韓国、今年を振り返る検索トレンド、「戒厳令」が既に2位ランクイン
KOREA WAVE / 2024年12月13日 8時30分
【KOREA WAVE】韓国でGoogleの「2024年検索トレンド」は「オリンピック/パラリンピック」が1位、そして3日夜に発令された「戒厳令」が2位にランクインした。
Googleは10日、「検索ワードで振り返る2024年」リストを発表した。このリストは、2024年に国内外のユーザーがGoogleで前年に比べ特に注目した検索ワードを基準に選定された。これは絶対的な検索量ではなく、前年からの増加率と注目度が高かった検索ワードを指す。
2024年のリストには「K-コンテンツ」「K-POPソング」「レシピ」「書籍」「映画」「スポーツマッチ」「AIツール」など、計9カテゴリーの上位10個の検索ワードが明らかにされた。特に、グローバル検索トレンドの2つのカテゴリーで韓国関連ワードがランクインし、K-コンテンツとK-POPの世界的な影響力を示した。
音楽部門では、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズの「APT.」が国内1位を記録。グローバルでは2位にランクインした。K-POPに対する関心の高さを改めて実感させた。国内K-POPランキングでは「夜ようかん」が2位。aespa、QWER、ILLITなど、アイドルグループの楽曲が大半を占めた。
グローバルTVシリーズ部門では、韓国ドラマ「涙の女王」と「私の夫と結婚して」がランクインし、K-コンテンツの人気も確認された。特に「涙の女王」は国内K-コンテンツランキングでも1位を記録し、韓国で愛される作品が世界的にも注目されていることを証明した。国内では、料理バラエティやロマンチックコメディなど、多様なジャンルのTVシリーズが登場し、K-コンテンツのジャンル的多様性を示した。
グローバル総合検索部門では「コパ・アメリカ」「UEFAチャンピオンズリーグ」「ICC T20ワールドカップ」がそれぞれ1~3位を占め、海外では依然としてスポーツへの関心が高いことが分かった。韓国国内では「オリンピック/パラリンピック」が1位、「戒厳令」が2位、「住宅申し込み」が3位にランクインした。
グローバル人物検索部門では、米大統領選の影響で「ドナルド・トランプ」が1位、「カマラ・ハリス」が3位、「ジョー・バイデン」が5位を記録した。また、2位には英国王室の「ウェールズ公妃キャサリン」がランクインした。韓国国内の人物検索では、エンターテインメント界の人物としてミン・ヒジン、チョン・ウソン、キム・スミらが上位に入り、さらに韓国人として初めてノーベル文学賞を受賞した作家ハン・ガンが4位に名前を連ねた。また、子どもたちに人気の妖精キャラクター「ティニピン」も人物部門で9位となり注目を集めた。
映画部門では国内外で多様なジャンルの作品が注目を浴び、国内リストに上がった10作品中6作品が韓国映画だった。特に、今年最大のヒット作とされるサスペンススリラー「破墓(パミョ)」は、ディズニーピクサーの代表作「インサイド・ヘッド2」を抑え、国内1位を記録した。
今年の書籍部門では、小説、料理レシピ本、SFなど多様なジャンルがランクインし、ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンの「菜食主義者」が1位を記録した。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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