“セルフタッチ”で男性の視線を釘付けにする!?

“セルフタッチ”とは自分で自分の体に触れることです。
実はコレ、とても強力な誘惑テクニックだといわれています。

セルフタッチを分かりやすく実戦している格好の例が、映画「七年目の浮気」のマリリン・モンローです。
映画を知らなくても、白いドレスが地下鉄の通気口からの風を受けてふんわりと持ち上がるシーンはご存知じゃないでしょうか？

セルフタッチは「触れてもいい」のサイン

地下鉄シーンの次に有名なのが、マリリンが階下の男に玄関ホールで出会うシーンなのですが、ここでセルフタッチが使われているんです。
……季節は夏、男は「自分の部屋にはエアコンがあるから涼んでいったらどうか」と彼女を誘う。マリリンはエアコンの風が気持ち良くて、自分で自分の首筋やうなじ、鎖骨、耳などに触れる。彼女の指先が肌を這うのを目で追いながら、男は口も聞けなくなる。……
さて、どうして喋れないのでしょう？
それは彼が、彼女の動きを見ながら、自分がその肌に触れている様子を想像しているからです！

というように、男性の前で自分の体に触れると、その男性の心に触れたいというサブリミナルなメッセージの種を植えつけることができます。
つまり
『わたしの触れているところに触れていいのよ』
という信号を出すってことなんです。

男性を釘付けにする３種のセルフタッチ

では普段の生活の中で、どのようにセルフタッチを行えばいいのか……？
カリスマ心理セラピストバーバラ・キースリングの著書より、『男性を釘付けにするセルフタッチ』をご紹介しましょう。

何かの飲み会に参加しているという設定で、親しくなりたい男性と楽しく話せている所だとイメージしてください。

①話している彼の目を見つめながら、右手の薬指で左の鎖骨をゆっくりと３回撫でます。撫でたら、しばらくそこに手を置いておきます。

②冗談好きの彼は人を笑わせるのが大好きです。彼が何か面白いことを言ったら、笑いながら軽く頭をのけぞらせ、手の先を顎の下に持っていきましょう。そしてゆっくりと、その手を喉の下の方へ、ブラウスの襟ぐりに向かって滑らせていきます。鎖骨の下あたりで手を止め、しばらくそのままに。自分が話す番になったら、手を胸から離します。

③彼が自分の詳しいスポーツや趣味について話しているとき……人差し指で下唇をゆっくり撫でながら、彼を見つめましょう。（これはひとつ間違うとやり過ぎになるので、”自然にさりげなく”を心がけて）

おわりに

いかがですか？
セルフタッチは1対1で向き合っているときが効果的ですが、遠く離れている場合でも、目と目が合った時に実戦すれば効き目があるといわれています。
たとえば会議室のテーブルをはさんで、たとえば廊下の向こうとこちらで……上手くいけば、大勢の人がその場にいようと関係なく、男性はその女性に釘付けになるとか。

ただし、自分が話をしているときにセルフタッチのテクニックを使うと自意識過剰と思われる可能性があるので注意してください。
緊張すると必死感が出て不自然に見えてしまう心配もありますので、飲み会やデートの前には、鏡の前で予行練習してみることをオススメします。

また、セルフタッチには、心理学的に心を鎮める効果があることも立証されています。心臓がバクバクするようなとき、顔を触ったり、手を揉んだりして自分を落ち着かせようとした経験が誰にもあると思います。
日頃からどこに触れれば気持ちが鎮まるかを知っておくためにも、セルフタッチの練習は役立ちます。

 

参考文献
「モテる女になるためのラブ・ルール」　
バーバラ・キースリング　　ソニー・マガジンズ

Photo by LoganArt