気をつけるべきは乳がんだけじゃない 胸の病気を知ろう!
KOIGAKU / 2015年2月24日 2時19分
こんにちは、ライターの佐原です。
女性にとって、胸は特に大切な身体の一部であることが多いものです。しかし、男性よりも胸を大切にしている女性の方が、そこに病的なトラブルを抱えてしまうことも多くあります。
そこで今回は、乳がんをはじめ、胸の病気について代表的なものを紹介してみたいと思います。
代表的な胸の病気・1;乳がん
乳がんは、若い女性にも増加中の病気です。胸に小さいサイズのしこりができます。ほとんどの場合は、それに触っても痛みなど感じることはありませんので、初期に発見できても「まさか自分が」と見逃してしまいがちです。乳首から有色の分泌物が出てくることもあります。
見つけられる機会はやはり検診などが多いですが、セルフチェックやパートナーに気づいてもらったことがきっかけで早期発見できる場合もあります。
代表的な胸の病気・2;のう胞
腫瘍をさします。特に、胸の表面にできるツルンとした状態のしこりをさします。乳腺の一部にできることもあり、その場合は痛みを伴うこともあります。
これはそのまま放置しておいても問題のないことが多いのですが、注射器などを用いて中身を吸い出してしまうこともできますし、悪性のものでないかどうかは、医療従事者でなければ判断はできません。
代表的な胸の病気・3;乳腺症
乳腺症は、35歳以上、特に40代以降の、閉経前の女性がかかることの多い病気です。左右両方の胸にしこりができます。月経の前になるとその数が増えたり、大きくなったり、痛みを伴うようになったりします。乳首から分泌液が出るなどの乳がん様の症状が出ることもあります。
乳がんと似てはいますが、しっかりと検査を受け、がんでないことが判明すれば、特に治療の必要はありません。
代表的な胸の病気・4;乳腺繊維腺腫
これは胸のどこか一部に、ではなく、動くタイプのしこりができる病気です。またそのしこりの大きさも、ごく小さいあずき程度のサイズから、大きくなれば鶏の卵ほどになることもあります。20代などの若い女性がかかることの多い病気です。
しこり自体は良性ですので、小さいものであれば特に問題はありません。ただし非常に大きなサイズになることがありますので、そのような場合には手術で取り除いてしまうことが必要になってくるかもしれません。
代表的な胸の病気・5;乳腺炎
乳腺炎は、出産後の授乳中・授乳終了期の女性だけでなく、全ての女性がなる可能性のある病気です。
乳腺炎には2種類あります。1つ目は授乳中に乳汁の通りが悪くなったり詰まったりしてしまってなる「うっ滞性乳腺炎」です。こちらは授乳に縁のない女性であれば心配の必要はありません。
2つ目は「急性可能性乳腺炎」です。これは細菌が入り込んで化膿してしまうというものですので、授乳とは関係なくかかる可能性があります。こちらの場合は高熱が出ることが大半です。病院で抗生物質を処方してもらう必要があります。ひどくなった場合には、点滴・切開手術などが必要になってしまう場合もあります。
おわりに
胸の病気は、手術などが必要になった場合、物理的にだけでなく、精神的・社会的なダメージを感じてしまうことも多いものです。
ぜひ、パートナーにも理解を持ってもらえるようにして、備えておきたいですね。
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