イザという時の強い味方! 「モーニングアフターピル」とは?

恋学 / 2014年8月25日 15時0分

「深い関係の彼だけど、子どもをつくることはまだ考えていない」というような場合でも、夜の行為が行われることはありますよね。

コンドームの破損や、毎日のピルの飲み忘れがあったとき。その他にも、例えば犯罪に巻き込まれてしまったなど、妊娠の可能性ある行為が行われてしまうこともあるかと思います。

そうしたイザという時に頼りになるのが、モーニングアフターピルです。

20140826

モーニングアフターピルって何?

モーニングアフターピルとは、アフターピルと呼ばれることもある「緊急避妊ピル」のことです。毎日飲む必要のある低用量ピルとは違い、モーニングアフターピルはあくまで緊急避妊のために用いられるもので、リスクある行為があった場合にのみ、なるべく早く飲むことが推奨されているものです。副作用も通常時のピルよりも強いですし、利用するのは本当に緊急の場合のみ。緊急避妊ピルがあるからといって無防備な性行為をする・させて欲しいと言ってくるような男性と関係を続けるのはオススメしません。

高確率で避妊できるとは言え、100%でもありません。

以前はヤツペ法と言って、妊娠の心配がある性行為から72時間以内に中用量ピルを2錠飲み、そのさらに12時間後にまた2錠飲むことによって高い避妊効果を出す、という方法が用いられていましたが、これは副作用がとても強く、先進国ではほとんど取り入れられていない方法でした。

そうした長らく女性にとって厳しい環境が続いていましたが、数年前にやっと、日本でもノルレボ錠の利用が認められるようになりました。

ノルレボ錠は副作用も少なく、服用も1回だけでよいので、より身体への負担なく、緊急避妊が行えるようになりました。避妊効果も以前のものよりも高くなっています。

モーニングアフターピルの値段と副作用

モーニングアフターピルのデメリットとして、残念ながら「高価である」ことがあげられます。ノルレボ錠は16000円程度かかります。ヤツペ法の場合は7000円程度ですが、避妊効果・身体への負担などを考えれば、高価でもノルレボ錠の方がオススメです。いずれにしても保険が適用されないため、このような高価なものとなってしまっているのですね。

副作用は、いずれの場合も嘔吐・頭痛などが代表的ですが、あらわれる強さは段違いです。ただし個人差がありますので、ノルレボ錠でもひどく感じられる場合もあるでしょうし、「全く感じられなかった」という人もいるでしょう。しかしながらどちらにせよ、人工妊娠中絶を行うよりは軽い負担であることは間違いありません。

なお、性犯罪被害に巻き込まれてしまった場合では、まずは警察に行けることが望ましいです。そうした場合では、モーニングアフターピル処方にかかる費用を出してもらうことが出来るようになっています。

モーニングアフターピルを処方してもらう際の注意点

ノルレボ錠の認可が非常に遅かった点を見ても、残念ながら、まだ日本では女性の生殖に関する権利への意識は非常に薄いです。犯罪被害にあって処方されに行ったのに医療者からお説教をされた……というような信じられないケースも多々耳にします。

また、モーニングアフターピルを処方してくれる病院であるか否かも、事前に調べておく必要があります。JFPA(一般社団法人日本家族計画協会)では、緊急避妊薬を処方してくれる全国の病院を検索できるページが作られていますので、そちらを利用するのが便利かもしれません。(※)

緊急避妊薬を利用しなければいけない事態というのは、性感染症のリスクもある行為であったということですし、利用しないですむことが一番です。けれど誰にでも、イザという時が来てしまう可能性はあります。

そうした時の対処法を知って、夜の行為をより安全に、安心して楽しめるようになりましょう。

※ 検索ページURL
http://www.jfpa-clinic.org/search/ec-search.php

恋学コラム

トピックスRSS

ランキング