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日本を代表するエンターテイナー SMAPはこんな苦労をしていた 4 森脱退の時はジャニ―・メリー姉弟は激怒 「ユーたちはジャニーズのドリフになりなさい」

TABLO / 2014年1月17日 10時0分

デビュー前から先頭に経ってSMAPを引っ張った森且行の脱退はニュースでも報じられたほど大きな衝撃を与えた。既に名前も人気も全国区だったため「脱退」の報告として記者会見まで開いたのも前代未聞である。その時はリーダー中居が森に付き添った形で「夢を応援」するという送り出しの格好をとったが、ジャニーさんもメリーさんも腸が煮えくり返っていたという。

 

印象的には美談にまとめていても、即刻「SMAPは最初から5人! 森? そんなメンバーいた?」とメディアには森が映っている映像や画像の使用を禁じた。これ以降からSMAPを知った人にとっては見事に「5人」が認識されるほど素晴らしい演出(!?)である。さすがメリーさん。

 

思えば、田原俊彦の独立時も腹ただしい思いをしたメリーさんではあるが、今では丸くなって優しい労いも囁かれるらしいが、僕らの時代はとてつもなく恐い存在だったので、それはタレントらにとっても同じでしょう。ジャニーさんはいいけどメリーさんに知られたら「マズイ!」なんていうことは多々あった。

 

前進のスケートボーイズから1年後に結成されてから下積み4年を経てようやくCDデビューするも前人の光GENJIの圧倒的な人気の影にファンからも邪魔扱いされることもあったSMAP。

 

その間、グループを引っ張って人気者にした立役者だった森は自らの夢を追って脱退。グループが好調しだしてから間もなくのアクシデントだった。

 

木村拓哉が栄え出るまでも相当の時間を要し、森と稲垣がツートップだったことさえ古過ぎて誰も知らない。今ではトップアイドルとして、またアーティストして最も頼られるメディアの王とも言える立場を担うまでの経緯は、ジャニーズのほかのアイドルと比べても決して平坦ではなかった。

 

「ユーたちはジャニーズのドリフになりなさい」というジャニーさんの予定通りの思惑が見事に当たってしまったことにも驚くが、何があっても解散しない体制を作った最大の功労者とも言える。

 

SMAPがなかったら後のTOKIOやV6、今のNEWSやKAT-TUNもとっくに解散という道に追いやられていただろう。

 

メンバー全員が主役を張れるグループが他にあるだろうか。あるとしてもKinKiKidsのふたりくらいだろう。SMAPのメンバーをジュニア時代から知る友人や知人から意見を聞いても「まさかねぇ、あいつらがねぇ」と口を揃えるが、それはあって当然の頷きに思えた。(平本淳也)

 

THE SMAP MAGAZINE (マガジンハウスムック) [ムック]

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