの中盤で大きく13.4%まで落ち込んだ。それが3年前のことである。

 当時のキャスティングも今回の『安堂ロイド~』と雰囲気がよく似ている。ヒロイン役にひとりでも看板を張れる人気女優の篠原涼子。脇を固めるのも松田翔太、北川景子など主役級の豪華キャスティングだった。『安堂ロイド~』でも、柴咲コウに大島優子と人気も知名度も抜群な女優を両袖におき、さらに桐谷健太に桐谷美鈴、さらに本田翼といった勢いある若手を配置するなど、あくまでもキャスティングだけは抜かりがなかった。

 それでも数字に反映されないのがドラマなのだ。内容に無理があるとドラマや映画では評価はされない。だからこそ木村にはそろそろ殻を破ってほしい。次回作がこれほど楽しみな役者はほかにいないのだから。

 次回作が、巷で噂されているように過去の出演作の続編だとしたら、それが一番つまらない。それにいつまでも「憧れの的」を演じるのもどうかと思う。個人的には『PRICELESS〜あるわけねえだろ、んなもん〜』(フジテレビ系)のような壊したキャラでのコメディーか、年齢的にもコテコテの刑事モノが観たいところだ。

 今回はTBSだったので次回はフジテレビだと思うが、そろそろこのパターンも壊してみてはどうだろう。決まりきったようにルーティンに2局を交互に繰り返していることで、木村の人生に倦怠感が生まれてきている。それもよりによって民放でも視聴率が低迷している、この2局でわざわざ繰り返す必要もない。この既定路線は閉鎖的なイメージにも重なり新作への新鮮味も生まれにくく、木村にとっても良くないはず。

 そろそろキャスティングに頼らないドラマ制作が好調なテレビ朝日、ジャニーズドラマには定評がある日本テレビでの新たなる展開も期待したい。木村といえば、かつては国民的な刑事ドラマへのゲスト出演が大きな話題を呼んでいる。当時の大人気ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)で2度ほど犯人役を演じたのだ。

 木村も『安堂ロイド~』を選んだあたり、挑戦し続ける姿勢は失っていない。それなら、一度くらいは現在の国民的刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にも犯人役で出てもいいだろう。ただし、もの凄いカッコ悪い役を演じてほしい。そろそろ本気で「憧れの的」から脱しくれることを願っている。役者としての期待感は予想外の役柄からしか生まれてこないのだ。それをジャニーズの後輩に姿を持って示してほしい。

 しかし、影響力のある木村のこと。くれぐれも、それに憧れて犯罪が増えるなんてことにはならないでほしいものだが。

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「帰ってきたカルチャースタァ☆平本淳也」

Profile●ジャニーズ出身の実業家、作家、投資家。10歳でジャニーズ事務所から芸能界入り、30歳過ぎまでアイ ドルを続け、現在もテレビや雑誌で活躍を続けるなか、月間100万アクセスを獲るカリスマブロガーとしても知られる。22歳のときに物書きデビューして以 来、34冊の書籍を発表。http://ameblo.jp/junya-hiramoto/

Written by 平本淳也

Photo by 日曜劇場「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」公式サイト

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