北朝鮮とロシアの「包括的戦略パートナーシップ条約」批准書交換…4日に効力発生
KOREA WAVE / 2024年12月5日 7時6分
【KOREA WAVE】北朝鮮とロシアは、今年6月に締結した「包括的な戦略的パートナー関係」に関する条約の批准書を相互に交換した。北朝鮮は5日、この新たな条約が4日、公式に効力を持ったと発表した。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は5日、「6月19日、北朝鮮とロシアの両国首脳が平壌で署名した『朝鮮民主主義人民共和国とロシア間の包括的な戦略的パートナー関係に関する条約』の批准書が、4日にモスクワで交換された」と報じた。また「この条約は『第22条』に基づき、批准書が交換された4日から効力を発生した」と伝えた。
同紙によると、北朝鮮のキム・ジョンギュ外務次官(ロシア担当)とロシアのルデンコ外務次官が批准書交換の議定書に署名したという。
これにより、2000年2月9日に締結された「友好・善隣および協力に関する条約」は効力を失ったと説明している。
同紙は、この条約に基づく「強固な関係」が「両国民の福祉を促進し、地域情勢を緩和させ、国際的な戦略的安定を担保する強力な安全保障装置として、支配や従属、覇権のない自主的で公正な多極化した世界秩序の樹立を加速する推進力となる」と強調した。
キム・ジョンウン(金正恩)総書記とプーチン大統領は、今年6月に平壌で新条約を締結し、11月にそれぞれこの条約に署名した。新条約には、軍事協力の幅を広げ、事実上「軍事同盟」の水準に両国関係を格上げする内容が含まれている。
この協定の第4条には、「いずれか一方が個別の国家または複数の国家から武力侵攻を受け戦争状態に陥った場合、もう一方は直ちに保有するすべての手段を用いて軍事的およびその他の支援を提供する」という内容が明記されている。北朝鮮によるロシアへの派兵や武器支援も、この条約の履行の一環とみられる。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
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