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今日すぐにできる「乳がんセルフチェク」のすすめ

KOIGAKU / 2015年2月17日 7時0分

こんにちは、ライターの佐原です。

「ピンクリボン」を見かけたことがある方は多いかと思います。乳がんを啓発するためのシンボルですね。

30代から増加し、14人に1人は患うというデータもある乳がんは、早期発見・早期治療が大切なものです。

けれど乳がんは、自分やパートナーに発見されることが多いものとしても知られている疾患です。早期発見のために、自分でできることもまたあるのです。

そこで、今夜自分でもパートナーでもすぐにできる「乳がんセルフチェック」の方法を紹介してみたいと思います。

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乳がんセルフチェックのポイント

セルフチェックを行う際には、実施のポイントがあります。

時期と回数
セルフチェックは、生理の開始から10日程度以内に行うことが望ましいです。乳の状態をよく確認できる状態の時期だからです。

また回数は、最低でも月に1回は行うようにしましょう。

とはいえ、乳がんのセルフチェックは毎日行ってもよいものですので、入浴の機会などにチェックする癖をつけてみるのがよいかもしれません。

触る場所は正確に
乳がんのチェックといえば、胸のふくらみの部分だけを触ればよいようにイメージされることも多いかと思いますが、もう少し多い範囲の確認が必要です。

上は鎖骨、左右は脇の下のあたりまでを範囲にしてください。

不安なら病院へ!
セルフチェックの際に、不安や「変かも」と思われる部分があるようであれば、迷わず病院を受診するようにしましょう。乳腺外科がその専門となりますが、婦人科でもよいでしょう。

セルフチェックの際には、まずは鏡で全体を確認!

乳がんのチェックの際には、さわるだけでなく、目で見て確認してみることも大切です。

大きめの鏡などを使って、胸の全体が確認できるようにしましょう。

「乳首に爛れがないか」「胸に、ひきつれ・へこみ・盛り上がりなどがないか」「乳首にひきつれ・へこみなどがないか」が、チェックのポイントとなります。

バンザイの体制をしての正面と横向き、腕を元に戻しての正面と横向きでも確認して、前日までとの違いがないか否かも確認しましょう。

触って確認してみる

触ってみての確認の際には、指をそろえ、胸を軽く圧迫するようにしながら、まんべんなく触れるようにしましょう。右手で左の胸、左手で右の胸をチェックするようにします。

1、4本の指で、乳首を中心に円を描くようにして触っていきます。その後は胸の外側から乳首に向かって、同じく乳首を中心に円を描くように触っていきます。

2、胸の外側から内側に向かって、横向きに触っていきます。鎖骨の下あたりからふくらみの下部まで、もらさず触りましょう。

3、脇の下、また胸から肩につながるラインもチェックするようにします。リンパがありますので、注意深く触ってください。

4、乳首を軽くつまみ、分泌物が出てこないかチェックしましょう。何か分泌物が出てきたとしても、色が白であれば問題はありません。

 

しこりが発見されたとしても、多くの場合は良性であると言われていますので、あまり思い悩み過ぎてしまう必要はありません。けれど乳がんは、早期発見が非常に重要です。

早めに乳腺外科・婦人科などを受診できるようにしましょう。

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