脱☆風俗嬢「私、ピンクのわらじを脱ぎました」

しゆりです。
突然ですが私、先日ピンサロ嬢をやめてきました。
今となってはフツーの看護師（兼フリーライター）です。
なーんてこと暴露したら、いつも読んでくださっている皆様からしてみれば、
「しゆりさんもう風俗やめちゃったんなら、もうエロいことあんまり書かなくなっちゃいそうだねー」
なんて残念な感じに思われちゃいそうですが、ああん、そこいら辺はノー☆プロブレムです！
私からエロスを取っちゃったら何も残らないんじゃないかってくらい、私の細胞はエロス満載ですから、これからも皆さんの期待に応えるべく、真面目時々エロス街道をアクセルべた踏みでカッ飛ばす所存ですのでちゃんとつかまってておくんなまし！（ドルン!!）

■理由

ピンサロのお仕事自体は本当に楽しくて、できることならまだ続けていたかった位です。
いつも言っていますが、私は「男性が性的な快楽を得ている姿を見るのがすき」なので、それが叶う場所としてはピンサロはもってこいのユートピアでした。

でも、私は「不特定多数の男性に身体を晒し、差し出すお仕事」というのは、女性のお財布にはいいかもしれませんが、身体にとってば決していいとは言えないと思っています。

マテリアルなお話にもなりますが、ピンサロのお客さんは時間内でなら女の子の身体をお触りすることができます。その行為の中で女性器に触れたり、いわゆる「指入れ」をすることも多いのですが、女性器というのは奥に子宮があるので、そこに何者かも知れない生の指が無造作にガチャガチャ入ってくるというのは、女性の身体のメカニズムとしてかなりリスキーなことです。

どんな菌が身体に忍び込んでくるか知れませんので、それを原因とした健康被害を考えれば、そんなにお金が大事かよ！って、改めて思いましたよね。（私はお金には困っていませんでしたが…。）
というわけで私はそのリスクも踏まえたうえで、2014年３月に２年間と決めて入店し、2016年３月に、ピッタリ２年でキッパリやめたというわけです。

■感想

ち…、（あ、やばい）男性器って本当に可愛いなって思いましたね。
時間いっぱい撫でまわして可愛がって、中の人（お客さん）を気持ちよくさせてあげて、綺麗にふきふきして、最後お見送りして、小さな達成感でいっぱいの時間を過ごすことができました。

こんなに楽しくてお金を頂けるだなんて本当にありがたいなあ、ピンサロ…っていつも思っていました。

私ったらお店の黒服さんたちのお尻を触りまくる逆セクハラもたくさんしちゃったんだけど、みんな怒らないでくれたし、体調がすぐれないときの当欠も快く了解してくれたし、どこをとっても本当にいいお店だったなあと感謝しています。

多分もうこのお仕事に戻ることはないですけど、人生で２回も風俗のお仕事をさせていただける機会に恵まれて私は幸せ者なんじゃないか？と天の声が申しております。
（幻聴じゃないです！）

■今後

そうですね、今後の私はこうやってツラツラとモノカキをしつつ、引き続き看護師として人の役に立てるようなポジションで尽力していけたらいいなと思っています。

精神科急性期病棟の特性上、今まで（暴言、暴力、その他精神的苦痛の数々…）色んな目にあってきましたけど、あれらは全て無駄ではなかったと思います。
結構きつかったですが、それを乗り越えてきた過去の自分を褒めてあげたいですね。ははは。

それから今後、裸になって殿方たちにあんなことやこんなことをすることはもうありませんが、まあ、皆さんも分かっていらっしゃるように、しゆりはピンサロ嬢をやめたからってブレませんし、これまでとなんら変わらず同じよーうにエロ賢く日々前進していくつもりでいます。

エロスは正義です。
三大欲求のバランスをきちんと保ってこそ、人間としての健康が保たれるのでございます！
食べて、眠って、セックスして、ココロも身体も健康を保っていきましょうね～！
（拍手喝采！）

■自分にしかできない生き方を

人生一度っきりですから、後悔しないようにできることは何でもやってみたいと思うんです。

私は小学生の頃から異性の身体にぶら下がっている「アレ」に興味津々でしたので、その情熱を看護師の自分や風俗嬢の自分の役割の中で発揮する（発揮？）機会に恵まれたという、これってすっごくラッキーなことだったんだよなーって思います。
といいますか、私はエロいことをやめる気は毛頭ないんで、今後どんな方法で男性とまぐわっていくかは、乞うご期待でございます?

written by しゆり

Photo by samuelreis