男性たちから「結婚したらもっとイイ女になるのに」と思われている女性

女性から見て「あの人、結婚してもいいと思うんだけど……」という独身女性は、男性の目にも「結婚したらもっとイイ女になるのに」と思われていたりします。

また、そういう女性は基本的に魅力的であり、周囲からは好感を持たれているでしょう。

特に、既婚男性や年長者など、物事を客観できる人からすれば、「結婚によってマイナス面を埋められるはず」と判断し、ひそかに期待していることが多いようです。

つまり、今ひとつ足りない、惜しい女性ほど結婚した方が良いということ。

今回は、そんな『結婚を期待されている、イイ女候補』を見ていきたいと思います。

自分にも他人にも厳しい女性

しっかり者の女性は、努力家で責任感もあります。自分に厳しく、だからこそ周りには「すごい」と思われるんですが、その厳しさを他人にも向ける女性がいます。

「私は苦労したけど、できたの。だからアナタも頑張るべきよ！」

「きっとできるわ！ 私にできたものが、アナタにできないはずがない」

……という具合に、すべてを自分が基準にしてしまうんですが、こういう女性に限って、レベルが高すぎるんですよね。

有能で上昇志向があるから苦労を苦労と思わないし、困難にも立ち向かっていけるんでしょう。けれど当然ながら、世の中の人すべてが何事にも強く立ち向かっていけるわけではありません……。

結婚とは、愛する人がどんな状況に陥っても受け入れ許すことです。どん底に落ちた時は励まし合い、協力して這い上がっていく必要があります。妻にはできても、夫にはできないことだってあるでしょう。

だからこそ、自他共に厳しい女性は、結婚を経験することで「厳しさに向かうスタンス」の幅が広がるはずなのです。周りの人は、家庭を持てば他人に寛容になれるのではないか……と期待するのです。

ムリな若作りをする女性

女性は大体、30歳を越える頃と40歳を越える頃に、服装や髪型、メイクを見直すことになります。それは、自分の好みはさておき、年を重ねると似合わなくなるものが出てくるため。年相応のオシャレを模索しなければならなくなるのです。

また、既婚女性は子どもを出産したり、義実家を行き来したりする中で、極端なオシャレを控えるようになります。乳幼児を抱えてはミニスカート・ピンヒールなんて履けませんし、どこの家でも姑や舅は派手な嫁を嫌うものです。

そんな風に、既婚者は自然と年相応の格好をするようになりますが、未婚のまま30代も半ばに突入したとか、独身でアラフォーを迎えたという女性は、自分のファッションを矯正するタイミングを見失いがちになるかもしれません。

気持ちは25歳のまま、実年齢に見合わない服装、メイクを続けてしまうことになるのです。

そうした女性を男性は若作りしていると感じますし、もともと美人で性格も良いとなると、「惜しいなあ！」を思うでしょう。

こういう場合、年相応の格好をしたら急にモテ始める可能性もありますから、結婚をするためにもイメチェンをはかった方が良いかもしれません。

職位が高すぎる女性

どんなに美人でもオシャレでも、偉すぎる女性に男性は引け目を感じてしまいます。大抵の男性は、自分よりも職位が高い女性を、「恋愛対象に見るなんて、畏れ多い」と感じていて、すでにそれなりの立場を確立しているキャリア男性は、「結婚してもう少し丸くなった方がいい」と感じるんだそうです。

部長や取締役まで上り詰めるということは、それだけ険しい道を歩み、努力を続けてきたということです。また、そうした堅さ・厳しさが職位の高い女性にはにじみ出ているのですが、それは男性的な魅力であり、女性らしさとは異なります。結婚によって雰囲気や物腰が柔らかくなると、女性としての魅力が増すでしょう。

自立して強い心を持ちながらも、女性としてのたおやかさ、慎み深さを漂わせるなら、もう完璧じゃないでしょうか！

そして、性別を問わず、職位が高い人ほど既婚者のほうが、周りからの好感度が高く、信頼されるともいいますし。

……結婚は女性にとって大きな喜びです。人生最大ともいわれる幸福を手に入れるだけでなく、自分の足りない部分を補えるとすれば、結婚しないほうが損でしょう。

 

Written by.岡崎咲

Photo by. ROBEphoto Photography