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楽しんごの暴力性癖はあの薬物投与が影響か...『ほぼ日刊 吉田豪』連載99

TABLO / 2013年12月24日 11時0分

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 楽しんごのいじめ告白本『泥だらけの制服』(11年/ワニブックス)読了。冒頭部分に「殴られたり、蹴られたりしました。カッターでくちびるを切られたり、ホッチキスで指を留められたこともありました。水をかけられたり、たばこの火を髪の毛や眉毛に押し付けられたりもしました。もっとひどいことをいっぱいされて、つらくて、つらくて、もう生きていくことに耐えられま せん。だから、僕は死ぬことにしました」という中学時代の遺書が載ってるんですが、いまとなっては彼の付き人による告発文にしか見えないから人生いろいろ。そんないじめの反動で彼が暴力的になったのかと思ってたんですけど、ゲイバーの同僚が牛丼屋でどうみても同じ量なのに「突然キレて、店員さんの胸ぐらをつかみ、やくざが乗り移ったかのように」「てめぇ、あたしのだけ肉が少ないじゃねぇか!!」と叫んだとき、ゲイバーのママに「あれは女性ホルモンを投与している副作用」「ホルモンバランスが乱れ、精神的に不安定になる人が多い」と言われたエピソードが出てきたことで、もしかしたら彼がキレやすいのも女性ホルモンを投与しているせいなのかもと思いました。あと、DSE制作でPRIDEの格闘家が大量に出演している映画『殴者』に彼が出演していたというエピソードに爆笑。この映画によって俳優に向いていないことに気付いたらしいけど、PRIDEファイターと同じぐらい『殴者』というフレーズが似合っているのは確実!

Written by 吉田豪

Photo by 泥だらけの制服

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